by Ted Eytan(画像:Creative Commons)
世界のエイズ感染3400万人…170万人死亡
(2012/11/20、読売新聞)
国連合同エイズ計画(UNAIDS)は20日、世界のエイズウイルス(HIV)感染状況に関する報告書を発表した。
2011年に世界全体で新たに感染した人が約250万人に上り、感染者は約3400万人になった。
エイズで死亡した人は約170万人だった。
国連合同エイズ計画(UNAIDS)によれば、2011年に世界全体で新たに感染した人が約250万人に上り、感染者は約3400万人になったそうです。
日本においても、2011年のエイズ発症者、過去最多というニュースがありましたので、人ごとではありません。
by Sascha Wenninger(画像:Creative Commons)
昨年のエイズ発症者473人、2年連続最多更新
(2012/5/24、読売新聞)
2011年に国内で確認された新たなエイズ発症者は473人(前年比4人増)で、2年連続で過去最多を更新し、今年3月25日までのエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ発症者の累計は、1985年の調査開始以来、初めて2万人を超えた。
エイズ患者過去2番目の多さ 平成23年の速報値というニュースを以前紹介しましたが、2011年のエイズ発症者は過去最多を更新したそうです。
by torbakhopper(画像:Creative Commons)
エイズ患者2番目の多さ 平成23年の速報値
(2012/2/24、msn産経)
厚生労働省のエイズ動向委員会は24日、平成23年の1年間にエイズウイルス(HIV)感染に気付かないまま発症したエイズ患者は467人で、過去2番目に多かったと発表した。
厚生労働省のエイズ動向委員会は2によれば、平成23年のエイズ患者は過去2番目に多かったそうです。
ただし、10年の469人とほぼ同数であり、また今回は速報値で確定段階では最多になる可能性もあるそうです。
新規の感染者・患者に占める患者の割合は31.4%で、3年連続で増加した。
委員長の岩本愛吉東京大教授は「(患者が多いのは)先進国として恥ずかしい。無症状のうちにHIV抗体検査を受けて感染に気付けば、薬を飲むことで発症しなくてすむ。国民は積極的に検査を受けてほしい」と訴えた。
3年連続でHIV患者は増加しているそうです。
先日紹介した避妊しない女性たち 調査の6割「大丈夫な気がした」ということも、日本のエイズ患者の増加に影響しているかもしれませんね。
by NWABR(画像:Creative Commons)
ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究
(2011/9/19、AFPBB)
仮想空間「セカンドライフ(Second Life)」やオンラインゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons and Dragons)」の領土を越えてオンラインゲーマーたちが手柄を立てた――科学者たちを10年もの間悩ませてきたヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素の構造を解析したのだ。
オンラインゲーマーたちが、科学者が解決できなかったヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素の構造を解析したそうです。
■アミノ酸の束を立体化するゲーム「Foldit」
研究の対象は、HIVなどのレトロウイルスの複雑な分子を切断する役割を果たすプロテアーゼだった。
タンパク質の構造を解明することは、多くの疾病を理解し、それを阻止するための薬剤を開発するために不可欠だが、顕微鏡では、一般の人ならばしわくちゃになった平板なスパゲティのようにしか見えない、平面的な図像しか得ることができない。
薬理学者が薬剤の標的となり得る部分を探すには、3次元の図像に「展開(unfold)」し、それを回転させるなどして検討する必要がある。
ここで「Foldit(フォールドイット)」が登場する。
2008年に米ワシントン大(University of Washington)が開発したこのビデオゲームでは、ゲーマーたちはグループに分かれ、タンパク質の構成要素であるアミノ酸の鎖を、オンライン上のツールを使って展開することを競い合う。
■ゲーマーの恐るべき創意工夫能力
科学者たちを驚かせたのは、ゲーマーたちが酵素の正確なモデルをたった3週間で作り上げたことだった。
ワシントン大生化学研究室のファース・ハティーブ(Firas Khatib)氏は報道陣向けの発表で、「自動化による手法で解けなかった問題を、人間の直感が解決できるかを確かめたかった」と述べ、「ゲームプレーヤーの創意工夫の能力は恐るべきもので、適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができるだろう」と語った。
Foldit開発者の1人、セス・クーパー(Seth Cooper)氏は、コンピューターに解けなかった問題をゲーマーたちが解いたことについて、「コンピューターがまだ苦手にしている空間推論の能力が人間には備わっている」と語った。
「ゲームというものは、コンピューターと人間の力を結集するための枠組みを提供する。今週発表された論文に掲載された結果は、ゲームと科学、コンピューター使用を組み合わせることで、以前ならば不可能だったような進展を得ることが可能になるかもしれないことを示している」(クーパー氏)
今回の記事で興味を持ったのは2点。
- ゲーマーたちは科学者とは違う発想を持っているということ。
ゲームプレーヤーの創意工夫の能力は恐るべきもので、適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができる
- コンピューターがまだ苦手にしている空間推論の能力が人間には備わっているということ。
ゲームと科学・医学を組み合わせることで、不可能だったことが可能になるということがありそうです。
エイズ治療薬含むゼリー、女性の感染防止に効果=南ア研究
(2010/7/20、ロイター)
エイズ治療薬を含むゼリーを性交渉時に使用することで、女性のエイズウイルス(HIV)感染を大幅に減らせるとの研究結果を、南アフリカの研究チームが19日に発表した。
研究チームは、同国のダーバンなどに住む女性889人を対象にテストを実施。
その結果、エイズ治療薬を含むゼリーを塗った人は、偽薬を使用した人に比べて感染のリスクが39%低下し、薬をより定期的に使用した人はさらに感染リスクが低くなった。
また、陰部ヘルペスの感染リスクも51%低下したという。
南アフリカの研究チームによれば、エイズ治療薬を含むゼリーを性交渉時に使用することで、女性のエイズ感染が大幅に減らせるとの結果が出たそうです。
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