「加齢黄斑変性症」カテゴリーアーカイブ

他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する世界初の手術を実施|理研など

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他人のiPS、初の移植=目の難病患者に―時間と費用、大幅減・理研など

(2017/2/1、産経新聞)

移植には京都大iPS細胞研究所(所長・山中伸弥教授)が備蓄しているiPS細胞を使用。拒絶反応が起きにくい特殊な免疫の型を持つ人から作ったiPS細胞で、理研多細胞システム形成研究センター(神戸市)が網膜色素上皮細胞に変化させ、栗本部長らが手術で網膜に注入した。

他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究が了承 2017年前半にも手術|京大・理化学研究所(2017/2/1)というニュースをお伝えしていましたが、理化学研究所と神戸市立医療センター中央市民病院などのチームは、他人のiPS細胞から網膜細胞を作り、「滲出型加齢黄斑変性」の患者(60代男性)に移植する世界初の手術を行なったそうです。

→ 加齢黄斑変性症|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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他人のiPS細胞から網膜細胞を作って移植を受ける目の難病患者5人の募集開始|理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB)

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患者5人の募集開始=目の難病、他人のiPS移植―理研など

(2017/2/6、時事通信)

CDBなどは14年9月、滲出型加齢黄斑変性の患者本人の皮膚からiPS細胞を作り、網膜のシートに変化させ移植する初の手術に成功した。今回は京都大iPS細胞研究所(所長・山中伸弥教授)が備蓄している他人のiPS細胞を使うため、移植までの期間は約10カ月から1カ月に、約1億円だった費用は1人数百万~2000万円程度に減らせるという。

理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB)は、他人のiPS細胞から網膜細胞を作って移植する世界初の臨床研究について、移植を受ける患者5人の募集を始めました。

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アスタキサンチン、抗酸化作用や抗炎症作用で加齢黄斑変性を抑制

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■アスタキサンチン、抗酸化作用や抗炎症作用で加齢黄斑変性を抑制

アスタキサンチン、加齢黄斑変性を抑制

(目の病気ブログ)

アンチエイジング素材として注目されているアスタキサンチンは、目の病気である加齢黄斑変性の抑制の役立つのではないかと考えられているそうです。

アンチエイジング素材としてのアスタキサンチン 抗酸化作用や抗炎症作用で加齢病変を抑制,改善

「例えば,加齢黄斑変性は,網膜の中央にある黄斑といわれる部分が変性し,非可逆的で重度の視力低下を起こす病気。

米国では失明の最大の原因ともいわれている。

加齢黄斑変性を引き起こす要因の一つと考えられるのが活性酸素による酸化だ。

活性酸素を消去する抗酸化酵素,SODが作れないマウスでは,加齢黄斑変性が多く,光を当てるとさらに発症率が高まるというデータもある」(坪田教授)という。

そして坪田教授は,「今年発表された論文(IOVS,49(4):1679-85,2008)で,アスタキサンチンを摂取することにより,滲出型の加齢黄斑変性で増殖する脈絡膜新生血管(CNV)の形成が抑制され,網膜の変性が抑えられることがわかった。

これは,アスタキサンチンの抗酸化力により炎症が抑えられた結果ではないか」と話す。

今後もアスタキサンチンについては注目が必要なようです。

→ アスタキサンチン について詳しくはこちら

→ 加齢黄斑変性症とは|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究 世界初|京大・理化学研究所

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■他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究 世界初|京大・理化学研究所

中断中のiPS網膜再生、世界初「他家移植」で再開へ 京大の「細胞ストック」利用、新体制で再始動

(2016/6/6、産経ニュース)

理化学研究所や京都大など4施設は6日、神戸市内で記者会見し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、視野がゆがむ「滲出型(しんしゅつがた)加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究を、他人の細胞から作製したiPS細胞を利用し、再開すると発表した。

理化学研究所や京都大などiPS細胞から作った網膜の細胞を、滲出型加齢黄斑変性の患者に移植する臨床研究を、移植時に拒絶反応が少ないとされる特殊な型の他人の細胞から作製したiPS細胞を備蓄する京大の「iPS細胞ストック」を利用し、世界初の「他家移植」で再開すると発表したそうです。

iPS細胞から作った細胞を移植する平成26年9月の世界初の手術後、2例目は患者のiPS細胞の遺伝子変異により見送られ中断していた。

iPS細胞から網膜細胞を作り、滲出型加齢黄斑変性の手術をするという臨床研究は順調に進んでいると思っていましたが、2例目の患者のiPS細胞の遺伝子変異により見送られ中断していたそうです。

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4施設は今年5月30日付で連携協定を結び、理研多細胞システム形成研究センター(神戸市)でiPS細胞から色素上皮細胞を作り、移植を神戸市立医療センター中央市民病院と大阪大が担当する新体制を発足させた。

連携協定を結んだ4施設による新体制で再始動を行なうようです。

京都大学 iPS細胞研究所→iPS細胞を提供

理化学研究所 多細胞システム形成研究センター→網膜細胞を作成

神戸市立医療センター中央市民病院→移植手術を実施

大阪大学付属病院→移植手術を実施

→ 加齢黄斑変性症とは|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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Assisted Vision|盲目の人が見えるようになる眼鏡をオックスフォード大が開発中

Can't See from far?

by Les Black(画像:Creative Commons)




盲目の人でも見えるように!? “スマート眼鏡”をオクスフォード大が開発中

(2013/11/12、Tecable)

英オクスフォード大学が現在研究・開発を進めているのが、視力を失った人が見えるようになるための視力改善眼鏡「Assisted Vision」だ。有機発光ダイオード(OLED)を使ったディスプレーやカメラを搭載し、色や距離感を識別できるようになる。

現在世界で失明した人を救うための様々なアプローチがされています。

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今回紹介するのは、有機発光ダイオードのディスプレー、カメラ、ジャイロスコープ、コンパス、GPSを搭載し、情報(動きや方向、色の違い、強弱、距離感など)を集め、イメージ処理されてディスプレーに表示される視力改善眼鏡「Assisted Vision」です。

今回の記事で最も気になった点は、この部分。

研究チームは盲目の人の75%が光を感知できるという点に着目した。

盲目の人の75%は光を感知できるということは知りませんでした。

すべて真っ暗なわけではなく、光を感知できるという点から今回の発想が生まれたというのは凄いことですよね。

研究チームによると、この眼鏡は白内障や、黄斑変性、糖尿病網膜症などを患っている人に特に有効で、使用するにあたっては特殊な訓練などは必要ない。

白内障加齢黄斑変性糖尿病網膜症などの目の病気を患っている人に特に有効なのだそうです。

→ 白内障とは|白内障の症状・原因・治療・予防 について詳しくはこちら

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→ 糖尿病網膜症の症状・治療・分類・予防 について詳しくはこちら