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■スポーツビジョントレーニングの健康効果とは
「スポーツビジョントレーニング」って何だ?
(2009/1/27、ゲンダイネット)
記事によると、スポーツビジョントレーニングがプロ野球選手の間で注目されているそうです。
イチロー選手や阪神・金本選手、新井選手も取り入れているのだとか。
スポーツビジョントレーニングとは一体何なのでしょうか。
スポーツビジョントレーニングとは、動体視力や瞬間視力など目力を鍛えるトレーニングのことなのだそうです。
ところで、動体視力など目力をよくすることが、どのように野球に役立つのでしょうか。
しかし、動体視力が良くなれば打撃力も向上するのか。
「もちろんです」と言うのは、スポーツビジョンの専門家の篠田秀美氏(心理学博士、ヒデミック学習ビジョン研究所代表)だ。
「ボールがよく見えるようになれば、内外高低の見極めもよくなる。
打率が上がるのは当然です。
イチローなど優れた動体視力を持つアスリートはボールを目で追う作業が非常に楽に行えます。
目でボールを見て脳で認知して神経系に伝達し、筋肉で表現するまでの時間も短くてすむから、次の展開(例えば変化球の曲がり具合等)を考える余裕ができるのです」
視覚機能とは、止まっている目標物を見る「静止視力」、
目標物との距離感を見極める「深視力」、
一瞬で多くの情報を映像化して認識する「瞬間視力」、
動いている目標物を見る「動体視力」など8項目に分類される。
眼球を支える6つの筋肉が左右バランスよく動けば、向かってくるボールの速さ、軌道、距離感などを瞬時に判断でき、思うようにバットコントロールができるわけだ。
ところが、目には先天的な個性や後天的な生活習慣(若年層はゲームやパソコンなど平面画面の凝視なども影響)が原因で筋肉が硬直することがある。
特定の方向を見る時に筋肉が突っ張って視野が狭くなったり、死角が生まれたりすれば、苦手コースの克服は困難だ。
つまり、記事によると、眼球を支える筋肉がバランスよく動けば、ボールの速さ、軌道などを瞬時に判断できるようになるということのようです。
しかし、目には先天的要因・後天的要因で目の筋肉が硬直してしまうことがあり、そのことで、視野が狭くなったりすることで苦手コースが生まれてしまうことがあるようです。
このスポーツビジョントレーニングを行なえば、苦手コース克服にもつながり、バッティングの向上につながりそうです。
しかし、このスポーツビジョントレーニングで動体視力を鍛えることは一般の人にも有効なのだとか。
「最近は企業研修も行っていて、集中力や事務処理能力がアップしたという感想を頂いています。
目は脳の突出した一部。
現代人は長時間のパソコン作業を強いられる。
目の筋肉が硬くなって血管が細くなり、血の巡りが悪い。
トレーニングで目の筋肉をほぐせば自然と血流はよくなります。
すると脳の血の巡りもよくなり、ホルモンのバランスもよくなる。
体の免疫力も高まる。
肌の調子もよくなる」(篠田氏)そうだ。
トレーニングをすることで、目の筋肉をほぐし、血流がよくなると、脳の血のめぐりも良くなるなど様々な効果が期待できそうです。
目の筋肉を鍛えることが今後注目されそうです。
【追記(2017/10/19)】
村田、王座奪取へ視界良好!集中力高めるビジョントレーニング効果だ
(2017/10/19、スポニチアネックス)
目に関連してビジョントレーニングの質問が出ると、「あれは視力ではなく目の動き方」と指摘した上で「緊張しているかしていないか判断できるようになった。やってから調子がいい」と別の効果を上げた。
WBA世界ミドル級のチャンピオンを目指す村田諒太さんはビジョントレーニングを2年前から始めているそうで、左の視力が1.0→2.0まで上がったことについては「コメントに困る」としたものの、緊張度の判断材料になっているそうです。
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