■夏の基礎代謝量は低い?
by Steve Bozak(画像:Creative Commons)
基礎代謝量、夏と冬の違いは?
(2012/6/23、webR25)
「人間は恒温動物なので、体温を一定に保つためにエネルギーを消費します。そのため、基礎代謝量が一番高まるのは、気温の低い冬ということになります。夏はその逆で、一年を通じて最も気温が高く、体温を保つためのエネルギー消費が少なくなるので、その分基礎代謝量は低くなるといえます」(食を通じたダイエットに詳しい伊達友美さん)
女性が夏に打ち込みたいことは「ダイエット」なのだそうですが、実は夏は最も気温が高く、体温を保つためのエネルギー消費が少なくなるので、その分基礎代謝量は低くなります。
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■代謝をサポートする夏向けの食事の摂り方
「冷たい飲み物をできるだけ摂らないこと。体の芯を冷やしてしまうと、基礎代謝量が下がってしまいすぐには戻りません。そして、基礎代謝量を上げるため、筋肉作りに欠かせない栄養素、タンパク質を積極的に摂りましょう。夏は、サラッと食べられるそうめんなどの炭水化物中心の食事が多くなりがちですが、外食なら海鮮丼やお刺身定食をチョイスしたり、コンビニなら茹で玉子や魚肉ソーセージをメニューに加えるなど、工夫してみてください」
ポイントをまとめてみます。
- 冷たい飲み物を飲むと、体が冷えるので基礎代謝が下がるため、できるだけ冷たい飲み物を摂らない。
- 基礎代謝量を上げるため、筋肉作りに欠かせない栄養素、タンパク質を積極的に摂る。
痩せる脂肪!褐色脂肪組織BAT(褐色脂肪細胞・ベージュ脂肪細胞)を活性化させる方法・食べ物【美と若さの新常識~カラダのヒミツ~】【たけしの家庭の医学】によれば、食べ物によって、余分なカロリーを燃焼させる「褐色脂肪」を活性化させることができるそうです。
- 唐辛子(カプサイシン)
- 黒コショウ
- 生姜
- 青魚(DHA・EPA)
河田照雄 農学研究科教授、後藤剛 准教授らの研究グループが行なった動物実験によれば、魚油(主成分はEPA、DHA)の摂取が「褐色脂肪細胞」の増加を促進し、体脂肪の減少や体温上昇をもたらすことが分かったそうです。 - 緑茶(カテキン)
- ミント(メントール)
- ペパーミント(メンチル乳酸)
- 玉ねぎ
- にんにく
- 和からし
- わさび
- シナモン
- 緑茶
夏はどうしてもあっさりとした食事をしてしまいがちですが、薬味や付け合わせを加えることで余分なカロリーを消費することにつながるので、ぜひ夏の食事には薬味や付け合わせを加えましょう!
→ DHA・EPA|DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら。
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