「好きかどうかわからない」とは、どういう心理なのか?





■「好きかどうかわからない」とは、どういう心理なのか?

La bunici

by Cristian Bortes(画像:Creative Commons)

杉村三郎の”今週の事件メモ”|TBSテレビ「ペテロの葬列」で、主人公杉村三郎を演じる小泉孝太郎さんと間野京子を演じる長谷川京子さんが見どころや撮影現場での様子を紹介しているのですが、その動画の中で、長谷川京子さんが話した名言が番組オフィシャルツイッターでツイートされていたので、紹介したいと思います。

「好きかどうかわからない」という言葉がありますよね。

言われた側としては、「好きなの?嫌いなの?どっちなんだろう?」と思ってしまう言葉で、言った本人にしかわからない言葉ですが、「好きかどうかわからない」という言葉はこのツイートに近い感覚なのではないでしょうか。

胸の中にあるザワザワしたものをかき集めて言葉にすると、結果「好き」っていう言葉になってしまうけど、それって無理してかき集めたからそうなったのかもしれないし、自分が知らないだけで、もっと別の表現・言葉があるのかもしれません。

「映画篇」(著:金城一紀)の中にこのような言葉があります。

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時々、言葉は大切な物事をあっという間に陳腐な響きに変えてしまう。

簡単に言葉に変えてしまわないほうがいいことだってあるということだと思います。

無理をして「好き」という言葉にするのではなく、自然とそうなるのを待つというのも大事なことなのかもしれません。







P.S.

「ペテロの葬列」はすごく面白いドラマで、思わず原作を購入しました。(「名もなき毒」(著:宮部みゆき)も合わせて)

ドラマも終盤で途中からというのは難しいと思いますが、色んな意味でドキッとさせられるシーンがあるので、そういう目で見てもいいと思います。

きっと最初から見とけばよかったーと思わせてくれるはずです。

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