by didemtali(画像:Creative Commons)
2月14日はバレンタインデー。
バレンタインデーといえば、チョコレートを売っている人に踊らされている印象があったけど、今振り返ってみれば、気持ちを伝えるいいきっかけのイベントなんだと思います。
そこで今回は応援の意味を込めて、これまで取り上げてきた記事を参考に、バレンタインデーの告白を科学的に成功させる方法について考えてみました。
■バレンタインデー前にすること
まずは気になる人と出会わないと始まりません。
「見覚えがある」ことが運命の人と出会う魔法!?では、運命の相手と出会う2つの要素について紹介しました。
一つは、「距離の近さ」。
『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)によれば、距離の近さは恋愛関係に大きな影響があると紹介されています。
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オハイオ州の調査によれば、初めてデートしたとき、婚約中のカップルの半数以上が16ブロック以内に住んでいたという。
もう一つは、「目にする回数の多さ」。
『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)によれば、
目にする回数の多さは好意を生む強力な要因なのである
と書かれています。
この二つをまとめると、「見覚え」があることが魅力を感じる大きな要因だということです。
20-30代独身女性、8割が新しい「出会い」を求めるも、1年以上出会いなし
恋人がいる人ほど異性の友人が多いによれば、異性の友人の存在が、交際相手との出会いの機会につながっており、異性の友人とのあいだで形成された異性に対するコミュニケーション能力が、異性との恋愛関係形成に役に立っているとも考えられます。
恋人が途切れない秘訣は常に種をまき続けることによれば、恋人が途切れない人は人が集まる社交的な場への誘いを断らないそうです。
これは、行動範囲が広いとも言い換えることができるのではないでしょうか。
行動範囲の広さが出会いの機会の多さとも関わってきます。
職場と家の往復の人はその間の人としか出会わないのですから、もしその人が半径100メートルでも広げたとしたら、その分出会いの数は増えるわけですし、またいつもと違う時間に行動したり、行きと帰りの道を変えてみたりすることでも違った人と出会えるはずです。
上記の記事では、異性の友人の多さや行動範囲の広さが出会いの機会の多さとかかわっていると紹介しました。
しかし、大事だったのは、いかに「見覚えのある」人の数が多いかということです。
恋愛とは関係のないさまざまな縁を大事にして、見覚えのある人になることが、一見遠回りに見えても実は近道なのかもしれませんね。
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■バレンタインデーの告白
バレンタインデーに告白をすることは勇気がいることだと思います。
あまりにも好意があるというのがわかりやすい日ですからね。
だからこそ、その日に告白するというのは勇気があって素晴らしいと思いますし、その気持ちをきちんと受け止めてくれるかどうかがその相手を見極めるポイントにしてもいいと思います。
それでは、告白の成功率をアップさせる方法について紹介したいと思います。
告白の成功率をアップさせるには、告白をする時間帯に気をつけることです。
告白の成功率がアップする時間帯がある?によれば、夕方から夜にかけての時間帯に告白する方がよいそうです。
夕方から夜にかけての時間帯は、
●シャンデリアやキャンドル、街灯の明かりなどの “黄色い光”は、リラックス効果があり、気持ちがリラックスしていると、親密な気持ちになりやすい。
●暗闇や照明の暗い場所は、人を2割増しに素敵に見せる効果がある。
●女性が男性との距離を縮めたい時は、ちょっと暗い照明の方が自然と密接した雰囲気を作りやすい
という理由のために、告白の成功率が高くなるそうです。
また、照明が暗い場所では、暗いために瞳孔が開いてしまうため黒目がちになり、魅力的に見えるそうです。(好きな人を見ると瞳孔が開く!?)
by Jonathan Reyes(画像:Creative Commons)
そして、チョコレートで脳を酔わせる?チョコは恋愛の特効薬?!によれば、チョコレートの原料カカオに含まれるフェニルエチルアミンは、恋愛したときに作られるドーパミンの放出を促すという効果があるそうです。
チョコレートは恋するあなたの味方というわけなんです。
では、あなたの成功を祈っています。
【追記(2014/2/8)】
モノよりハート!バレンタインに男性の8割はチョコレート+αで「手紙」を贈られたがってる!?
(2011/2/12、Menjoy)
「本命の女性から、チョコレートと一緒にプレゼントされたいものは?」という質問では、「心のこもった手書きの手紙やメッセージカード」が78.7%
チョコレートと一緒にプレゼントされたいものの第一位は手紙やメッセージカードだったそうです。
(2013/8/28、Menjoy)
男性は、女性からプレゼントされた“モノ”は覚えていないことが多いですが、女性からプレゼントされたという“事実”は結構覚えているのです。
男性が喜び、記憶に残るものは、「モノ」よりも「コト」のようです。
プレゼントされたものも大事ですが、それよりもプレゼントされたという行為自体を大事にしているようですね。
プレゼントをするときには、「手紙(メッセージカード)」を忘れないようにしてくださいね。
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女性の逆ナンパの成功率は74%なのだそうです。(反対に男性のナンパ成功率は18%だったそうです。)
こうした成功率に違いが出る理由としては、男性から女性に声をかける場合は、「危険」「悪そう」と言った印象を与えるのに対し、女性から男性に声をかけてくることへの印象はよいからというものや女性から誘ってくれる機会なんて滅多にないからというものがあるようですが、もう一つこうした理由があるのではないかと考えました。
それは、「男性のほうがストライクゾーンが広い」ということ。
数年前に、男子学生を使ってある実験をしました。
東京の表参道や六本木ヒルズなどで学生を路上に立たせて、そこを通過する女性を、各自のストライクゾーンの、(1)外、(2)中、(3)ど真ん中(ひと目惚れ)の3つに瞬間的に分類させたのです。
その結果、平均すると男は約10人にひとりの割合でストライクゾーンの中に入る女性が見つかることがわかりました。
さらに、「このコはど真ん中だ!!」と思う女性は100人にひとりくらい。
<中略>
反対に同じ実験を女子学生にやらせたところ、これがびっくり。
ストライクゾーンの中に入る男の割合は100人にひとり程度、ひと目惚れ率は1000人にひとり以下だったのです。
男性のストライクゾーンは、約10人に一人であったのに対して、女性のストライクゾーンは100人に一人という結果だったそうです。
つまり、男性は女性に比べてストライクゾーンが広い傾向にあります。
こうした理由などが合わさって、女性の逆ナンパ成功率が高くなっているのではないでしょうか。
P.S.
男性から告白をすることは、恋愛関係を長続きさせるためにも重要なのだそうです。
今後の関係が長続きするためにも大事なことみたいですので、両想いだった場合は、男性の方から告白しなおすことを忘れないようにしてくださいね。
P.P.S.
バレンタインデーは、男女間だけでなく、友達や家族、お世話になっている方に日頃の気持ちを伝えられるイベントの一つだと思います。
プレゼントを贈りあう習慣というのは、自分にプレゼントを贈ることができる余裕があることでもあり、とても幸せであるといえます。
幸せを実感できる日として広がっていくといいなと思います。