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平日の睡眠時間が6時間以下だと、週末に寝だめをしても認知能力を回復できない

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Sleep, interrupted.  #Barcelona

by Christopher Michel(画像:Creative Commons)

平日の睡眠時間が6時間以下だと、週末に寝だめをしても認知能力を回復できないことが明らかに

(2011/6/15、GIGAZINE)

平日の睡眠時間が1晩あたり6時間以下の場合、週末に10時間ほど眠っても認知能力の回復は難しかったとのこと。認知能力が低下してしまうと当然ながら仕事の効率も落ちるため、平日にもなるべく睡眠時間を確保した方がよいということのようです。

週末の寝だめの有効性についての研究結果は以下から。

Weekend lie-in doesn’t make up for lack of sleep during week | Mail Online

『寝だめ』は、眠気を解消する効果はあるものの、睡眠不足が原因の認知機能の能率低下を改善する効果はなかったそうです。

また、今回の研究によれば、男女で睡眠の傾向に差が見られたそうです。

男女では睡眠の傾向に差が見られ、女性の方が男性よりも深い睡眠を取ることによって、認知能力の低下を防ぐ効果が強く見られたとのこと。

そのため、深い睡眠を多く取ることのできた女性は、平日に蓄積された睡眠不足による悪影響をうまくかわすことができるとも言えそうです。

また、週末に長時間寝た際の認知能力の回復度合いも、女性の方がより高かったそうです。

女性のほうが男性よりも深い睡眠をとることで認知能力の低下を防ぐことができたそうです。

ビジネスマンにとっても、そして美しくなりたい人にとっても、睡眠は欠かせません!

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また、睡眠不足は太る原因になったり、生活習慣病メタボ高血圧・アルツハイマーなどの病気の原因になると考えられています。

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質の良い睡眠をとって、健康になりましょう。

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P.S.
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運動や食事にアルツハイマー発症リスクを低下させる効果があるという十分な根拠はない-研究結果




地中海式ダイエット、認知能力の低下抑制効果の根拠薄い-研究結果

(2010/6/15、Bloomberg)

運動や地中海式の食生活で物忘れのペースが遅くなったり、アルツハイマー発症のリスクが低下したりすることはなさそうだ。

研究結果の分析で明らかになった。

275件の研究結果を基にデータを分析したところ、運動や食事にリスク軽減の効果があると考える根拠は弱かった。

アルツハイマー病のリスクを低下させるため生活習慣の変更を政府が推奨するのに十分な証拠はなかったと米国立衛生研究所(NIH)の諮問委員会が発表した。

同委員会の見解は認知能力低下に関する研究の分析結果とともに14日、学術誌アナルズ・オブ・インターナル・メディスンに掲載された。

米国立衛生研究所(NIH)の諮問委員会によれば、運動や食事によって、アルツハイマー病のリスクが低下する効果があるという十分な根拠はないようです。

ただ、運動と身体に良い食事をすることを否定している記事ではなく、認知能力低下に役立つと言える情報が十分ではないとのことです。