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糖尿病と高脂血症(脂質異常症)

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by Mario Mancuso(画像:Creative Commons)

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糖尿病の方は、動脈硬化が起こりやすく、その大きな原因となるのが脂質異常症(高脂血症)なのだそうです。

続・糖尿病50話:第34話 高脂血症

(2008/11/25、毎日新聞)

このような糖尿病患者における脂質異常症は、狭心症、心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患や脳梗塞の強いリスクとなりますので、厳重なコントロールが必要です。

糖尿病に対する食事療法と運動療法によって、血糖値を低下させると、これらの脂質異常症はある程度まで改善します。

すなわち、中性脂肪やLDLコレステロールは低下し、HDLコレステロールは上昇します。

糖尿病の合併症を予防するためには、血糖値の低下だけでなく、脂質異常症も併せて、食事療法運動療法によって治療する必要があるようです。

記事の中では、このようにアドバイスされています。

かかりつけの医師に、血糖値やHbA1cの値だけでなく、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(空腹時)の値も聞くように心がけましょう。

糖尿病の予防や糖尿病の合併症を予防するには、血糖値など部分、部分を見るのではなく、トータルでみていく必要があるようです。







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糖尿病の人も食べられる!砂糖を使わないチョコ 調剤薬局や病院で販売

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■糖尿病の人も食べられる!砂糖を使わないチョコ 調剤薬局や病院で販売

Chocolat de Bonnat. The heart of a bar.

by Everjean(画像:Creative Commons)

砂糖使わず本格チョコ 調剤薬局や病院で販売

(2016/2/8、産経新聞)

マザーレンカ(東京)は、高級なカカオ豆と、砂糖の代わりに血糖値が上昇しにくいとされる甘味料を使った、健康に配慮した本格チョコレートを販売している。

砂糖の代わりに血糖値が上昇しにくいとされる甘味料を使ったチョコレートが調剤薬局や病院で販売されているそうです。

売り場で糖尿病患者や家族から「本格的なチョコを食べられなくて悲しい思いをしていた」と聞かされ、「チョコを食べられなくてストレスを感じている人に知ってもらいたい」と販売先の変更を決意。

糖尿病患者の食事は制限されていて、そのことが患者のストレスになっていると考えられます。

糖尿病患者は世界中で増えているので、今後こうした需要はますます増えていくのではないでしょうか。

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DoseDr|糖尿病患者を支援するiOSアプリ

dosedr

参考画像:DoseDr|スクリーンショット

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■DoseDr|糖尿病患者を支援するiOSアプリ

Here are the 59 startups that demoed at Y Combinator Winter ’16 Demo Day 2

(2016/3/23、TechCrunch)

When people inject insulin incorrectly, it can lead to complications and hospitalizations. With DoseDr, people with diabetes can use the mobile app to enter their blood sugar level to learn exactly just how much insulin to take. Earlier this year, DoseDr started a pilot program with five clinics and 50 high-risk patients. In the first month of the program, DoseDr was able to bring 93% of patients into the safe range.

DoseDrは、糖尿病患者を支援するiOSアプリです。

→ DoseDrを App Store で チェック

インスリンを間違って注射をすると、合併症や入院につながります。

DoseDrを使うことによって、モバイルアプリに血糖値を入力すれば、どれくらいのインスリンを投与すべきかを教えてくれるそうです。

今年の初めに、5か所のクリニックと高リスク患者50人によるパイロットプログラムが開始され、プログラムの最初の月では、93%の患者を安全な範囲にもたらすことができたそうです。

DoseDrは、患者がどこにいても簡単に糖尿病治療を管理できるアプリ「MYDIABETIZER」に似たアプリといえそうです。




■まとめ

おそらく糖尿病治療に関しては現在は移行期なのではないでしょうか。

将来的には、血糖値に合わせて自動的にインスリンを投与する仕組みとなっていくことだろうと思います。

以前、生体工学で健康管理|緑内障を調べるスマ―ト・コンタクトレンズという記事で、定期的にインシュリンを注射しなければならない糖尿病患者の皮膚に超薄型で伸縮自在の電子装置を貼り付け、自動的に注射できるような仕組みというアイデアを考えてみましたが、糖尿病治療用「スマート・インスリンパッチ」が開発されるによれば、それが糖尿病患者に適量のインスリンを自動的に投与できるパッチ状の治療器具となってすでに形となっており、実験動物を用いた前臨床試験に合格したそうです。

糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないようですが、今回のスマート・インスリンパッチであれば、インスリン治療の治療継続ストレスから解放されることにより、糖尿病治療が楽になっていきそうです。

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インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」40歳以上で17%|健保連調査

First Baptist Church 947

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

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■健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」40歳以上で17%|健保連調査

健診「合格」40歳以上は17%…健保連調査

(2016/7/6、読売新聞)

40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目が全て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合会(健保連)の調査でわかった。

健康保険組合連合会(健保連)の調査によれば、40歳以上のサラリーマンで、健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」だった人は17%にすぎなかったそうです。

 血圧

高血圧を放っておくと、動脈硬化によって、脳卒中心筋梗塞慢性腎臓病(CKD)糖尿病腎症など様々な病気の原因となります。

 脂質代謝

これらの数値が悪化すると、血管内の炎症が起こりやすくなり、動脈硬化などのリスクが高まります。

動脈硬化が進んでいるかどうかの目安として、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率「LH比」と呼ばれる新しい指標が注目されています。

→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら

 糖代謝

これらの数値が悪化すると、糖尿病が進み、合併症である心筋梗塞脳梗塞糖尿病網膜症糖尿病性腎症糖尿病性神経障害などのリスクが高まります。

→ 糖尿病の診断基準|血糖値・HbA1c(ヘモグロビンA1c) について詳しくはこちら

 肝機能

これらの数値が悪化すると、肝機能が悪化し、急性肝炎・慢性肝炎肝硬変などの肝臓の病気(肝臓病)のリスクが高まります。

→ 肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP について詳しくはこちら

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座る時間を1日90分短くすることで、糖尿病を防げるかもしれない!?|英レスター大学

Sofa

by Incase(画像:Creative Commons)

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■座る時間を1日90分短くすることで、糖尿病を防げるかもしれない!?

Sitting Less And Moving About More Could Be More Important Than Vigorous Exercise To Reduce Your Risk Of Type 2 Diabetes

(2013/2/28、Leicestershire Diabetes)

New research led at the University of Leicester reveals that individuals at high risk of developing type 2 diabetes would benefit from being told to sit less and move around more often- rather than simply exercising regularly. The experts suggest that reducing sitting time by 90 minutes in total per day could lead to important health benefits.

【オフィスワーカーは要注意!】座っている時間が長い人は糖尿病リスクが高いことが判明:英研究

(2013/3/1、IRORIO)

英・レスター大学の研究者が、糖尿病と生活習慣の関連性について調査をしたところ、適切な運動量をこなしていると申告した人よりも、立っている時間が長いと申告した人の方が、血糖値やコレステロールなど糖尿病の原因となるものの値が低いということがわかった。

<中略>

レスター大学の研究者は、「糖尿病のリスクを患っている人は、座っている時間を1日90分短くすることで、糖尿病を防ぐことができるかもしれない」としている。

長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいでも紹介しましたが、長時間座る習慣を続けていると、血圧や血糖値の数値が悪くなったり、ウエストが太くなったり、肥満糖尿病、心臓病、ガンなどのリスクが高まるといわれています。

レスター大学の研究者によれば、座っている時間を1日90分短くする=立って過ごす時間を90分増やすことによって糖尿病を防ぐことができるかもしれないそうです。

経営者の方は、従業員の方の健康のためにも、ぜひ立って過ごすオフィスづくりをしてみてはいかがでしょうか?(例:会議室には椅子を置かない)

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血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

公開日時: 2013年7月1日 @ 12:00