【中園ミホさんと更年期】創作意欲が落ちて仕事を断っていたところ大石静さんに専門の病院に行くようにアドバイスを受けて受診しホルモン剤を飲んだら回復した




小説家の朱野帰子さんによるXの投稿では中園ミホさんが創作意欲が落ちて仕事を断っていたところ大石静さんに専門の病院に行くようにアドバイスを受けて受診しホルモン剤を飲んだら回復したということが紹介されていました。

この一連の投稿は興味深いもので、40~50代の頑張りすぎる女性は更年期症状などの体調不良の自覚率が高く、また女性の半数、特に50代女性の7割が更年期症状に悩んでいるものの、更年期障害の対処法「なにもしない」が5割という結果を見ると、日本の女性は体調不良について自覚していつつも、更年期症状のような女性特有の症状に対する関心が低く、人に相談せずに我慢する傾向にあるのではないでしょうか?

ここで大事なのは、1)更年期症状による体調不良を自覚しつつも何も対処せずに我慢している女性が多いということと、2)更年期症状にそもそも気づいていない女性がいるということを分けて対処方法を考えることです。

1)の場合には、すでに更年期症状への自覚があるのですから、いかに婦人科などで診てもらいやすい環境を作っていくかが大事になります。

2)の場合は、ちょっと問題で、自身の体調不良を打ち明けたり、相談する環境にないと考えられるのでやっかいです。

友達や知り合いに「○○という症状があって」ということを相談すれば、「もしかするとそれって更年期じゃない?」と言ってもらったりするのではないでしょうか?

またかかりつけ医を持っていれば、専門医に診てもらうようにアドバイスを受けることでしょう。

今回の投稿を見て感じたのは、本当は更年期症状なのに、能力や意欲の低下によって仕事ができなくなったと勘違いをしている人が大勢いるのではないかということ。

もっと自分の身体のサインに敏感になり、体と向き合う時間を作り、日ごろからメンテナンスやリカバリーを意識していくことが大事なのではないでしょうか?

女性の更年期は個人の問題であるのですが、その影響は社会に大きく影響を与えています。

社会全体でこの問題に向き合っていくことって大事なのではないでしょうか?

最近では芸能人の方が更年期障害に対してどんな対処法を行なったかを告白することが増えてきました。

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更年期に差し掛かると、これが更年期なのか、それともただの体調不良なのか、はたまた別の病気の前兆なのかはわからないものです。

だからこそ、かかりつけの婦人科で年に一回見てもらい、花粉症対策のように事前に更年期に差し掛かる時期から適切な治療を行っていくというのが一般的になっていくといいですね。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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