> 健康・美容チェック > 足が痛い > 足からわかる病気|巻き爪(陥入爪)・むくみ・閉塞性動脈硬化症|駆け込みドクター
2015年9月6日放送の駆け込みドクター!のテーマは「足からわかる病気SP」です。
■1日5000歩以上歩くと認知症にならない
by Janis Petranis(画像:Creative Commons)
東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利・医学博士によれば、10年以上で延べ5万人分の高齢者の活動データを集計したところ、一日5000歩以上歩くと認知症になりにくいそうです。
うつ病性仮性認知症|たけしのみんなの家庭の医学 9月1日によれば、週1回90分の運動プログラムを10か月間参加したグループでは、認知機能や言語機能が維持されており、また脳の特定部位の萎縮傾向がなかったそうです。
→ 認知症の症状|認知症予防に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら
□足のむくみ解明…むくみに効く食材
●ひざ下が150cc以上むくむ人は要注意!
足がむくむと、歩くのがつらいだけでなく、ひどい場合は、腎臓、心臓、肝臓の機能が低下している可能性がある
●注意したいむくみの基準
- 靴がきつくなって、入らなくなることがある。
- 靴下の跡がつきやすい。
- 脛(すね)を親指で押すと、元に戻りにくい。
また、むくみは放っておくと、下肢静脈瘤になる可能性もあるようです。
●むくみの原因となる習慣
- 座りっぱなし、立ちっぱなし、運動不足
- 飲酒
- 塩分の過剰摂取
●むくみ解消に良い食べ物
→むくみ解消方法(食べ物・ツボ・マッサージ)|手と足のむくみの原因
●カリウム
カリウムは、血圧のコントロールを助けたり、老廃物の排出を助け、むくみを改善する働きがあります。
ほうれん草やバナナ、アボカド、ジャガイモなど
最近注目された人気の食べ物・飲み物であるココナッツウォーターやアサイーボウル、デトックスウォーター、ベリー系にはカリウム等のミネラルが豊富に含まれています。
番組で紹介された以外にむくみによい栄養素をご紹介します。
●アルギニン(アミノ酸)
アミノ酸ダイエットによれば、血管拡張作用があり、血液の流れをよくしてくれるアルギニンは、体内の余分な水分の排出を促すアミノ酸。気になるむくみをとり、水太りを解消するのに有効です。
●タウリン
タウリンは、筋肉の収縮力を強める作用があることから、うっ血による身体のむくみや動悸、息切れなどの症状を改善します。
⇒ タウリンを多く含む食べ物 について詳しくはこちら
□閉塞性動脈硬化症
閉塞性動脈硬化症の症状
足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みが起こり、足の指の色が悪くなって、ひどい場合は壊死(えし)を起こして、指を切断しないといけなくなります。
壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、ウミが出たりして指や下腿部を切断しないといけなくなります。
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□巻き爪の予防法&対処法
陥入爪(巻き爪)とは|陥入爪の症状・原因・治療・予防によれば、陥入爪(かんにゅうそう)は、足親指の爪の角が皮膚に食い込んで、歩くと痛い爪の病気で、爪の(内側への)巻き込みが強いと「巻き爪」と呼ばれます。
傷口から細菌感染するとさらに激痛を発し、手術をしないと治りにくいです。
つま先の細い靴をはくことやサイズの合っていないきつい靴で歩きまわることが発症の原因となるようです。
一番の原因は、深爪。
なぜ深爪をすると、悪循環の元になるのでしょうか。
深爪をすると、一時的には痛みはなくなるのですが、次第に今まで皮膚への食い込みを抑えていた爪の角の部分がなくなりくいこむようになります。
そして、深爪を繰り返すと、角の部分が切れなくなり、角の部分がトゲ状に残ってしまい、皮膚に刺さり、炎症を起こしてしまうということです。
通常の陥入爪の治療では、爪にワイヤを通したり、アクリル爪を付けたりする爪矯正があります。
最も確実なのは、爪の端の部分を縦に切除して、爪母(爪を作る細胞)を石炭酸で腐食させる根治手術(フェノール法)です。
初期段階ならば、テーピングで肉を引っ張っておき、爪を伸ばすだけで治るケースもあるそうです。
つめの病気-水虫、陥入爪、巻き爪、糖尿病などによれば、最近の治療法として、巻きづめや、巻いたつめの角が肉に刺さって炎症を起こす陥入爪(かんにゅうそう)には、ワイヤを使った矯正や人工つめで、つめの形を変える方法が軽症の例で用いられています。
重症例では、巻き込んでいるつめが生えないようにするフェノール法が利用されています。
陥入爪の予防には、足爪を切るときは角の白い部分は残して、平行に切ることです。