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■緑黄色野菜・魚で加齢黄斑変性など目の病気を予防
by Lars Plougmann(画像:Creative Commons)
(2010/2/10、読売新聞)
加齢黄斑変性は年齢に伴う目の病気の一つ。
網膜の中心にある直径約2ミリの黄斑に異常が生じ、物がゆがんで見えたり、真ん中の部分が見えなくなったりするほか、失明にもつながる。
欧米に多かったが、最近は日本でも患者が急増している。
北海道大学の石田晋教授(眼科)は「食生活の欧米化も一因と考えられます」と説く。裏返せば、食事次第で予防できる可能性もあるわけだ。
加齢黄斑変性は、欧米に多かった目の病気でしたが、最近では、日本でも患者が急増していることから、北海道大学の石田晋教授によれば、食生活の欧米化が原因の一つではないかと考えられているようです。
注目される栄養成分の一つがルテイン。
カロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、トウモロコシ、卵黄などに多く含まれている。
ルテインは、黄斑に取り込まれて、その色素を補強する。
カロテノイドの摂取量が多い人は、少ない人に比べて加齢黄斑変性のリスクが半減し、中でもルテインの効果が最も大きかったと報告されている。
目の病気から守る6つの食べ物とは?という記事でも取り上げましたが、ルテインは目の健康を守る栄養素として注目されています。
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サケやマスの身、カニやエビの殻などの赤い色素に含まれるアスタキサンチンもカロテノイドの一種。
動物実験の段階だが、加齢黄斑変性の抑制に有効と確認されている。
アスタキサンチンも注目されていますよね。
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サバ、イワシ、マグロなどの魚の脂に多く含まれる脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)は、加齢黄斑変性の引き金となる高脂血症や動脈硬化を予防する。
動物実験ではEPAの摂取で加齢黄斑変性が抑制された。
野菜(緑黄色野菜)や魚(青魚)を中心とした和食が目の老化を予防するためにも大事なようです。
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