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続・糖尿病50話:第46話 動脈硬化症に注意を
(2009/2/17、毎日新聞)
糖尿病では、糖尿病でない人の数倍も、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの動脈硬化性疾患がおこりやすいと言われています。
動脈硬化症はかなり進行しても、ほとんど無症状なので、症状や肥満の有無にかかわらず糖尿病では動脈硬化症の検査が必要です。
糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて、動脈硬化性疾患になりやすいそうです。
そのため、糖尿病になった人は、心筋梗塞や脳梗塞を予防するためにも、動脈硬化症の検査が必要になるそうです。
記事によると、動脈硬化症の検査としては、心電図やエコー検査など簡単な検査でもかなりのことが分かるそうです。
*これに加えて、頸動脈エコーを行うとさらに良いようです。
このように、早期発見はとても大切なことですが、もっと大事なことは動脈硬化症が進まないようにすることでしょう。
高血糖のみならず、高脂血症、高血圧、肥満、喫煙などは動脈硬化症の原因になることが知られています。
禁煙・肥満是正などの生活習慣改善は基本的な動脈硬化症の治療です。
動脈硬化症の予防には、
一つは早期発見のための検査を受けること、
そしてもう一つは、動脈硬化症の原因となる高血糖・高脂血症・高血圧・肥満・喫煙など生活習慣を改善することが重要となります。
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