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日本人には良い油=オメガ3脂肪酸が足りていない!?

Fish oil

by Aardvark Ethel(画像:Creative Commons)




日本人には良い油=“フィッシュオイル”が足りていない!?

(2011/7/12、独女通信)

大塚製薬株式会社が、日米の30~50代男女各150名に実施した「日常の食生活と健康に対する意識調査」によると、“魚大国”といわれる日本でも毎日魚を食べる人はわずか2.7%しかおらず、アメリカ(1.7%)とあまり差がないことが明らかになった。

また、日ごろから “油(脂質・脂肪酸)”は「肉類」から摂取している日本人は59.7%と多く、魚の摂食頻度から見ても、魚の油から得られ、身体に良いと言われる油の一つ(ω-3系脂肪酸(以下、「オメガ3」))が不足がちであるということも分かった。

日本で魚を食べる人は多いというイメージがありましたが、調査によると、毎日魚を食べる人は2.7%しかいないそうで、アメリカとあまり変わらないそうです。

また、オメガ3脂肪酸が不足しているということもわかったそうです。

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アンチエイジングの専門家である順天堂大学大学院 加齢制御医学講座教授 白澤卓二先は、日本人の魚離れを心配する。

「ひとくちに“油”といっても、実は身体にとって悪い油と、なくてはならない良い油があります。

特に積極的に摂取してほしい『オメガ3』という種類の油には、脳細胞の機能を改善し認知症を予防したり、血液を固まりにくくして血栓を予防したり、中性脂肪を減らす効果が期待できます。

この『オメガ3』は、特に魚の油(フィッシュオイル)に多く含まれていますが、最近の日本人は魚があまり好きでなかったり、食べる頻度が少なかったりと、1日に必要な量のフィッシュオイルを摂れていないようですので、日本でも魚の摂取を見直す必要があります」。

オメガ3脂肪酸は積極的にとっていきたい油ですが、最近の日本人は魚を食べる頻度が少なくなっていることで、一日に必要な料のオメガ3脂肪酸の摂取はできていないです。

予防医学の発達しているアメリカでは、日ごろから健康維持に対する関心が高く、足りない栄養素を補給するために、サプリメントが普及している。

今回の調査でも6割以上が足りない栄養素をサプリメントで補給していることが分かった。

「アメリカではフィッシュオイルやマルチビタミンが多く飲まれています。魚不足の対処として、日本でも今後このようなサプリメントが普及していくと思われます」と、白澤先生は話す。

アメリカでは、オメガ3脂肪酸が含まれているサプリメントは一般的なイメージがあります。

魚などでオメガ3脂肪酸をうまく取りたいところですが、どうしても苦手な方は、サプリメントなどをうまく活用していきたいところです。

 

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脳梗塞のため血栓を取り除く手術をした男性は目が覚めると視力が回復していた

Blinded By The Light - NYC

by Phil Dolby(画像:Creative Commons)




脳梗塞から目が覚めると、視力が回復していた…イギリス男性

(2009/9/6、らばQ)

イギリス中央部、ルートランドに住むマルコム・ダービーさん70歳は、去年脳梗塞を起こしました。

その後血栓を取り除く手術を受けたのですが、手術から目覚めると、目が良く見えるようになっていたのです。

<中略>

一時は麻痺により口も利けなくなりましたが、今は話すことはできるそうです。

ただし、それまで話せていたフランス語は全く出てこなくなったと伝えています。

脳梗塞を起こした男性が、血栓を取り除く手術を行い、目が覚めると、視力が回復していたそうです。

ただ、それまで話すことができていたフランス語は話すことができなくなったそうです。

人体の神秘・脳の神秘を感じるエピソードです。







なぜ喫煙によって虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)リスクが上がってしまうのか?

Smoking

by Ricardo Liberato(画像:Creative Commons)




【目次】

■喫煙は虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の一つ

続・高血圧と脳・心臓病50話:第43話 喫煙と心臓病

(2009/1/21、毎日新聞)

喫煙は、糖尿病・高血圧・脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞<こうそく>)の4大危険因子の一つです。

喫煙は、糖尿病高血圧脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の1つなのだそうです。

■なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのか?

なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのでしょうか。

喫煙によって、直接血管の壁が傷害され動脈硬化が促進されます。

それだけでなく、喫煙は、血清脂質に悪影響を及ぼし、善玉のHDLコレステロールを減少させ、悪玉のLDLコレステロールを増加させたり、ニコチンを介して血圧上昇させたりすることによって動脈硬化促進を助長させます。

また、フィブリノーゲンなどの凝固因子を増加させ、血小板の粘着及び凝集を高め血栓が形成されやすい(血が固まりやすい)状態となり、血管も収縮しやすくなるので、心筋梗塞の引き金となります。

血管がぼろぼろになる、血液がどろどろになるというのは、決して食事や運動などだけの問題ではないのです。

喫煙が健康への影響について記事の中から簡単にまとめてみました。

■喫煙によってどれくらい虚血性心疾患のリスクは上昇するのか?

では、喫煙によってどれほど虚血性心疾患のリスクは上昇するのでしょうか。

厚労省研究班による研究によりますと、喫煙により虚血性心疾患のリスクが男女ともに約3倍になり、心筋梗塞に限った場合、男性では約4倍のリスクになることがわかりました。

また、心筋梗塞のリスクを1日の喫煙本数別に解析したところ、1~14本で3・2倍、15~34本で3・6倍、35本以上で4・4倍と、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかりました。

逆に、禁煙により2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが明らかに低下することがわかりました。

喫煙により虚血性心疾患のリスクは約3倍になるそうです。

また、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかったそうです。

逆に、禁煙すると、2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが低下したそうです。

■まとめ

たばこを吸わないということは、がんの予防だけでなく、虚血性心疾患の予防にもつながりそうです。