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安藤忠雄さんはすい臓がんで膵臓と脾臓を全摘出する手術を受けていた!|2009年に胆嚢・胆管・十二指腸にがんが見つかり全摘

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【目次】

■安藤忠雄さんはすい臓がんで膵臓と脾臓を全摘出する手術を受けていた!

IMG_8813 - 安藤忠雄步入亞洲大學藝術館動土典禮現場.JPG

by 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia(画像:Creative Commons)

安藤氏 費用「下がるところある」体調不良「膵臓と脾臓を全摘」

(2015/7/16、スポニチアネックス)

「体調がよくなかった。膵臓と脾臓を全摘した」と語った。

建築は育てゆくもの…安藤忠雄さん作品集刊行

(2015/3/20、読売新聞)

実は昨年、膵臓すいぞうがんが見つかり、7月に膵臓と脾臓ひぞうを全摘出する手術を受けた。半年間に及ぶ抗がん剤治療の副作用で、一時的な面やつれが感じられる。

新国立競技場のデザイン採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家・安藤忠雄氏は2014年にすい臓がんが見つかり、同年7月に膵臓と脾臓を全摘していたそうです。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・チェック について詳しくはこちら

5つの臓器を全摘した建築家・安藤忠雄「生涯、青春していたい」

(2017/10/13、文春オンライン)

私は2009年に胆嚢・胆管・十二指腸にがんが見つかり、すぐに全摘しました。厄介な手術を乗り越えひと安心していたら、5年後には膵臓と脾臓にがんが再発。

安藤忠雄さんのインタビューによれば、胆のう・胆管・十二指腸・膵臓・脾臓にがんが見つかり、5つの臓器を全摘されているそうです。

■すい臓がんの症状

すい臓がんが早期に発見されにくい理由は、自覚症状がなかなか現れず、また、すい臓がん特有の特徴的な症状がないためです。

すい臓がんの症状として共通しているのが、胃のあたりや背中が重苦しい、お腹の調子がよくない、食欲不振やだるさ、体重の減少などがありますが、いずれもすい臓がん特有の症状ではなく、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちです。

すい臓がんがある程度進行すると、はっきり黄疸が出たり、腹痛も強くなり、背中や腰に痛みが走り、体重の減少といった症状もみられるようになります。

すい臓がんが糖尿病を併発するということはあるため、糖尿病との関係についても注意が必要。

そのため、最近、糖尿病の症状が出てきたという人、あるいは、かねてからの糖尿病が急に悪くなってきたという人などは、早めにすい臓がんの検査を受けてみることをおすすめします。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・チェック について詳しくはこちら







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梅宮アンナさんが乳がんを告白!どんながん治療を選択したの?

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■梅宮アンナさんが乳がんを告白

【独占告白】梅宮アンナからメッセージ「私、7月31日に乳がん治療を始めました」

(2014/8/14、OTONA SALONE)

「浸潤性小葉がん」という希少な組織型のがんで、部位は右乳房。ステージⅢA、右腋窩(えきか・わきの下)リンパ節転移があります。ホルモン受容体陽性、HER2陰性でした。

梅宮アンナさんが乳がんを告白しました。 

私は小さいときから梅宮家のみんなががんにかかるのを見て育ち、いつか遺伝で自分もがんになると思っていました。父、梅宮辰夫は36歳で肺がんになり、4年前に81歳で逝去するまでがんと一緒に生きました。父の2人の妹もそれぞれ大腸がん、乳がんにり患しました。

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がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学によれば、がんのリスクを上げる条件をみると、家族歴が入っています。

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

【関連記事】

【参考リンク】

家族にがんににかかった人がいる方はがんのリスクが高いので、日ごろから生活習慣に気を付けたいですね。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら

【追記(2024年9月25日)】

梅宮アンナ 乳がん闘病SNSで発信「絶望じゃなく希望を与えたいから」投稿に込めた思い、取材で語る(2024年9月25日、スポニチアネックス)によれば、梅宮アンナさんは2024年7月に「浸潤性小葉がん」が見つかり、リンパ節転移のあるステージ3Aと診断され、抗がん剤治療をスタートし、手術、抗がん剤という標準治療を選択しました。

倦怠感や動機、息切れ、頻尿で2時間おきに目が覚めるなど抗がん剤の副作用はつらいそうです。

今後は新たに抗がん剤の「パクリタキセル」の投与をはじめ、年内に手術を受け、その後は放射線治療、ホルモンの薬を10年のむという治療を行っていくそうです。







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英キャサリン妃、がんの化学療法を終え、徐々に公務に復帰する予定




ウィリアム英皇太子の妻キャサリン妃はがんの化学療法を終え、徐々に公務に復帰する予定であることをXに投稿しました。

がんの種類は明らかになっていません。

Xの投稿によれば、「私たち家族にとって、この9か月は信じられないほどつらいものであり、がんの経過は、誰にとっても、特に身近な人にとっては複雑で恐ろしく、予測不可能なもの」と語っています。







「ノラ」で有名!歌手の門倉有希さんが乳がんのため死去。乳がんのリスクを下げるにはどうしたらいいの?

98年にリリースした「ノラ」がカラオケでよく歌われる歌として有名な歌手の門倉有希さんが乳がんのため亡くなりました。50歳でした。

■乳がんのリスクを下げるには?

●セルフチェック

女性の54.5%が「最近1年以内に乳がん早期発見のための乳房のセルフチェックをしていない」|乳がんセルフチェック3つのポイント(しこり・くぼみ・分泌物)

●乳がん検診

●座る時間を減らす

1日7時間以上座っていると乳がん罹患リスクが上昇 !1日7時間以上の座位時間では、運動を増やしても乳がん罹患リスクは低下しない!|京都府立医科大学

●積極的に運動する

積極的に運動する女性は乳がんリスクが低い|国立がん研究センター

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●みそ汁を摂取する

みそ汁の摂取が多いほど、乳がんになりにくい|国立がん研究センター

●大豆・DHA・EPA・乳酸菌

●お酒を控える

飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるによれば、最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

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●ほくろの数

コホート研究|葉酸とうつ|前立腺がんと薄毛|ほくろの数と乳がん|脈拍と糖尿病|ヨーグルトと糖尿病|ヤセと認知症|#世界一受けたい授業

アメリカの看護師7万人を調査した結果、腕に3ミリ以上のほくろが15個以上ある場合は35%乳がんリスクが高くなるそうです。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら

●黒糖を食べる

黒糖(黒砂糖)の摂取はがんリスク(胃がん・乳がん・肺がん)を低下させる!?

■まとめ

乳がんリスクを下げる方法をまとめると、1)日頃のセルフチェック+定期的な乳がん検診、2)積極的な運動(座る時間を減らす)、3)大豆(味噌汁)・DHA・EPA・乳酸菌などの健康的な食事、4)お酒を控えるといったがん予防でよく紹介される基本的なものでした。

反対に考えると、健康的な生活習慣こそが乳がん予防につながるということです。

ただ乳がんは女性だけのがんではなりません。

男性でも乳がんになるということを広く知らせるきっかけになったのは、「KISS」のオリジナルメンバーで、以前乳がんの手術を受けたピーター・クリスさんです。

【関連記事】

男性で乳がんを意識している人はほとんどいないと思います。

乳がんとは?知っておきたいがん検診(日本医師会)によれば、

男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下のまれながん

なのだそうですが、乳がんは女性だけに限る病気ではなく、男性にも起こりうる病気なのです。

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オズワルドの畠中悠さんの病気は初期の腎臓がんが判明し入院し手術へ




オズワルドの畠中悠(36)さんがラジオ「ほら!ここがオズワルドさんち!」で、1月に泌尿器科で検査を受けた結果、初期の腎臓がんと診断され、一時活動を休止して入院し、手術を受けることを報告しました。

芸能人の方で腎臓がんが見つかった方でははんにゃ川島さんや藤崎マーケット田崎佑一さんのことを思い出します。

はんにゃ川島さんの病気は腎臓がん 手術を告白|#しくじり先生によれば、はんにゃ・川島章良(当時34)さんが「しくじり先生 俺みたいになるな!!2時間スペシャル」に出演し、2014年11月に健康診断を受けたところ、腎臓がんが見つかり、2015年1月に摘出手術を受けていたことを告白しました。

●藤崎マーケット田崎佑一さんが人間ドックを受診した際、左の腎臓に腫瘍が見つかり、腫瘍は約2・5センチと摘出すれば安心な大きさだったため、腹腔鏡手術で左腎臓を部分切除し、病理検査の結果、悪性の左腎がんとわかったそうです。(2017年)

【追記(2024/3/14)】

オズワルド畠中悠、腎臓1個摘出していた「ワンオペです」復帰の冠ラジオ番組で告白も万全強調(2024/3/14、日刊スポーツ)を参考に、畠中さんが腎臓がんを発見してから手術までの経緯をまとめます。

2023年11月に空気階段の鈴木もぐらさんとともにPET検査を受診
→2024年1月に行った泌尿器科のCTスキャンで発覚
→2月29日に手術を行ない腎臓一個を摘出(がんが内部に出来ていて残る可能性があったため)
→現在は野菜を食べたり自炊をする生活に。

今回のラジオによれば、「去年肺炎になってタバコも止めて、今度腎臓がんになって野菜を食べたり自炊したりとかして」といっていたことから、がんになっても長生きできる生活習慣|たけしの家庭の医学を参考にすると、これまでがんのリスクの高い生活をしていたと考えられます。

がんのリスク問診

がんのリスクを上げる条件は、「はい」の点数だけグラフが上がっていく

がんのリスクを下げる条件は、「はい」の点数だけグラフが下がっていく

がんのリスクを上げる条件

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

がんのリスクを下げる条件

  1. 野菜を毎日小鉢で5皿以上食べている
  2. 果物を毎日1皿以上食べている
  3. 週2回以上息がはずむ程度の運動をしている
  4. コーヒーを毎日飲んでいる
  5. 大豆製品を毎日食べている
  6. 1日2回以上歯を磨いていいる
  7. 緑茶を毎日5杯以上飲んでいる

問診の点数(合計2点以上)が高いと、生活習慣を改善しないと、がんになったら長生きできない可能性が高い人なのだそうです。

■腎臓の機能

腎臓は、血液を濾過し、余分な老廃物や塩分を取り除くという、重要な役割を担っています。

さらに、赤血球を作るホルモンを作り、全身に酸素を行き渡らせたり、血圧を調整したりするなど、生命を維持する上で欠かすことのできない臓器です。

腎臓のろ過機能は糸球体で行われているのですが、その糸球体は損傷しても再生しないため、機能不全や損傷した場合は塩分・カリウムの制限や人工透析が必要となります。

現代人は腎臓に負荷を与える塩分摂取量が多いため、負荷がかかりやすく、知らない間にも腎臓にダメージを与えている場合があります。

→ 腎臓の働き・機能・位置 について詳しくはこちら

■腎臓がんとは

腎臓がんは本来40代以上、特に50代、60代に多い病気なのですが、最近では20代、30代の発症が増加しているそうです。

腎臓がんの初期段階では症状が現れにくいそうです。

腎臓がんの代表的な症状は次の通り。

  • 腹部の疼(とう)痛
  • 血尿
  • おなかのしこり
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 全身倦怠感
  • 発熱
  • 貧血

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら

腎臓がんのリスク要因は、喫煙・肥満などが挙げられるそうです。

メタボリックシンドロームを放っておくと、腎臓の機能が60%未満に低下する慢性腎臓病になる恐れがあるそうです。

メタボ→高血圧高血糖動脈硬化→糸球体のろ過機能低下→腎臓機能低下

メタボリックシンドロームになると、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管が動脈硬化を起こします。

腎臓の血管でも動脈硬化が起こり、腎臓にある糸球体(血液をろ過する腎臓の血管)が動脈硬化を起こすことで、濾過する能力が低下します。

その結果、腎機能の低下が起こります。

また、脂肪肝(非アルコール性脂肪肝)によって慢性腎臓病のリスクが高くなる!?によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患により慢性腎臓病となるリスクが1.55倍になるそうです。

脂肪肝の原因の主なものとして、カロリーオーバーな食事が挙げられますが、同様に腎臓に負担がかかる原因に、糖分の多い食事や高脂肪の多い食事があります。

糖分の多い食事や高脂肪の多い食事が続くと、血液中に「糖」や「脂肪」が増加し、それによってろ過する穴を広げてしまうため、糸球体のろ過する機能がうまく働かなくなってしまうからです。

つまり、肥満につながる生活習慣が腎臓に負担をかけてしまう生活習慣といえます。

●腎臓がんの検査

腎細胞がんを見つける検査としてはまずは体への負担が少ない超音波検査(エコー検査)を行ないます。

超音波検査でがんの疑いがあった場合に、CTやMRIといった画像診断を行ないます。

また、腎盂がんの場合は、尿細胞診検査や尿管鏡検査を行なうことがあるそうです。

●腎臓がんの手術

腎細胞がん、腎盂がんともに外科手術が治療法の第一選択肢なのだそうで、近年では、腹腔鏡を使った手術が普及しているそうです。

■まとめ

腎臓がんは近年20代、30代にも増えている病気で、リスク要因は喫煙や肥満などが挙げられます。

生活習慣を見直す機会にしてみてはいかがですか?

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら







【腎臓の病気関連記事】
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