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【目次】
■イーロン・マスク、Twitterで「躁うつ的なの気質がある」と告白|男性更年期障害の可能性はないのか?
by Heisenberg Media(画像:Creative Commons)
(2017/8/1、Forbes Japan)
その2日後にマスクはツイッターで、自身が非常にハイな精神状態と、その後のひどい落ち込みのアップダウンを繰り返しており、絶え間ないストレスを感じていると述べた。
ツイッター上でユーザーから「躁うつ病なのか?」と聞かれたマスクは「その通り」と回答し、「医学的な意味での躁うつではないが、悪い出来事が起こると嫌な気持ちになる。最大の解決策は、やろうとした事を実現することだ」と述べた。
記事によれば、イーロン・マスクさんはユーザーからの問いかけに対して「躁鬱の気質がある」と答えているそうですが、イーロン・マスクの年齢を検索すると1971年6月28日生まれの46歳で、もしかするとホルモンバランスの乱れによる男性更年期障害の症状の一つが現れているのかもしれないですよね。
→ 男性更年期障害 について詳しくはこちら
「やる気が出ない」「気分が落ち込む」「イライラする」といった症状がある場合、最初に頭に浮かぶのが「うつ病」である人も多いかと思いますが、実は男性ホルモンが低下する「男性更年期障害」が原因となってうつ症状を起こすことがあります。
日本人が知らない「男の更年期」の恐怖 「うつかな?」と思ったらコレを疑え!
(2016/7/15、東洋経済オンライン)
実際、うつ病患者の多くが、男性ホルモン「テストステロン」の不足に陥っているのに、ほとんどの場合はその可能性すら顧みられていません。そればかりか、大量の抗うつ薬を投与されても治らず、かえって悪化させているケースもあります。抗うつ薬のなかには、テストステロンを下げるものもあるのです。
堀江教授によれば、うつ病患者の多くがテストステロンが不足しているそうで、抗うつ剤の中にはテストステロンを下げるものもあり、抗うつ剤を投与しても悪化してしまうことがあったそうです。
そこで、テストステロンが低下しているうつ病患者にテストステロンを補充する治療を行ったところ5割を超える人に症状の改善が見られたそうです。
男性更年期障害が始まる年齢とは?によれば、テストステロンは加齢とともに減少していきますが、男性更年期障害は、40代後半から50代前後に起こる人が多いようです。
【#その原因Xにあり】名医が更年期障害を改善SP|女性ホルモン低下を救うエクオール|男性更年期障害の改善方法によれば、男性更年期障害は6人に1人が患う危険性があるそうです。
年齢による男性ホルモンの推移を見てみると、20歳あたりをピークになだらかに減少していきます。
男性更年期障害は男性ホルモン(テストステロン)の急激な減少により症状が現れます。
男性ホルモンの急激な減少の原因の一つとして、仕事や家庭での極度のストレスが挙げられます。
→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら
日本の芸能人の方も最近は女性・男性問わず更年期障害を告白する方が増えています。
■男性更年期障害チェック
- ほてり・のぼせ・多汗がある
- 不眠に悩んでいる
- ささいなことにすぐ腹を立てる
- 過去のことを振り返れば失敗のことばかり思い出す
- 老けて見えるのではないか、魅力がないのではないかと心配
5つのうち1つでも当てはまると男性更年期障害の疑いあり!
【補足】男性更年期障害チェックリスト
【#林修の今でしょ講座】男性更年期障害の予防に良い食べ物&男性更年期障害チェックリスト
- 集中力がなく落ち着きがなくなった
- 休みの日も外に出なくなった
- 汗をよくかくようになった
- 体重が増えてきた
- つまらないことでイライラするようになった
- 寝つきが悪く夜中によく目が覚めるようになった
2つ以上当てはまると男性更年期障害の疑いアリ!
加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引き|日本泌尿器科学会・日本 Menʼs Health 医学会を参考にご紹介します。
【AMS(Aging Males Symptoms)調査票】
- 総合的に調子が思わしくない
(健康状態、本人自身の感じ方) - 関節や筋肉の痛み
(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み) - ひどい発汗
(思いがけず突然汗が出る、緊張や運動と関係なくほてる) - 睡眠障害の悩み
(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない) - よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
- いらいらする
(当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる) - 神経質になった
(緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない) - 不安感
(パニック状態になる) - 身体の疲労や行動力の減退
(全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない) - 筋力の低下
- 憂うつな気分
(落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、 無用感) - 「絶頂期は過ぎた」と感じる
- 力尽きた、どん底にいると感じる
- ひげの伸びが遅くなった
- 性的能力の衰え
- 早期勃起(朝立ち)の回数の減少
- 性欲の低下
(セックスが楽しくない、性交の欲求が起こらない)
それぞれの項目で、「なし」1点、「軽い」2点、「中程度」3点、「重い」4点、「非常に重い」5点で記入していき、点数によって、男性更年期障害であるかどうかを簡易的にチェックすることができます。
こちらのチェックリストに多く当てはまる方は男性ホルモンが減少していたり、男性更年期障害の可能性があるので、気になる方は診てもらいましょう。
ただ、あくまで質問票は参考にする程度で、自身の症状が心配な方は医療機関で診てもらいましょう。
→ 男性更年期障害(LOH症候群)のサイン|どんな症状に注意したらいいの? について詳しくはこちら
■男性更年期障害(LOH症候群)の症状
テストステロンが低下し男性更年期症状が現れる男性更年期障害のことを、医学的には、「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。
テストステロンが減少すると、筋力の低下や性機能の低下、発汗、不眠などの更年期症状が現れます。
また、やる気が出ない、イライラするといった症状も現れます。
■テストステロンアップ術
「がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”」|#クロ現プラス
- 適度な運動(例:早歩き)
消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に - キャッチボール
ポジティブな刺激を脳に - 夫婦で腕を組んで歩く
ワクワクやドキドキを脳に - 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
- 褒めてもらったり認めてもらう
- 飲み過ぎに注意!
- 仲間とともに行動する
- 学生時代の友達と会う
- 海に入る
- 好きな香りをかぐ
- ゲームをする
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テストステロンを上げるための方法としては、夜更かしをしない・運動をするなどの健康的なライフスタイルで、友達と会ったり、女性と話したり、元気になれる場所に出かけてストレスを解消する、といったアクティブな行動がテストステロン値を上げてくれるようです。
つまり、人生を楽しんでいる人ほど男性更年期障害にはなりにくいということだと思います。
イーロン・マスクさんはすごいストレスがかかるときがあるでしょうから、そうしたときにもしかすると、テストステロン値が下がり、「躁鬱」のような症状が現れているかもしれません。
→ 更年期障害の症状・チェック について詳しくはこちら
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