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肝臓がん・肺がんは厳しい結果|がん患者の5年後生存率

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by Phalinn Ooi(画像:Creative Commons)

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肝臓と肺がん、厳しい生存率 治療5年後を集計

(2015/9/14、日本経済新聞)

国立がん研究センターは14日、2007年にがん診療連携拠点病院でがんと診断され治療を始めた患者の5年後の生存率を公表した。

<中略>

ほかの臓器も含め、すべてのがんを合わせると64.3%だった。

主要ながんの5年生存率は乳房で92.2%、大腸は72.1%、胃は71.2%。肝臓は35.9%、肺は39.4%だった。

国立がん研究センターが発表した2007年にがん診療連携拠点病院でがんと診断され治療を始めた患者の5年後の生存率によれば、乳がん大腸がん胃がんは比較的高く、肝臓がん肺がんは厳しい結果となっています。

→ 肝臓がん について詳しくはこちら

→ 肺がんの症状・原因・予防するための検査 について詳しくはこちら







【参考リンク】

公開日時: 2015年10月5日 @ 15:00

大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班

大豆(Daizu) soybeans

by T.Hagihara(画像:Creative Commons)

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■大豆製品をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まる

大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる--厚労省研究班

(2009/3/10、毎日新聞)

大豆製品をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まることが、厚生労働省の研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。

大豆に含まれるイソフラボンは、乳がんのリスクを減らすことが知られており、研究班は「食事を通して適度に取るのがいい」としている。

大豆に含まれるイソフラボンは乳がんのリスクを減らすといわれていますが、厚生労働省の研究班によれば、大豆をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて、肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まるそうです。




■なぜ、大豆をたくさん食べることによって女性の肝臓がんのリスクが高まるのか?

なぜ、大豆をたくさん食べることによって肝臓がんになる危険性が高まるのでしょうか。

研究班の倉橋典絵・国立がんセンター予防研究部研究員によると、イソフラボンの分子構造は、女性ホルモンのエストロゲンに似ている。

エストロゲンは乳がんのリスクを高める半面、肝臓がんには予防作用があり、イソフラボンの過剰摂取がこうした作用を妨げると考えられる。

倉橋研究員は「肝臓がんの最大のリスク要因はB型、C型肝炎ウイルス。

女性の場合、まず感染の有無を調べ、感染が分かれば大豆製品の取りすぎに注意してほしい。

感染していなくても過度の取りすぎには注意が必要」と指摘する。

イソフラボン摂取と肝がんとの関連について|国立がん研究センター

肝炎ウイルス感染者の割合に男女差がほとんどないにもかかわらず、肝がんの発生率は女性の方が男性より少ないことから、女性ホルモン(エストロゲン)が肝がんに予防的に作用する可能性が考えられています。動物実験や疫学研究でも、その仮説が支持されています。

イソフラボンはその構造がエストロゲンに似ていますが、その働きはもともと体内に存在するエストロゲンの量によって異なり、臓器によってもさまざまです。肝がんの場合には、もともとエストロゲンレベルが低い男性ではエストロゲン作用を、逆にエストロゲンレベルが高い女性ではエストロゲンを妨げる作用(抗エストロゲン作用)をするのではないかと推測されます。

したがって、イソフラボンを多く摂取すると、女性では肝がんに予防的なエストロゲン作用が妨げられることで、リスクが高くなる可能性が考えられます。

肝臓がんの場合には、エストロゲンレベルが低い男性ではエストロゲン作用を、逆にエストロゲンレベルが高い女性ではエストロゲンを妨げる作用をするのではないかと推測されるため、イソフラボンを多く摂取すると、女性ではエストロゲン作用が妨げられることで、肝臓がんリスクが高くなると考えられるそうです。

肝臓がんの最大のリスク要因は肝炎ウイルスなので、感染がわかれば、大豆製品をとりすぎないようにして、食事を通して、適度に摂取するようにしましょう。

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エゴマに含まれる「ルテオリン」に脂肪肝・NASH・肝がん予防効果|名古屋市大

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by Vall d’Hebron Institut de Recerca VHIR(画像:Creative Commons)

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■エゴマに含まれる「ルテオリン」に脂肪肝・NASH・肝がん予防効果

エゴマに肝がん予防効果 名古屋市大が成分発見

(2015/10/24、日本経済新聞)

NASHの発症や進行は、老化などに伴う肝細胞の酸化が関わっていることが分かっており、研究グループはエゴマの種に多く含まれ、抗酸化作用が強い「ルテオリン」が予防に効くと考えた。

まず遺伝子操作でがんになりやすくした「老化ラット」を作成。NASHを引き起こす餌を3カ月間食べたラットと、この餌にルテオリンを加えたものを同じ期間食べたラットを比較すると、ルテオリンを摂取した方は、NASHの進行が20~30%遅かった。摂取していないものに比べ、がん化の可能性がある細胞が半分程度しかないことも判明した。

名古屋市立大の研究グループ(内木綾助教)が、エゴマに含まれる抗酸化作用が強い「ルテオリン」という成分がNASH(非アルコール性脂肪肝炎)や、それに伴う肝細胞のがん化を抑制することを発表したそうです。

参考画像:増え続ける 新たな肝癌リスク “非アルコール性脂肪肝炎”予防に「エゴマ成分」が有効 (2015/10/16、名古屋市立大学プレスリリース)|スクリーンショット

増え続ける 新たな肝癌リスク “非アルコール性脂肪肝炎”予防に「エゴマ成分」が有効

(2015/10/16、名古屋市立大学プレスリリース)

このことから、老化状態では酸化ストレスがたまりやすく、NASH が進行する可能性や、「ルテオリン」が酸化ストレスを抑えることにより、NASHを予防することが明らかとなりました。

エゴマに含まれる「ルテオリン」が酸化ストレスを抑えられることにより、NASHの予防ができるようです。

Bex1 遺伝子は NASH からがんが発生するとき、あるいはがん化した後も、増殖の維持に重要な役割を担っていることが、本研究で初めて解明されました。

brain expressed, X-linked 1 (Bex1)は NASH からがんが発生するときやがん化した後も増殖の維持に重要な役割をになっていることが分かったことにより、NASHの治療法開発に役立つことが期待されます。

参考画像:増え続ける 新たな肝癌リスク “非アルコール性脂肪肝炎”予防に「エゴマ成分」が有効 (2015/10/16、名古屋市立大学プレスリリース)|スクリーンショット

■まとめ

NASHが進行すると肝ガンが起こる可能性があることから、その予防・対策が必要ですが、今回の研究で分かったことにより、エゴマを日常的に摂取することで脂肪肝やNASH、肝臓ガンを予防することができるかもしれません。

→ 肝臓がん予防によい食事・食べ物 について詳しくはこちら

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すい臓がんを早期発見する鍵は「血糖値」|#ためしてガッテン(#NHK)

accomplished (344/365)

by Tim Pierce(画像:Creative Commons)

病気・症状 > すい臓がん > すい臓がんを早期発見する鍵は「血糖値」|ためしてガッテン(NHK)




■すい臓がんを早期発見する鍵は「血糖値」|ためしてガッテン(NHK)

2015年5月20日放送のNHKためしてガッテンは「早く!すい臓がん発見 自己判定ガイド初公開」がテーマです。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・予防 について詳しくはこちら

すい臓がんといえば、記憶に新しいのは、坂東三津五郎さんがなくなったことでしょうか。(坂東三津五郎さん死去|病気はすい臓がん

すい臓がんが恐ろしいと言われるのは、生存率が低いこと。

すい臓がんを早期発見する方法を開発したのは15歳!?将来的には生存率が100%になる可能性も?によれば、

「すい臓がんの85%が見つかった時には手遅れで、生存率は2%以下」

といわれているそうです。

その理由は、すい臓がんが見つかった(発見できる段階にある)時には、すでに進行していたり、転移していることが多いため、手術もできないような状態だからと言われています。

番組で紹介したすい臓がんの早期発見に役立つその鍵は「血糖値」。

ポイントは、血糖値が理由がないのに急上昇すること。

糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、糖尿病の人はそうでない人に比べて、すい臓がんになるリスクは1.85倍なのだそうです。

すい臓がんに関しては、すい臓はインスリンを分泌する臓器であり、糖尿病の人がすい臓がんになりやすいとは考えやすいですよね。

番組によれば、すい臓でインスリンを作るβ細胞が、すい臓がんができると働きが悪くなり、その結果として血糖値が急上昇することがわかってきたのだそうです。

このことは、がんの初期から現れるということですので、すい臓がんの前兆・初期症状として捉えるといいかもしれません。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・予防 について詳しくはこちら







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【予習編】

Yahoo!テレビ番組予告

今回のご紹介する方法で、なんと家庭でも気づくことが可能に!しかも、「健康な人」ほど気づきやすい、といううれしい情報が!さらに、人間ドック、健康診断の結果用紙に隠れている前兆や、紅茶を使ったユニークな最新検査法もご紹介!

P.S.

すい臓がんを早期発見する方法を開発したのは15歳!?将来的には生存率が100%になる可能性も?で紹介した2013年に当時15歳のジャック・アンドレイカ君が発見したすい臓がんを早期発見する画期的な方法は次の通り。

すい臓がんになると検出される8000種類のタンパク質を納めたデータベースの中から

・がんの初期段階からすべての患者において血中レベルが高くなる
・がんである場合のみ変化が見られる

というタンパク質を発見し、一種類の特定のタンパク質にだけ反応するという性質をもつ「抗体」の性質を組み合わせるというものです。

がん患者の血液サンプルによる73のがんの遺伝子検査を国内で初めて実施|東京医科歯科大学医学部附属病院

Checking Blood Sample

by National Eye Institute(画像:Creative Commons)




■がん患者の血液サンプルによる73のがんの遺伝子検査を国内で初めて実施|東京医科歯科大学医学部附属病院

東京医科歯科大学医学部附属病院 がん患者の血液サンプルのみによる73のがん網羅的遺伝子検査を国内で初めて実施。痛みのない迅速ながん医療に一助

(2017/9/8、東京医科歯科大学プレスリリース)

従来のがんゲノム検査では、患者さんのがん細胞を生検などで採取して検査を行う方法が主流ですが、この検査では患者さんから血液サンプルのみを取り、血液中の「遊離 DNA」、つまり血流内に排出された、死んだがん細胞由来の DNA を解析することで、がんゲノム変異を調べることができ、新たな治療法の発見などに期待が持たれています。

東京医科歯科大学医学部附属病院では、Guardant Health(ガーダント・ヘルス)社が開発した、がん患者の血液サンプルによる73のがん網羅的遺伝子検査「Guardant360」を含んだ医師主導臨床試験「PROFILE 試験」を開始しました。

血液からの検体採取は、組織を採取する生検よりも非侵襲的であり、がん細胞を採取する痛みや検体採取を行う時間を大幅に軽減・短縮することができます。この検査法は、リキッドバイオプシー(血液による生体検査)とも呼ばれ、現時点では組織からの遺伝子解析を置き換えるものではなく、相補的な役割と考えられますが、米国の非小細胞肺癌 NCCN ガイドラインでは、組織からの繰り返しの生検が困難な場合は、リキッドバイオプシーを考慮する指針が出され、他のがんでの活用も米国を中心に期待が高まっています。

がん細胞を生検などで採取する従来のがんの遺伝子検査に比べて、リキッドバイオプシー(血液による生体検査)とも呼ばれる血液からの検体採取は非侵襲的であるため、痛みが大幅に軽減され、また採取を行なう時間も大幅に短縮することができるというメリットがあります。




■まとめ

今回紹介したような患者の負担が少ない検査方法が用いられることは、がん検査に対するハードルを低くするためにも重要なことだと思います。

例えば、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」を血液検査で精度よく診断できる新手法開発|大阪大によれば、NASHは、脇腹に針を刺して肝臓組織を一部採取する肝生検で診断するのですが、肝生検は入院が必要で患者の体の負担も大きいため、簡便な診断法の開発が求められてきていて、大阪大のチームは血液検査で精度よく診断できる新手法を開発しました。

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今後、血液による生体検査と組織を採取する生検による診断とで補い合うようにして活用していくようになっていくといいですね。







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