「農業×エクササイズ(筋トレ)」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)


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■「農業×エクササイズ」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

「農業×エクササイズ」の3つのメリット
体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

今回考えたのは、農業をすることとエクササイズをすることを組み合わせるというアイデアです。

ここ最近少しですが農業に携わる機会があり、普段ジョギングやウォーキングをしたり、筋トレ(腕立て伏せやプランク、懸垂、スクワットなど)をしていて体に自信があったのですが、農作業に取り組んでみると、体が悲鳴を上げてしまいます。

これは使われている筋肉が違うのではないかということで、農業とエクササイズを組み合わせてはどうかというアイデアを考えました。

農業とエクササイズを組み合わせたアイデアには大きく3つのメリットがあります。

●農業で体を動かすことで体を鍛える・自分で育てた作物で収穫する楽しみがある

保健指導で4人に1人が脱メタボに成功(2012/3/17)で紹介した厚生労働省による調査によれば、特定保健指導を受けた人の4人に1人が1年間で脱メタボに成功したそうです。

肥満の人への減量指導効果は2年で失われる!?|筑波大によれば、肥満した人に対して行なった半年のダイエット支援効果が2年たつと消滅してしまうことが追跡調査の結果わかったと発表しています。

つまり、保健指導やダイエット支援には効果があるものの、その効果を長期的に維持するためには定期的に指導することが必要だと考えられます。

大事なことはその時だけのダイエットした結果のみを求めるのではなく、健康的な生活習慣を手に入れることなんですよね。

新年(2018年)の目標を達成するにはどうしたらいいの?|新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要!|毎日の人の行動の40%がその場の決定ではなく習慣!では、新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要であると書きました。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、

その後の無数の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はないとわかった。脳が報酬を期待するようになってはじめて、つまりエンドルフィンや達成感を求めるようになってはじめて、毎朝、ジョギングシューズのヒモを無意識のうちに結ぶようになるのだ。きっかけはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはならない。

なのだそうです。

習慣の力 The Power of Habit

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「きっかけ」と「報酬」は新しい習慣を作るうえで欠かせないものですが、「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となります。

「健康的で美しい体を手に入れたい」「美味しくて安全な食べ物が欲しい」という欲求があれば、農業×エクササイズというのは、健康的な生活習慣づくりに役立つと思います。

●農業で健康寿命を延ばす

2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョン
2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョン

参考画像:新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

健康寿命を延ばすにはどうしたらいいの?|2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョンで紹介した経済産業省の新産業構造ビジョンによれば、健康寿命の延伸(健康寿命を5歳延伸、平均寿命と健康寿命の差を短縮)に取り組むことが掲げられています。

健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書
健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書

参考画像:健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書|スクリーンショット

厚生労働省政策統括官付政策評価官室委託「高齢社会に関する意識調査」(2016年)で行った「健康寿命を延ばすためにはどのようなことが重要だと思うか」という質問に対しては、「適度に運動すること」(61.9%)、「休養や睡眠を十分にとること」(58.3%)、「バランスのよい食事や家族・仲間と食事を取るなどの孤食を防ぐこと」(51.8%)が挙げられていますが、農業に取り組むと自然とできることではないかと感じます。

畑で働くと、体を動かすことができますし、体を動かした後は御飯がおいしく食べられますし、体も疲れているのでよく眠れます。

また、農業は一人では難しいので、誰かの助けが必要になり、仲間やコミュニティづくりが重要であることを感じます。

なぜ農業者は長寿なのか?|「農業者の後期高齢者医療費は非農業者の7割」を証明|早稲田大学で紹介した早稲田大学の堀口健治名誉教授、弦間正彦教授は、2016年4月に自営農業者の医療費は、それ以外の人に比べ3割程度少ないとの調査結果を発表していましたが、今回の調査により、自営農業者は寿命が長く、また死亡年齢と健康寿命の差が短いことから、いわゆる「ピンピンコロリ」の特徴が示されています。

農家は長寿か:農業と疾病・健康との関係に関する統計分析によれば、農業者の方が非農業者よりも長寿であるということが推し量ることができるそうです。

最後に60歳以上を対象に死因別の分析を行うと(第3図),農業者の割合が増えると,老衰と循環器疾患(心筋梗塞や脳卒中など)による死亡率が下がることがわかります。

【参考リンク】

つまり、農業をすれば、健康寿命の延伸に役立つのです。

●耕作放棄地対策になる・わずかながらも食料自給率アップに貢献できる

2012 田植え

by na0905(画像:Creative Commons)

「耕作放棄地」とは、農林業センサスにおいて「以前耕地であったもので、過去1年以上作物を栽培せず、しかもこの数年の間に再び耕作する考えのない土地」と定義されている統計上の用語です。

耕作放棄地の現状|農林水産省
耕作放棄地面積はこの20年間で増加。

参考画像:耕作放棄地の現状について(平成23年3月、農林水産省)|スクリーンショット

耕作放棄地が生まれる原因としては、農林水産省によれば「高齢化により労働力が不足している」「生産性が低い」「農地の受け手がいない」などが挙げられています。

【参考リンク】

発展途上国の経済発展に伴う食糧需要の増大や気候変動の影響、投機資金の流入など国際的な食糧事情の不安定化する中で、食料の安定供給を図るためには、農地を確保し、最大限有効利用していく必要があり、そのためにも耕作放棄地問題に取り組んでいくことが重要なんですね。

【参考リンク】

Agritech(農業のIT化)や機械化による大規模農業などがすすめられる中、農業でエクササイズをするというのは、生産性を考えるとそれほど良いアイデアではありません。

しかし、生産性以外に目を向けると、農業を自分事として考えるきっかけになってくれるものになったり、わずかながらでも食料自給率アップに貢献したりと、「農業×エクササイズ」というアイデアにはものすごい価値があるのです!

最近では「ライフスタイルモデル」や「パーソナルトレーナー」に注目が集まり、エクササイズを提案していますが、農業×エクササイズで農作業で体を鍛えながら、育てた農作物で体にいいものを取り入れることができれば、それこそが、さらに一歩進んだ「ライフスタイルモデル」になっていくと思いますので、ぜひ取り組んで欲しいですね。







P.S.

ただこれまでに耕作放棄地での農業に取り組まれた方にインタビューをしてみるとそう簡単ではありません。

1、2年で諦めてしまい、辞めてしまう人もいますし、一度耕作放棄地を耕地に戻しても、大変なため、再度耕作放棄地に戻ってしまうケースもあるそうです。

興味のある方は、いろいろと大変なこともあるようですので、実際に耕作放棄地対策に取り組んでいる方に話を聞いてみてからはじめてもいいかもしれません。