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怖い映画(ホラー)やテレビを好きな人はエッチ!?

【目次】

■怖い映画(ホラー)やテレビを好きな人はエッチ!?

Romantic Movie

by b_earth_photos(画像:Creative Commons)

(2014/2/18、DJあおいのお手をはいしゃく)

怖い映画やテレビを観たときの恐怖心を処理する脳の部分と性的興奮を処理する脳の部分は同じなので怖い映画やテレビを好む人はドスケベだと聞いたことがあります

この話は面白い話ですが、残念ながら参考文献として本が紹介されていなかったので、「そうらしいよ」ぐらいにとどめておく必要がありそうです。

ただ、気になったので、少し調べてみたいと思います。

恐怖を感じる脳の部位は、「扁桃体」と呼ばれる部分のようです。

【参考記事】

扁桃体の損傷により「恐怖」を感じることができない女性

(2010/12/25、GIGAZINE)

脳の側頭葉内側の奥にあるアーモンド形の神経細胞の集まり「扁桃体(へんとうたい)」。この扁桃体が機能しなくなると、人間は恐怖を感じることができなくなり、向こう見ずな行動をとってしまうようになる可能性があるそうです。

扁桃体と「恐怖」の関係はこれまでにすでに動物を使った実験により示唆されていたのですが、人間も扁桃体を損傷すると恐怖を感じなくなるということが、アイオワ大学の研究により初めて実証されました。

 

性欲を感じるのは、「視床下部」です。

男性の脳の性欲中枢「視床下部」の大きさはなんと女性の2倍!

(2013/8/6、マイナビウーマン)

人間の脳の中で本能行動をつかさどっているのは、「視床下部」という部分です。大きさにすると、一辺がおよそ1センチ。この中に性欲をつかさどる中枢が存在します。まず、男性と女性で異なるのは、その大きさ。なんと、男性の性欲中枢は、女性の2倍の大きさがあるのです。このため、「男性の方が、より性欲中枢の影響を受けやすい」と言われています。

「扁桃体」と「視床下部」は大脳辺縁系に含まれているそうです。

【参考ページ】

大脳辺縁系とは、 ざっくりいうと、海馬や扁桃体、視床下部などが属していて、本能行動や情動に重要な役割を担っています。

海馬:記憶の形成や保持の働き

扁桃体:情動・感情のコントロール

視床下部:自律神経の調節、食欲・性欲・睡眠に関わる


■まとめ

今回の元記事につながる情報は得られませんでしたが、恐怖心を感じる扁桃体と性欲に関わる視床下部は同じ大脳辺縁系に属しており、そこに何らかのつながりがありそうですね。

男女の脳から紐解く恋愛と食事の深い関係によれば、女性と男性とでは、脳の性欲を司る部位が男女によって異なるそうです。

●女性脳

  • 性欲を司る第2性欲中枢が満腹中枢の隣に位置しているため、満腹になると第2性欲中枢が刺激を受け性欲が高まる。
  • 失恋した女性がやけ食いに走るのは性欲を食欲で満たそうとするから。

●男性脳

  • 性欲を司る第2性欲中枢が摂食中枢の隣に位置しているため、お腹が空くと性欲が高まる。

P.S.
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ブドウ糖とインスリンが脳に満腹感をもたらす仕組みの一部が解明|自治医科大

pizza satiety

by Karen Green(画像:Creative Commons)




「満腹感」詳細な解明に期待=脳中枢にブドウ糖など影響―自治医科大

(2012/3/24、時事通信)

ごはんやパンなどの炭水化物を食べたとき、血液中で増えたブドウ糖とインスリンが脳に満腹感をもたらす仕組みの一部が解明された。

自治医科大の矢田俊彦教授(生理学)とモンゴル人の同大学院生ダラムバザー・ガンツルガさんらが24日、米科学誌バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ電子版に発表した。

今後、たんぱく質のアミノ酸や脂質が満腹感にどう影響するかや、食事を取るタイミングによる満腹感の違いも明らかになれば、過食などの摂食障害や糖尿病の原因になる肥満をより効果的に治療できるという。

自治医科大の矢田俊彦教授とモンゴル人の同大学院生ダラムバザー・ガンツルガさんらによれば、ごはんやパンなどの炭水化物を食べたとき、血液中で増えたブドウ糖とインスリンが脳に満腹感をもたらす仕組みの一部が解明されたそうです。

食欲中枢である脳の視床下部の「室傍核」では、食事を取ると「ネスファチン」と呼ばれるたんぱく質が増えて満腹感が生じることが知られていた。

しかし、具体的な仕組みは不明だった。

矢田教授らはマウスの室傍核から脳神経細胞を取り出し、ネスファチンを持つ細胞を特定。

高濃度のブドウ糖とインスリンに反応して活性化することを発見した。

食事は体内時計や自律神経機能、ストレス、うつに影響を及ぼすが、室傍核のネスファチンはこれらの脳機能にも関与する。

ネスファチンの調節の仕組みが詳細に解明されれば、うつなどの治療にも役立つ可能性があるという。

今回の研究は、満腹感をもたらす仕組みの解明だけでなく、うつ病の治療にも役立つ可能性があるそうです。







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