hakuraidou_blog のすべての投稿

佐久間宣行さんは、乳糖不耐性のため牛乳ががぶ飲みできないことを告白




2026年7月8日放送のニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」に出演した佐久間宣行さんは、乳糖不耐性のため牛乳ががぶ飲みできないことを告白しました。

「ソフトクリームも純度の高いものだとすぐにくる」そうで、普段は豆乳やオーツミルクで代用しているそうです。

■【補足】乳糖不耐症とは?

乳糖不耐症の症状は○○をすることで軽くすることができる!によれば、乳糖不耐症とは、牛乳や母乳に含まれる乳糖を消化・吸収する酵素のラクターゼが不足しているために、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気。

■【補足】乳糖不耐症と牛乳アレルギーの違い

牛乳が苦手な人の中には「乳糖不耐症」と「牛乳アレルギー」があるということ。

どちらも腹痛や下痢といった症状が出るのは同じですが、そのメカニズムが違います。

乳糖不耐症は、乳糖(ラクトース)を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素が不足するために起きる病気です。

牛乳アレルギーは、カゼインやβラクトグロブリンなどのタンパク質が原因でアレルギー反応を起こす食物アレルギーです。

■乳糖不耐症の症状は軽減できるの?

ウワサ16 日本人のほとんどは、牛乳を飲むとおなかをこわす|Jミルクを参考にすると意外な事実がありました。

1)乳糖の摂取量と下痢発生に関するヒト試験(※1)によれば、乳糖を60g(1,200mL)摂取のグループでは50%以上の割合で下痢が起こりましたが、30g(牛乳700mL相当)摂取したグループでも下痢は起こりませんでした。

2)15歳以上の男女10,000人を対象とした調査(※2)では、牛乳を飲んでお腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりする症状の自覚を持つ人について、「いつもそうなる」人は7%、「いつでもではないがなる」は13%、「たまになる」は29%でした。

【参考資料】

  • ※1 奥恒行, ヒトにおける乳糖の一過性下痢に対する最大無作用量とそれに及ぼす食べ方に関する研究, 牛乳栄養学術研究会委託研究報告書, 2001, 123-141.
  • ※2 一般社団法人J ミルク, 牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013.

この2つを参考にすると、牛乳1,200mLを飲むと50%以上の割合で下痢が起こったものの、一度に1.2リットルの牛乳を飲むことはほとんどなく、また牛乳を飲んだからと言って、常にお腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりする症状があるわけではないということです。

「飲み方・飲む量によって乳糖不耐症の症状に違いが出ることがあるの?」「乳糖不耐症の症状には個人差があるの?」「乳糖不耐症であっても常に症状が出るわけではないの?」といった疑問が出てきますよね。

この疑問を解決するヒントの一つに「腸内細菌叢」があります。

乳糖が小腸で分解されない場合でも、大腸に存在する乳酸菌やビフィズス菌などの有用腸内細菌が多い人では、乳糖が良く分解されて、不快症状が出にくいことが近年の研究により明らかになってきました。

有用腸内細菌が多い人は小腸で分解されなかった乳糖を大腸で分解することにより不快症状が出にくいということがあるそうです。

この研究を参考にすれば、腸内環境が改善されれば乳糖不耐症の症状は出にくいということなんですね。

牛乳摂取習慣と乳糖不耐症

「牛乳による不快な症状を自覚しやすい人は牛乳など乳製品を取らない、すると乳糖を摂取する機会がないために乳糖分解を助ける腸内細菌叢が形成されない、細菌による乳糖分解の助けもないために牛乳をのむと益々乳糖不耐症の症状が自覚されやすい。」という循環が成り立ってしまうためである。

乳糖不耐症を自覚している人は牛乳を避ける

→牛乳を避けることで乳糖分解を助ける腸内細菌叢が形成されない

→今回飲むと大丈夫かなと思って牛乳を飲むとやっぱり乳糖不耐症の症状があらわれる

腸内環境が改善されれば、正確に言えば、乳糖分解を助ける腸内細菌叢が形成されれば、乳糖不耐症の症状が軽減されるにもかかわらず、このループによって乳糖不耐症の人は症状が軽減されないままになってしまうということなんですね。

乳糖不耐症の人が牛乳などの乳製品を避けるだけであれば何も問題がないように見えるのですが、ある調査によれば、乳糖不耐症を自覚する人はカルシウム摂取量が低いため骨密度も低いという結果が出ているそうです。

ここで問題になることは、乳糖不耐症を自覚する集団は、乳糖不耐症を自覚しない集団に比較して、カルシウム摂取量が低いため骨密度もまた低い、という疫学調査の結果が得られていることである。

そう考えると乳糖不耐症の症状を軽減するために腸内環境を改善=乳糖分解を助ける腸内細菌叢を作りたいところです。

そこで考えられる一つの方法が「毎日飲み続けること」!

乳糖は消化に時間のかかる難消化性オリゴ糖の一種であり、腸内細菌叢に影響します。毎日飲み続けることで、乳糖分解性の腸内細菌が増加して腸内環境が改善され、乳糖の分解や代謝を増進できることが期待できます。

牛乳を毎日飲み続けることで乳糖分解性の腸内細菌が増加して腸内環境が改善され、乳糖の分解や代謝を増進できることが期待できるそうです。

ただ牛乳を毎日飲み続けるには抵抗がある人も多いでしょうが、飲み方を工夫することで少しずつ腸内環境を変えていくことができるそうです。

●数回に分けてゆっくり飲む

一度にたくさん飲むことで乳糖不耐症の症状が出やすくなるので、乳糖が分解しやすくなるように少しずつ数回に分けて飲むとよいそうです。

●温めたり、混ぜたりして飲む

牛乳を温めると消化酵素ラクターゼの働きも盛んになるそうです。コーヒーや紅茶、ココアにして飲む、料理に加えるのもよいそうです。

●牛乳にこだわらずヨーグルトやチーズを食べる

ヨーグルトは乳酸菌の発行によって乳糖が分解され減少しており、またチーズは乳糖のほとんどが製造工程の中でホエーに移って取り除かれているので、乳糖不耐が起こりやすい食品です。

■まとめ

好きな飲み物(食べ物)なのに飲めない(食べられない)というのはつらいですね。

1)牛乳を毎日飲み続けることで乳糖分解性の腸内細菌が増加して腸内環境が改善され、乳糖の分解や代謝を増進できることが期待できる。

2)数回に分けてゆっくり飲む、温めたり混ぜたりして飲む、牛乳にこだわらずヨーグルトやチーズを食べるなど工夫する。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の中心に置いている憲法を読む

普段のおやつをピーカンナッツに置き換えるとコレステロール値がよくなる!




ある研究によれば、普段のおやつをピーカンナッツに置き換えることでコレステロール値がよくなることがわかりました。

【参考リンク】

■実験内容

心臓病や2型糖尿病は持っていないけど、メタボリックシンドロームの基準(例:高血圧や高コレステロールなど)を1つ以上持つ人たち、つまり、心臓や代謝に関する病気(心臓代謝疾患)のリスクが高い138人(平均46歳、BMI約29.8)の参加者を1日57g(約一把)のピーカンナッツを間食として食べるグループといつも通りの食事を続けるグループの2つに分けて、12週間実験を行いました。

■結果

1)脂質の改善:

ピーカンナッツを食べたグループでは、血液中の「悪い」脂質が減ったため、心臓病リスクを下げる良い変化といえます。

総コレステロール:約8.1 mg/dL減

LDLコレステロール(悪玉):約7.2 mg/dL減

非HDLコレステロール:約9.5 mg/dL減

トリグリセリド(中性脂肪):約16.4 mg/dL減

2)食事の質の向上

ピーカンナッツグループの食事の質(HEI-2020スコア;Healthy Eating Index-2020という指標で評価)が、通常食グループより9.4ポイントアップしたことから、ピーカンナッツが栄養価の高い選択肢であると考えられます。

※Healthy Eating Index-2020(HEI-2020)は、アメリカ人の食事ガイドラインの順守度を評価する指標です。食事の栄養学的質を100点満点で評価し、高い点数ほど健康的な食事と判断されます。

3)血管の健康

血管の柔らかさや血流(FMDやcf-PWV)に変化は見られないという結果が出たため、ピーカンナッツを食べても血管そのものには影響しないと考えられます。

4)体重

ピーカンナッツグループは平均0.7kg体重が増える傾向がありましたが、統計的には大きな差ではありませんでした。

■まとめ

12週間、毎日57gのピーカンナッツを間食として食べると、心臓代謝疾患のリスクがある人の血液中の脂質が減り、食事の質が向上したことから、ポテチやクッキーよりピーカンナッツを選ぶと、コレステロールが減り、栄養バランスが良くなる可能性があるということがわかりました。

ただ食べすぎには注意!

ナッツの健康・美容効果|カシューナッツ・ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオ・クルミ・マカダミアナッツ|#世界一受けたい授業







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む

投稿日: 2025年6月8日 11:34

認知症になりやすい人の共通点とは何?なぜ心房細動と肺機能の低下が認知症に関係するの?




認知症にならないため、今できる7つのこと 世界の研究でわかったポイントを脳神経内科教授が解説(2025年1月18日、メーテレ)では認知症になりやすい人の共通点が紹介されています。

・糖尿病
・高血圧
・脳梗塞
・意識障害が起きるほどの頭のけが
・心房細動
・肺機能の低下
・社会的孤立

12の危険因子を知って認知症を予防しよう!では認知症を予防する方法として、難聴への対策、高血圧対策(減塩推進や降圧薬の普及)、過度のアルコール摂取を避ける、肥満対策(高脂血症薬による治療の普及)、禁煙、社会的孤立を防ぐ、運動不足を解消する、糖尿病予防(女性における糖尿病患者の減少)を紹介しました。

【子供・青年期】

1)子供たちに初等・中等教育を提供する

【中年期】

2)難聴への対策(補聴器など)
3)外傷性脳損傷を防ぐ(頭部のけがを防ぐ)
4)高血圧対策
5)過度のアルコール摂取を避ける
6)肥満対策

【晩年期】

7)禁煙
8)うつ病予防
9)社会的交流・社会的接触を増やして社会的孤立を防ぐ
10)大気汚染を減らす
11)運動不足を解消する
12)糖尿病予防

今回の記事で新しいのが、心房細動と肺機能の低下です。

■心房細動と認知症

脈をとって脳梗塞の原因となる心房細動を見つけよう!によれば、通常心臓は規則的に一分間に60から100回拍動しますが、心房細動になると、心臓は不規則に300回以上拍動します。

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

血栓の原因は心房細動や動脈硬化でフィブリンが固まってしまうことにあった!?|ためしてガッテン 8月24日によれば、血栓ができる時の心臓の動きをよく観察すると、動きが悪くて鼓動が不規則の状態(「心房細動」という不整脈の一種)になっており、心臓の中で血液がよどんで固まりやすくなっているそうです。

人によって異常なタンパク質がたまりやすい人、たまりにくい人がいますが、異常タンパク質がたくさんたまった人は、ごく小さな脳梗塞で認知機能が一気に下がることがあります。

異常タンパク質がたくさんたまった人は、ごく小さな脳梗塞で認知機能が一気に下がることがあること、そして心房細動は脳梗塞のリスクを高めるものであることから、心房細動が認知症リスクを高めるというわけなんですね。

■肺機能の低下と認知症

神経細胞が電気信号を出すエネルギーは、酸素と糖です。肺の機能が下がると脳内の酸素が減って、認知機能が落ちやすくなります。

認知症予防には「禁煙」がありましたが、それは高血圧や糖尿病の人が喫煙すると心臓発作や脳梗塞、コレステロールや血圧の上昇、血糖値の上昇などのリスクが高まるからだと考えていました。

【関連記事】

しかし、今回の記事によれば、肺の機能が下がると脳内の酸素が減って認知機能が落ちてしまうということ。

つまり、喫煙が直接的に認知症のリスクを高めてしまうんですね。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

■まとめ

最後に記事の中では認知症にならないために今できることとして7つ紹介されているのですが、

1. 積極的に社会と関わる
2. 知的興味を持ち続け、訓練する
 麻雀や囲碁・将棋、料理などはいいですね。自分で計画して旅行をするのもおすすめです。
3. 豊かな感情を維持する
 いつもニコニコして、感謝を忘れず、家族や隣人と仲良くしましょう。憂鬱な気分にならないことです。
4. 有酸素運動を続ける
5. 頭にけがをしない
6. 新たな挑戦をやめない、あきらめない
7. 生活習慣病の治療を絶対やめない

1・2・3・6は社会的孤立を防ぎ、知的好奇心を持って、いろんなことに取り組む姿勢が大事ということなのでしょう。

4は肺機能の低下を防ぐため、生活習慣病予防のために、運動する習慣を持ちましょうということでしょうね。

高血圧患者には有酸素運動、高血圧予備軍にはアイソトニック運動(動的筋トレ)が効果的によれば、高血圧患者には有酸素運動が効果的であり、高血圧予備軍にとってはアイソトニック運動(動的筋トレ)が効果的なのだそうです。

7は生活習慣病が心血管疾患の危険因子であるので、良い生活習慣を持ちましょうということですね。

もう一つポイントとなるのが「5.頭にけがをしないこと」です。

脳震盪を繰り返し起こした人は、アルツハイマー病やパーキンソン病、ALSなどの神経変異疾患のリスクが高くなる!?によれば、脳震盪を繰り返し起こした人は、アルツハイマー病やパーキンソン病、ALSなどの神経変異疾患のリスクが高くなるそうです。

また、脳震とうは小さな衝撃の蓄積でも生じる場合があることもわかっているそうです。

ヘディングと認知症には関連がある!?なぜヘディングが認知症の原因になるの?で紹介した英グラスゴー大学の調査によれば、元サッカー選手は一般人に比べ、神経変性疾患による死亡率が約3.5倍高く、またサッカー選手は一般人に比べ、パーキンソン病の発症率が2倍、運動ニューロン疾患(MND)の発症率が約4倍、アルツハイマー病の発症率が5倍も高いそうです。

なぜ頭の怪我が認知症の原因となるのでしょうか?

仮説1)脳が動いて打撲する

スコットランド、子供のヘディング練習禁止へ 認知症リスクの可能性(2020/1/20、BBC)で紹介されている研究者によれば、サッカーボールが頭に当たると頭蓋骨内で浮いている脳が後頭部の骨にぶつかり、打撲傷ができるそうです。

ただ、NFL(アメフト)では「CONCUSSION(脳震とう)」問題が起きている!?|脳震盪によって起こる脳損傷・脳しんとう対策とはによれば、頭蓋内には脳髄液が満たされていてほとんど余分な空間がないため、脳はほんの少ししか動いていないと考えられるそうです。

脳震盪は衝突によって頭が左右に動いたときに起こる可能性が高く、脳震盪が起きた時に右脳と左脳をつなぐ脳梁に力が伝わって、右脳と左脳間でのかい離が起こることにより、脳震盪の症状が現れると考えられるそうです。

仮説2)脳細胞にダメージを及ぼすたんぱく質の血中レベルが上昇する

また、スコットランド、子供のヘディング練習禁止へ 認知症リスクの可能性(2020/1/20、BBC)によれば、ヘディングをした後には脳細胞にダメージを及ぼすたんぱく質の血中レベルが上昇するとの結果が、ブリティッシュ・コロンビア大学の2018年の研究で出ているそうです。

「認知症の原因タンパク質が脳炎症を起こす仕組みを解明」(2021/11/15、東京医科歯科大学)

アルツハイマー病と前頭側頭葉変性症の一部では、タウ蛋白質が神経細胞の中で蓄積・凝集して神経細胞死を誘発すると同時に、タウ蛋白質は神経細胞から細胞外に放出されて、脳の炎症を誘発する、あるいは脳の離れた場所の神経細胞に取り込まれるなどして悪影響を与えると考えられています。

認知症の原因タンパク質が頭のケガで神経細胞から細胞外に放出されて脳の炎症を誘発された結果、認知症が引き起こされるのかもしれません。

はっきりと頭のケガによって認知症になりやすくなるメカニズムはわかっていないものの、頭のケガがある人は認知症になりやすい傾向にあるので、注意が必要ですね。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら







投稿日: 2025年5月23日 10:49 編集

山瀬まみさんの病気は子宮体がんだった!手術中に脳梗塞も発症




休養中の山瀬まみ、子宮体がんだった 術後意識戻らず脳梗塞も発症 レギュラーラジオに復帰し闘病語る(2025年10月7日、デイリースポーツ)によれば、BAY FM「BAY FM it!」に出演した山瀬まみさんは子宮体がんの手術を行ったこと、がんの合併症で血栓ができやすい状態になっていて、手術中に脳梗塞を発症し、ご家族には言葉は話すことはないといわれていたそうですが、リハビリのおかげでしゃべれるようになって、復帰を果たしたそうです。

■子宮体がん

閉経年齢が45歳未満と比較して、閉経年齢が55歳以上のグループでは、子宮体がんのリスクは2.8倍!で紹介した国立がん研究センターによれば、閉経年齢が45歳未満と比較して、閉経年齢が55歳以上のグループでは、子宮体がんのリスクは2.8倍であることがわかりました。

がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学では、がんリスクを下げる条件として、「週2回以上息がはずむ程度の運動をしている」が挙げられており、運動は大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がんのリスクを下げると紹介されています。

【関連記事】

【子宮体がん】コーヒーを1日3杯以上飲む女性はリスクが6割低くなる!|厚労省研究班で紹介した厚生労働省研究班によれば、コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ、子宮がんの一種「子宮体がん」にかかるリスクが約6割低いそうです。

子宮体がんは、肥満糖尿病の人、女性ホルモンの働きの活発な人がなりやすいとされているそうです。

このことから、コーヒーを飲むことで血糖値が下がる、もしくはコーヒーを飲むと女性ホルモンなどの濃度が下がり、子宮体がんを予防する可能性があるということが考えられるようです。

●子宮体ガンのリスク要因

子宮体がん(子宮内膜がん) 予防・検診(がん情報サービス)によれば、1)子宮体がんはエストロゲンにさらされている期間が長いほど発症リスクが高くなる(原因として出産経験がない、閉経が遅い、肥満(脂肪細胞がエストロゲンを産生する)など)、2)糖尿病、3)遺伝性の腫瘍であるリンチ症候群などで子宮体がんのリスクが高くなることが分かっています。

閉経の遅い女性と初経の早い女性は、甲状腺がんのリスクが高い!によれば、閉経年齢が高いと甲状腺がんのリスクが高くなるという結果や、初経から閉経までの期間が長い女性(閉経年齢が高いこと/初経年齢が早いこと)は女性ホルモンであるエストロゲンにさらされる期間が長いといったことから、甲状腺がんが女性ホルモンに関連しているのではないかと考えられるそうです。

乳がんのリスク要因によれば、乳がんは初潮が早い、閉経が遅い、妊娠・出産歴がないという人は、女性ホルモンにさらされる期間が長くなるため、乳がんリスクが高くなると考えられています。

つまり、女性ホルモンのエストロゲンにさらされている期間が長いほど、子宮体がんや乳がん、甲状腺がんのリスクが高くなる恐れがあるというわけなんです。

現代女性の月経回数は昔の女性の約9倍!生理の回数と子宮内膜症は深く関係/子宮内膜症の患者が急増によれば、昔の女性は生涯の月経回数が約50回、現代の女性は約450回になっています。

その理由としては、現代女性は昔に比べ出産回数が減ったために月経の回数が増えているから。

また、月経のある期間が長くなったため、月経困難症や子宮内膜症などの病気が増えてきたと考えられているそうです。

現代女性のライフプランが変わる中で昔の女性と比べると「月経」による体への負担・リスクが大きくなっているんですね。

■まとめ

日本婦人科腫瘍学会によれば、子宮内膜がんの発症年齢は、閉経前後の40代後半から増加して50~60代にピークを迎えます。

日本産婦人科学会によれば、子宮体がんは子宮頸がんと比べて高齢なことが多く、特に更年期や閉経後に不正出血を認めた場合には産婦人科を受診した方がよいそうです。

また、更年期や閉経を迎える前でも、もともと月経不順だったり、乳がんを患ったことがある方は注意が必要なのだそうです。

日本の女性はアメリカに比べて更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低い!によれば、日本とアメリカの20~50代の有職女性それぞれ300名ずつを対象にインターネットで調査したところ、アメリカの女性の方が日本の女性よりも更年期症状やPMS(月経前症候群)、月経痛、子宮内膜症といった自覚している女性特有の症状に対しての自覚率が高かったそうです。

→ 生理痛の症状・原因・緩和する方法 について詳しくはこちら

また、婦人科受診の頻度の質問では、日本とアメリカで女性特有の症状に対する関心の度合いの違いがさらにはっきりとします。

アメリカの女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 65.7%
  • 婦人科に行ったことがない 6.3%

日本の女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 29.0%
  • 婦人科に行ったことがない 33.0%

つまり、日本の女性はアメリカの女性と比較すると、女性特有の症状に対する行動(婦人科を受診するなど)をしない傾向にあります。

#宇多田ヒカル、「婦人科に定期的に検診に行くことは、すごく大事」では、宇多田ヒカルさんは2008年当時に周りに子宮内膜症や子宮筋腫、子宮がんにかかっている女性が多いことからも、婦人科に定期的に検診に行くことが大事とアドバイスしていましたが、先ほど挙げたもともと月経不順だったり、乳がんを患ったことがある方、更年期や閉経後に不正出血がある方は子宮体がんの予防のためにも受診してみてはいかがでしょうか?







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

※この情報は、ニュース記事の情報をベースに、25年間の運営実績を持つハクライドウが科学論文を参考にさらに補足を加えています。

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の中心に置いている憲法を読む

投稿日: 2025年10月7日 15:36

箕輪厚介さんの骨密度は80歳のおばあちゃんレベル!骨密度が低下している箕輪さんの生活習慣とは?





骨密度は80歳のおばあちゃんレベルで、◯◯ガンのリスクもあり。人間ドックの結果が衝撃的で◯にたくなりました…【箕輪厚介の健康になりたい!】

編集者の箕輪厚介さんの人間ドックの結果が衝撃的で、骨密度が若年者の平均に対して「72.7%」 しかなく、同世代の平均と比べても「69.4%」と極めて低い数値で、平均でいうと「80歳のおばあちゃんレベル」でした。

解説によれば、骨密度が低下している要因として挙げられたのが、リモートワークで歩く機会が減っていること(体に適度の加重を与えないと骨代謝が進まない)、歩かないので日光(紫外線)を浴びない、夜はお酒を飲む(お酒の飲みすぎで肝臓が疲れており、骨を強くするために必要な「ビタミンDを活性型に変化させる代謝」が正常に働いていない可能性がある)、ビタミンDの血中濃度が上がっていないこと。

医師からの骨密度改善プランは、ビタミンDサプリの摂取(「25-OHVD(25-ヒドロキシビタミンD)」は、血液中のビタミンD量を測定する検査項目で、25-OHビタミンDが骨密度を上げるうえで大事)、運動、日常生活で歩く・日光を浴びる、肝臓の代謝機能を戻すため、週2日の休肝日を作る、タンパク質(サラダチキン、納豆、卵など)を摂取する(体重×1gまたは1.5g)。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら

■まとめ

この動画で学んだことは肝機能低下とビタミンDとの関係ですね。

お酒の飲みすぎで肝臓が疲れると、骨を強くするために必要な「ビタミンDを活性型に変化させる代謝」が正常に働いていない可能性があると考えれば、お酒を飲みすぎの人は将来の骨粗しょう症リスクを上げているということになりますね。

また現代の働き方は骨をもろくする方向に進んでいるともいえるので、いかに自分自身で気を付けていかないと勝手に骨粗しょう症になりやすくなっているということなんですね。

松本伊代さん、2度の骨折の原因は骨密度の低下だった!でも書きましたが、骨粗しょう症で亡くなるということはないですが、QOLが低下することは間違いありません。

女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験|米研究で紹介した米国の骨粗しょう症財団によると、50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験しているそうです。

また、運動器の障害のために要介護となる危険の高い状態のことをロコモティブシンドローム(運動器症候群)と言いますが、ロコモティブシンドロームの要因となる骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症の3つの病気になると、運動器の障害が生まれ、要介護状態になる危険性が高くなります。

骨粗しょう症になり、骨がもろくなって、歩いているときに転倒し、大腿骨骨折などで歩けなくなると、骨折がよくなったとしても、入院期間中に筋力が衰えてしまい、立ち上がったり、歩くことができなくなってしまいます。

リハビリを怠けてしまったりすると、今までできていたことができなくなり、体を動かすこと自体が億劫になり、それが繰り返されると、体が本当に動かなくなってしまうんですね。

骨粗しょう症は亡くなるリスクがなくても、確実に生活するのが難しくなる病気なんです。

リモートワークになって歩く機会が減っている人、日光(紫外線)を浴びなくなった人、夜はお酒を飲む人、タンパク質を摂取しない人、血液中のビタミンD量が低下している人は骨粗しょう症のリスクが上がっていると考えて生活習慣を見直しましょう!

骨粗しょう症の症状・原因・予防する方法(食べ物・運動)







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の中心に置いている憲法を読む