「女性」カテゴリーアーカイブ

「男は健康な女の前で話し方を変える」研究で証明される




Untitled

by Bailey Weaver(画像:Creative Commons)

「男は健康な女の前で話し方を変える」研究で証明される

(2012/2/26、Menjoy)

大学や研究セクターからの分析や解説を紹介するオーストラリアのサイト『THE CONVERSATION』によると、健康な女性のそばにいる男性は生殖能力を示すために、文章構造に様々な工夫をこらすようになるよることが研究でわかりました。

男性は健康な女性の前では話し方を変えることが研究で証明されたそうです。

■男性は健康な女性の前では、豊かな言語表現ができるようになる

研究者は、健康な月経周期をもつ女性の顔の皮膚や声の高さ、香りなど微妙な変化に若い男性が気づくことを発見しました。

そしてこうした女性の変化で、男性の話し方も変化することがわかりました。

会話をしていると通常は、共感を示すために相手と言葉を揃える傾向があります。

しかし、健康な女性のそばにいる男性は、目立つために同じようなことを言わないようにすることが研究によって明らかになったのです。

実験では、123人の男性被験者に対し、異なる月経周期の5人の女性とひとりずつ面談を行いました。

そして親しくなった後、男女のペアは示された絵に関して感想を述べるように指示されました。

すると、月経から最も遠い周期にある女性といる場合、男性は会話のうち62%を模倣しました。しかし月経中の女性と一緒にいるときは、模倣する率が49.7%に下落したのです。

つまり男性は、結婚をする可能性がある相手と一緒にいるときは“不適合な言動”をすることで目立とうとすると研究者は分析しています。

また、こうした文章構造の反復は無意識のものであり、参加者はまったく気づかないままに相手の文章構造を繰り返しているそうです。

この研究ってすごく面白いですよね。

できるかぎり相手に合わせて会話をするとおもいきや、健康な女性のそばにいる男性は、目立つために同じようなことを言わないようにするとは驚きです。

健康な女性(≒この記事の場合結婚をする可能性がある相手)に対して少しでも目立つためにあえて違うことを言って目立とうとするんですね。それも無意識に。

あなたの周りの男性が、あなたと違うコメントをしたとしたら、相手は無意識にあなたにアピールしているかもしれませんね。

【まとめ】

この実験結果からわかることは、男性が相手の女性に好意があるというわけではなく、健康な月経周期をもつ女性の顔の皮膚や声の高さ、香りなど微妙な変化に若い男性が気づくということであり、結婚・出産に適した健康な女性に対して男性が無意識に目立つ言動をするということです。







【関連記事】
続きを読む 「男は健康な女の前で話し方を変える」研究で証明される

社交的な人気者は早死にする・友達の数は150人が限界・男女の友情は成立しない|ホンマでっか

2011年11月30日放送のホンマでっかTVでは「危ない人間関係」がテーマでした。




Friends r Forever .. Boys r Whatever

by banoootah_qtr(画像:Creative Commons)

■社交的な人気者は早死にする!?

スタンフォード大学で1921年から始まった調査で、学校で人気・明るい子は将来早死にするというデータが出たそうです。

学校の人気者→笑わせる為にストレスがある

人に笑われる天然ボケタイプの人→ストレスが無く長生き

 

■真面目で正義感の強い人が長生きする!?

真面目な人は反社会的な事をしない為ストレスがかからない

憎まれっ子→評判を気にしない→ストレスが無く長生きし易い

楽観性が高い人は否定的な情報を受けにくいため長生きし易い

 

■中高年から人付き合いが良いと長生きする!?

幼少期→人気者だと早死に

中高年→孤独な人ほど短命

 

■中高年から孤独になると遺伝子が変化する!?

孤独感で遺伝子の発現パターンが変化→病気になり易く短命に

 

■社会関係が良好な人ほど乳がんになりにくい!?

社会的に繋がりが強い人ほど乳がんになりにくい。

 

■痛みを感じ易い人は孤独になり易い!?

身体の痛みと心の痛みは相関し、孤独になり易いので危険

 

■友達の数は現実&仮想でも150人が限界!?

イギリスの人類学者ダンバー

猿の群れ等が安定したコミュニケーションの関係を保てる数→150匹という個体数が限界

Facebookなど仮想の世界でも友達数は150人が限界と言われている

一つのまとまりとして情報を共有したり、親しくしたりするのは、広げすぎるとダメ。

【かたつむり型】

カタツムリ型の情報伝達体系→情報を途中で間違えやすい(長すぎて)

【枝葉型】

枝葉型の情報伝達体系→指示が行き届く限界=150人

 

■親密な関係の人が多いと友達関係は破綻する!?

親しい人は厚く付き合うから、多いと破綻していしまう。

多く薄く付き合う方が人間関係は上手くいき易い

 

■フラットな関係の人が多いと良いアイデアが浮かばない!?

150人が一緒に話し合いをすると良いアイデアが浮かばない。

=たくさん人がいるからアイデアが浮かばない

 

■集団の中だと個人は勝手に力を抑えてしまう!?

例:拍手

50人→全力で拍手

150人→1人あたりの拍手量が半減

一人ひとりは全力でやっていると思っても、体のほうが抑えてしまう。

例:綱引き

1対1の関係だと力が発揮出来る(98%の筋力を使う)

人数が増えると力が減る(8人対8人の場合、49%の筋力を使う)

=社会的手抜き・集団的怠惰

集団で意見を出し合うと意外とうまくいかない。

一番いいのは一人で考える事。

1人ずつ意見を持った上で会議した方が良い意見が出やすい

 

■Facebookで友達が多いと脳が発達する!?

Facebookの友達数は150人が限界という説は今は崩れていて、300人。

現実の友達関係で使う脳領域とは別の脳領域が発達

現実の親密な関係の友達は数が多いと破綻してしまう

ネットなどでは親密になりにくい→多くの人との関係が保てる

友達を多くする場合は濃い関係にならない方が上手くいき易い

【関連記事】

 

■人間関係ではお世辞が重要!?

他人よりも家族にお世辞を言う事が大事!?

江戸時代ではお世辞は「快く感じる言葉」→人間関係を円滑に運ぶために使用

「あなた様のように魅力のある方はお世辞なんぞお使いにならなくても結構です」

 

■モテるフリが出来るビジネスがある!?

英国ロンドンFake Girlfrend(ニセの女友達)社

指定した時間に女性から電話があり指定した言葉を話してくれる

男友達といる場面で誇らしげに振る舞う事が出来る

見栄がはれ束の間の喜びが得られるためイギリスでは人気

 

■自分探しは1人では出来ない!?

様々な人と出会う事によって自分を知り分かっていくもの

 

■若い時に沢山の人と接するとうつ病になりにくい!?

20代~30代前半までにたくさんの人と接している人は、50歳・60歳になってからのうつ病の率がすごく低い。

自分が分からないまま(アイデンティティが見つからないまま)歳をとり中高年になるとうつ病に

 

■脳科学的に男女の友情は成立しない!?

友情の脳領域と恋愛の脳領域は離れている

特に男性は女友達と思っていても恋愛の脳領域が活性化

※生殖可能年齢までの話。

何もなかった場合は男性の恋愛の脳領域が未発達・理性が強い

 

■女性に30万円使うと真剣に交際を考えてもらえる!?

女性は累計30万円で交際するか関係を断つか結論を出す傾向が

 

■プレゼントに対し女性は男性より2倍満足する!?

女性に2万あげる場合と、男性に2万円あげる場合では、女性の心の負担が倍になる。

女の人は倍だけもらったという意識が強い。

値段は同じでも女性は男性よりプレゼントに2倍価値を持つ

 

■女性は物より旅行など経験を共にする方が喜ぶ!

お金を物に使う人は女性から好意的にみられない

お金を経験に使う人がモテる。







【人間関係 関連記事】
続きを読む 社交的な人気者は早死にする・友達の数は150人が限界・男女の友情は成立しない|ホンマでっか

やせすぎも注意 月経異常、骨粗しょう症 子どもの健康に影響




Wait

by mrhayata(画像:Creative Commons)

やせすぎも注意 月経異常、骨粗しょう症 子どもの健康に影響

(2008/10/28、東京新聞)

朝バナナダイエットがブームになるなど若い女性を中心に「やせ」志向は強い。

メタボリック症候群が注目され「太りすぎ」が健康によくないことは広く知られるが、「やせすぎ」も要注意。

小児科や産婦人科の専門家は「骨粗しょう症や月経異常につながる。

生まれてくる子どもの健康にも影響する」と指摘。過度なダイエットに警鐘を鳴らす。

メタボリックシンドロームなどの肥満・太りすぎが健康に良くないといわれていますが、やせすぎも体の健康にはよくないそうです。

特に妊婦のやせすぎは、子供の健康に影響を与えるそうです。

「特に妊婦のやせは低出生体重児が生まれやすく、子どもが将来、肥満高血圧糖尿病など生活習慣病になりやすい」と指摘する。

さらに記事によると、過度なダイエットを行うと、健康に影響が出てくるそうです。

「過度なダイエットをすると月経が止まる。低血圧や、疲れやすくなったり、便秘になったり。思考や記憶力も低下する」。

太りすぎも健康にとってよくありませんが、女性のやせすぎは、骨粗しょう症など自身の健康だけでなく、不妊症など将来の子供の健康にも影響する恐れがあるようです。

過度なダイエットには注意して、バランスの良い食事と運動で、健康的なカラダを目指しましょう。







【関連記事】
続きを読む やせすぎも注意 月経異常、骨粗しょう症 子どもの健康に影響

仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

健康・美容チェック > 糖尿病 > 仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?




■仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

Self

by Aimee Heart(画像:Creative Commons)

仕事のストレスで女性の糖尿病リスク2倍に

(2012/8/25、AFP)

職場での決定権が少なかったり全くない女性では、仕事によるストレスのため糖尿病リスクが倍増するとのカナダの研究結果が今週、英医学誌「Occupational Medicine(職業医学)」に発表された。

女性の場合、仕事によるストレスで糖尿病リスクが2倍になるという研究結果が出たそうです。

この現象は、男性には見られず、女性にだけ起きているようです。

なぜ女性だけ糖尿病リスクが2倍になるのでしょうか?

「女性と男性では、職場のストレスに対する反応が異なる」と指摘する論文の主著者、ピーター・スミス(Peter Smith)氏によると、ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」ことが、考え得る説明の1つだという。

研究ではストレスにさらされた女性の糖尿病リスクが高くなる原因として、ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能がかく乱されたり、コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引いたりする点を挙げている。また、食事習慣やエネルギー消費に変化が起こるのも恐らくその影響だと述べている。

理由として考えられるのは、次の通り。

●ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」

この研究によれば、女性は男性よりもストレスによって食べ過ぎてしまう傾向にあるということですね。

食事で感情をコントロールしているのかもしれませんね。

【関連記事】

糖尿病は「過食」「運動不足」が原因で加速する!

過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

●ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能が乱れる

糖尿病は自覚症状なし 深刻化すると合併症を引き起こすによれば、肥満による栄養過多で体内に蓄えられた脂肪のせいでインスリンの効果が出なくなってしまうようです。

ストレス自体によって神経内分泌や免疫系機能が乱れるのかどうかはわかりませんが、ストレスによって過食となり、肥満となることでインスリンの効果が出なくなり、糖尿病になることが考えられます。

●コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引く→食事習慣やエネルギー消費に変化が起こる 

【ダイエットの新常識】有酸素運動よりもヨガ&マッサージがダイエットに効果的によれば、

体はストレスにさらされることで「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを大量に分泌する。そしてこのホルモンは脂肪を溜めるよう体に働きかけるのだ。

ストレスによってコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されてしまい、脂肪を貯めこんでしまうということが考えられそうです。

記事の中で気になるのはこの部分。

論文はまた、女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因すると指摘している。この数字は肥満よりは低かったが、喫煙や飲酒、運動不足を上回ったという。

女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因しているのだそうです。

この数字は喫煙や飲酒、運動不足を上回るということですから、「職場における決定権のなさ」によるストレスが女性に大きく影響しているのでしょうね。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

【関連記事】

ストレスがメタボと同様に糖代謝異常などの発病に関与することを解明-名大

ストレスが交感神経やストレスホルモンの活性化によって内臓脂肪を分解し、血中遊離脂肪酸の増加を促進させて、内臓脂肪組織の炎症を惹起することがわかったのである。







【ストレス 関連記事】
続きを読む 仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気 > 肝臓がん > 大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班




■大豆製品をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まる

大豆(Daizu) soybeans

by T.Hagihara(画像:Creative Commons)

大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる--厚労省研究班

(2009/3/10、毎日新聞)

大豆製品をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まることが、厚生労働省の研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。

大豆に含まれるイソフラボンは、乳がんのリスクを減らすことが知られており、研究班は「食事を通して適度に取るのがいい」としている。

大豆に含まれるイソフラボンは乳がんのリスクを減らすといわれていますが、厚生労働省の研究班によれば、大豆をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて、肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まるそうです。




■なぜ、大豆をたくさん食べることによって女性の肝臓がんのリスクが高まるのか?

なぜ、大豆をたくさん食べることによって肝臓がんになる危険性が高まるのでしょうか。

研究班の倉橋典絵・国立がんセンター予防研究部研究員によると、イソフラボンの分子構造は、女性ホルモンのエストロゲンに似ている。

エストロゲンは乳がんのリスクを高める半面、肝臓がんには予防作用があり、イソフラボンの過剰摂取がこうした作用を妨げると考えられる。

倉橋研究員は「肝臓がんの最大のリスク要因はB型、C型肝炎ウイルス。

女性の場合、まず感染の有無を調べ、感染が分かれば大豆製品の取りすぎに注意してほしい。

感染していなくても過度の取りすぎには注意が必要」と指摘する。

イソフラボン摂取と肝がんとの関連について|国立がん研究センター

肝炎ウイルス感染者の割合に男女差がほとんどないにもかかわらず、肝がんの発生率は女性の方が男性より少ないことから、女性ホルモン(エストロゲン)が肝がんに予防的に作用する可能性が考えられています。動物実験や疫学研究でも、その仮説が支持されています。

イソフラボンはその構造がエストロゲンに似ていますが、その働きはもともと体内に存在するエストロゲンの量によって異なり、臓器によってもさまざまです。肝がんの場合には、もともとエストロゲンレベルが低い男性ではエストロゲン作用を、逆にエストロゲンレベルが高い女性ではエストロゲンを妨げる作用(抗エストロゲン作用)をするのではないかと推測されます。

したがって、イソフラボンを多く摂取すると、女性では肝がんに予防的なエストロゲン作用が妨げられることで、リスクが高くなる可能性が考えられます。

肝臓がんの場合には、エストロゲンレベルが低い男性ではエストロゲン作用を、逆にエストロゲンレベルが高い女性ではエストロゲンを妨げる作用をするのではないかと推測されるため、イソフラボンを多く摂取すると、女性ではエストロゲン作用が妨げられることで、肝臓がんリスクが高くなると考えられるそうです。

肝臓がんの最大のリスク要因は肝炎ウイルスなので、感染がわかれば、大豆製品をとりすぎないようにして、食事を通して、適度に摂取するようにしましょう。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班