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大腸がん肝臓転移、マウスで抑制成功…京都大教授ら
(2010/6/29、読売新聞)
大腸がんの肝臓への転移を抑制することに、京都大医学研究科の武藤誠教授らのチームがマウスを使った実験で成功した。
大腸がん転移の新しい治療方法につながる可能性がある。
29日の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。
京都大医学研究科の武藤誠教授らのチームは、大腸がんの肝臓への転移の抑制に、マウスを使った実験で成功したそうです。
大腸がんは、転移のない患者の5年生存率は60~70%だが、転移した場合は10%以下に低下し、多くが肝臓に転移する。
大腸がんが転移した場合の5年生存率は10%以下となり、多くが肝臓に転移するそうです。
今回の研究により、転移を抑制することが出来るようになるかもしれません。
ただ気になるのは、肝臓への転移を抑制することによって、他の部位に転移する可能性は高まらないのかという点です。
今後の研究に注目です。
→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら
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