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イライラする・生理が不規則・体がダルい・・・20代・30代でもなってしまう「若年性更年期障害」とは?

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■イライラする・生理が不規則・体がダルい・・・20代・30代でもなってしまう「若年性更年期障害」とは?

depressed much?

by krystina(画像:Creative Commons)

「何でもないことでイライラする」

「気分が沈む(落ち込む)」

「最近生理が不規則だなぁ」

「体がダルい(疲れやすい)」

そんな症状に悩まされていませんか?

もしかすると、「若年性更年期障害」かもしれません。

20代・30代でもなってしまうことがある「更年期障害」とは?

(2014/11/25、マイナビニュース)

若年性更年期障害といわれている病態は医学的には「卵巣機能不全」といいます。

これは、女性ホルモンが活発に分泌しているはずの20代から30代くらいの女性でも、生理が来なくなったり、自律神経が乱れたりと通常は40代以降の女性がなりやすい更年期障害の諸症状が現れてしまうことを総称しています。

女性ホルモンが活発に分泌しているはずの20代や30代の若い女性でも、生理が来なくなったり、自律神経が乱れたりと40代以降の女性になりやすい更年期症状が現れることを「若年性更年期障害(じゃくねんせいこうねんきしょうがい)」(医学的には「卵巣機能不全(らんそうきのうふぜん)」)といいます。

■若年性更年期障害の症状とは?

症状の例としては以下の通り。

突然起こる顔のほてり「ホットフラッシュ」、大量の汗が噴き出る「スウェッティング」、手足の冷え、精神的な症状など

「ホットフラッシュ(顔のほてり)」や「スウェッティング(多汗)」、冷え、イライラや気分が落ち込むなどの精神的な症状などその症状は様々で、個人差もあり、ほとんど気にならないほどの症状の人もいれば、日常生活も満足にできない症状の人もいます。

■若年性更年期障害の原因とは?

体に何らかの疾患を抱えて生理が来ない人もいますが、いずれも多くは不規則な生活やストレス、過度なダイエットが背景にあると言われています。脳が、ストレスや過度なダイエットによる飢餓状態になってしまうと女性ホルモンを分泌するために行う卵巣への働きかけが十分に行えず、自律神経が乱れて心身の不調が現れたり、生理が止まったりするのです。

不規則な生活やストレス、過度のダイエットによって、女性ホルモンを分泌するために行う卵巣への働きかけが十分に行えず、自律神経が乱れてしまうために、更年期のような症状が現れてしまうようです。

更年期のような症状がある人、何ヶ月も生理が来ない人は一度婦人科を受診してみてくださいね。

→ 生理不順(月経不順)の原因・対策 について詳しくはこちら







更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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●相性の合う医師・病院を見つけておく

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




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#川村ひかる さんは20代で子宮内膜症、30代で若年性更年期障害を乗り越え、妊娠|どんな妊活を行なったのか?

健康・美容チェック > 不妊 > 川村ひかるさんは20代で子宮内膜症、30代で若年性更年期障害を乗り越え、妊娠|どんな妊活を行なったのか?

【目次】




■川村ひかるさんは20代で子宮内膜症、30代で若年性更年期障害を乗り越え、妊娠

Untitled

by Vanessa Porter(画像:Creative Commons)

川村ひかる、第1子妊娠6ヶ月 苦難乗り越え“ABC妊活”に取り組む

(2016/7/6、Oricon)

川村ひかる(36)さんが、第1子を妊娠していることがわかったそうです。

現代女性が将来的に子供がほしいならば、パートナーがいなくても、妊娠のための準備をしておく必要があるによれば、10代から数多くのグラビア撮影を行ってきた川村さんは、ダイエットの影響でホルモンバランスを崩し、30代に受けた検査で「卵胞の数が少なく、妊娠は難しい」と診断されていたそうです。

昔から母親になることに憧れ、厳しい現実を突きつけられるも、3年ほど前から食生活のコントロールをはじめとした“妊活”へと取り組み始めた。

生理不順(月経不順)によれば、食生活の乱れや食べない系ダイエットのような無理なダイエットによるミネラル・ビタミンの不足が、冷え低体温、生理不順、貧血などを引き起こす重要な原因になっています。

また、女性の卵子には亜鉛が豊富に含まれていて、欠乏すると妊娠しにくくなる(不妊)ほか、生理不順も多くなります。




■川村ひかるさんが行なってきた妊活とは?

川村ひかるさんは、どのような妊活を行なってきたのでしょうか?

 「20代で子宮内膜症、30代で若年性の更年期障害になったりして、ホルモンが少なく妊娠しにくい体ということを意識して、主人に出会う前から不妊治療セミナーに通ったり、雑誌の特集で見かけた卵子凍結セミナーにも話を聞きに行きました。自分の肉体年齢は実際より3、4歳はプラスと考えて、パートナーが見つかってからでは遅いと思っていたんです」。

現代の女性は、妊娠しづらい、子供ができにくい身体になっているといわれています。

それは、女性の社会進出による仕事の増加に伴うストレスの増加、エアコンによる体温調節機能の低下、食生活の乱れ(バランスよい食事ができない)、無理なダイエットによる筋肉の低下・ホルモンバランスの乱れ、体温の低下など原因はさまざまです。

つまり、現代の女性が将来的に子供がほしいと思うならば、独身でパートナーがいなかったとしても、妊娠のための準備をしておく必要があるのです。

川村ひかるさんの場合は、20代で子宮内膜症、30代で若年性更年期障害になったりして、ホルモンが少なく妊娠しにくい体であったため、特に大変だったのではないでしょうか。

川村ひかるさんは31歳のころ若年性更年期障害を発症していた|私の何がイケないの? 2月22日では、川村ひかるさんが31歳のころ若年性更年期障害を発症していたことを告白しました。

川村ひかるさんが若年性更年期障害を発症した原因と考えられるのは2つ。

1.子宮内膜症の治療で5年間ピルを飲んでいたが、改善の兆しが見られ、また将来の妊娠を希望して、ピルを飲むのをやめたところ、ホルモンバランスが乱れるようになったこと

2.新しい仕事やビジネスパートナーからのプレッシャーによるストレス

こうした2つの理由から若年性更年期障害を発症したと考えられます。

若年性更年期障害の治療にあたっては、薬による治療が怖かったため、自分に合う漢方薬や鍼治療を行ない、改善したそうです。

→ 若年性更年期障害 について詳しくはこちら

 さらに、日々の生活習慣も見直し始めた。1時間でも多く睡眠を取る、脳をリラックスさせるため夜にスマホやPCを見ない、家の電気をダウンライトにする、冷たい飲み物を控える、などなど、体に刺激を与えるものをできるだけ控えるよう取り組んだ。

体に刺激を与えるものを控えるという生活習慣の改善を行なったそうです。

■まとめ

現代の女性が将来的に子供がほしいと思うならば、独身でパートナーがいなかったとしても、妊娠のための準備をしておく必要があると思います。

川村ひかるさんのケースはその教訓となるケースではないでしょうか。

→ 不妊の原因・不妊治療・妊活 について詳しくはこちら







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#川村ひかる さんは31歳のころ #若年性更年期障害 を発症していた!【若年性更年期障害の芸能人・有名人】

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2016年2月22日放送「私の何がイケないの?SP」で川村ひかるさん(グラビアアイドルKさん)が31歳のころ若年性更年期障害を発症していたことを告白しました。




■若年性更年期障害とは

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調であり、自律神経失調症の一つです。

通常は、女性の場合、主に「閉経」という大きな変化が起きる40代後半に見られることが多いようです。

しかし、近年、20代や30代ぐらいの更年期にはまだ早い年齢であるにもかかわらず、更年期症状があらわれる「若年性更年期障害」が増えてきています。

→ 若年性更年期障害について詳しくはこちら

川村ひかるさんの若年性更年期障害の症状は、めまいや頭痛、吐き気、髪が抜けるなどの症状があったそうです。

■川村ひかるさんが若年性更年期障害を発症した原因

All the way down

by Katie Tegtmeyer(画像:Creative Commons)

川村ひかるさんが若年性更年期障害を発症した原因と考えられるのは2つ。

1.子宮内膜症の治療で5年間ピルを飲んでいたが、改善の兆しが見られ、また将来の妊娠を希望して、ピルを飲むのをやめたところ、ホルモンバランスが乱れるようになったこと

2.新しい仕事やビジネスパートナーからのプレッシャーによるストレス

こうした2つの理由から若年性更年期障害を発症したと考えられます。

若年性更年期障害の治療にあたっては、薬による治療が怖かったため、自分に合う漢方薬や鍼治療を行ない、改善したそうです。

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■若年性更年期障害の治療にサプリメント(エクオール)治療

最近では、若年性更年期障害の治療にあたり、サプリメント治療を勧める医師もいるそうです。

そのサプリメントは、「エクオールサプリ」。

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。



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アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、乳房と卵巣の摘出により更年期が早く訪れたことに「楽しんでいる」

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■アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、乳房と卵巣の摘出により更年期が早く訪れたことに「楽しんでいる」

Angelina Jolie

by Gage Skidmore(画像:Creative Commons)

アンジェリーナ・ジョリー、早く訪れた更年期を「楽しんでいる」

(2015/11/24、クランクイン)

今年6月に40歳になったアンジェリーナ。The Daily Telegraphとのインタビューで乳房と卵巣の摘出により更年期が早く訪れたことに「実は更年期を楽しんでるのよ」と明かした。「思っていたほど悪い症状が出なくて、その点ではとても幸運だったわ。年を取った気分だけどしっくりきてるの」と、現在の状況に満足しているという。

アンジェリーナ・ジョリーさんは30キロ台まで体重が落ちている!?その原因とは?では、アンジェリーナ・ジョリーさんがやせているというニュースがあった際に、更年期障害の症状が出ているのではないかと推測しました。

今回の記事によれば、更年期の症状が現れていることを告白しています。

アンジェリーナ・ジョリー、がんリスクを減らすため卵巣と卵管の摘出手術をしていたことを告白で紹介した子宮摘出手術を行なった経験がある人のコメントによれば、生理がなくなって抵抗力が低くなり、疲れやすくなる、行動的でなくなるなど心身両面で影響が出ることもあり、また、健康な卵管と卵巣を摘出する影響として、更年期障害と同じ状態になってしまうそうです。

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更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

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●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

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更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国で販売開始|大塚製薬

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■更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国で販売開始|大塚製薬

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by Commander, U.S. Naval Forces Europe-Africa/U.S. 6th Fleet(画像:Creative Commons)

女性の健康をサポートする「エクエル」米国で販売開始

(2017/10/31、大塚製薬ニュースリリース)

米国には5,300万人の更年期女性がいるとされ、その人数は毎年増加しています *3。 閉経の前後に経験する更年期症状に対し、現在は、ホルモン療法などの医薬品による対処方法が一般的ですが、女性の66%が医薬品を使わずにより自然な方法で対処し、更年期を過ごしたいと回答しており、この割合も増えています*4 。

大塚製薬は、長年の大豆研究により、女性の健康にエクオールが貢献することを見出し、日本だけでなく米国においても臨床研究を重ね、エクオールの健康効果を明らかにしてきました。
そしてこのたび、米国において① 更年期のほてりの頻度を減らす ② 更年期の肩こりを含めた筋肉の違和感を軽減するという構造機能表示を有し、発売することとなりました。

大塚製薬の米国子会社フードステイト社は、更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国の医療従事者向け販売チャネル(Emerson Ecologics)を通じて10月30日より販売を開始したそうです。

■エクオールとは

エクオールは、大豆イソフラボンの一つであるダイゼインから、エクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)の働きによって産生されます。

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。(欧米人の3分の2がエクオールを作り出せない)

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。



■「EQUELLE (エクエル)」のアメリカでの販売を開始した4つの背景

ニュースリリースを参考にすると、アメリカでの販売を開始した理由には4つの背景があると考えられます。

1.アメリカには5300万人の更年期女性がいるとされ、その人数は毎年増加している

米国で通例 更年期とされる40-64歳を範囲とし、アメリカ合衆国国勢調査局2010年4月~2014年7月調査。米国人口統計から更年期女性数を算出。

2.女性の66%が医薬品を使わずにより自然な方法で対処し、更年期を過ごしたいと回答しており、この割合も増えている

Gallup更年期女性調査(2015) n=1018, 対象40~59歳女性

3.アメリカ人の食生活では大豆を摂取する機会が少ない

大豆生産量摂取量FAO国連食糧農業機関2007

4.体内でエクオールを産生できる人の割合は約20~30%にとどまるといわれている

日本女性医学学会雑誌,20:313-332,2012

■ちなみに

日経トレンディ(2018年12月号)で紹介されているB.B.ON日本橋店の売上数ランキング第一位に「エクエル パウチ120粒」(4000円(税別))に選ばれていました。

■まとめ

日本の女性は更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低いによれば、日本とアメリカの20~50代の有職女性それぞれ300名ずつを対象にインターネットで調査したところ、日本の女性はアメリカの女性よりも更年期症状やPMS(月経前症候群)、月経痛、子宮内膜症といった自覚している女性特有の症状に対しての自覚率が低かったそうです。

このことは、アメリカの女性は日本の女性を比較すると、女性特有の症状に対する関心が高いことを示しているのではないでしょうか?

婦人科受診の頻度に対する質問でも、アメリカの女性は日本の女性に比べて受診頻度が多いことがわかります。

アメリカの女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 65.7%
  • 婦人科に行ったことがない 6.3%

日本の女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 29.0%
  • 婦人科に行ったことがない 33.0%

女性特注の症状に関心の高いアメリカでは「EQUELLE (エクエル)」に注目が集まるかもしれません。

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