by West Midlands Police(画像:Creative Commons)
インターネット検索で健康・美容チェックを調べる人は多いと思います。
しかし、その結果だけで自己判断するのはあまりよいとはいえないようです。
Web 検索を使った病気の自己診断に注意
(2008/12/1、japan internet.com)
自分がどんな病気を患っているのか、インターネット検索で調べているとしたら、考え直したほうがいいかもしれない。
最新の調査結果によれば、人は健康に関する情報を検索する場合、最悪の結論や仮定に飛びついてしまう傾向があるという。
健康や病気の判断材料に関する情報を検索する場合には、なぜか悪い結果に結びつけてしまう傾向があるそうです。
確かに、どうしても悪い結果を心配しがちになってしまいますよね。
「検索結果を閲覧することで、ごく普通の症状に対する不安が根拠もなく増大する現象を指すものとして、われわれは『サイバーコンドリア』という言葉を使っている。
Web は、医療訓練をほとんど受けていないか、まったく受けていない人の不安を高めることがある。
特に、病気の判断材料を得る目的で Web 検索を行なう際には、その傾向が強い」と White 氏らは述べている。
記事によると、「サイバーコンドリア (cyberchondria)」とは、「hypochondria (心気症)」のオンライン版を表わす言葉として8年前に生まれた造語なのだそうで、心気症とは、ちょっとした症状を重病の兆候と思いこんでしまう精神的な病気を指すそうです。
つまり、インターネットで検索した場合に、ちょっとした症状であるにもかかわらず、重病ではないかと思ってしまう病気になりやすくなるそうです。
インターネットでの病気・症状の情報は判断材料の一つと考え、心配ならば、かかりつけ医に診てもらうというのが一番よい方法だと思います。
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