「肝臓の病気」カテゴリーアーカイブ

児玉清さん、病気(肝機能障害)による体調不良

> 健康・美容チェック > 肝機能障害 > 児玉清さん、病気(肝機能障害)による体調不良




■児玉清さん、病気(肝機能障害)による体調不良

児玉清「アタック-」司会を当面の間休演

(2011/5/12、サンケイスポーツ)

肝機能障害のため3月30日に入院し、療養中の俳優・児玉清(77)が司会を務めるテレビ朝日系「パネルクイズ アタック25」(日曜後1・25)を当面の間休演することが11日分かった。

児玉清さんが肝機能障害による体調不良なのだそうです。

心配なニュースです。

→ 肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値 については詳しくはコチラ

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 については詳しくはコチラ







肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

肝臓がんのゲノム(全遺伝情報)初解読|国立がん研究センター研究所など

gee gnome

by Mike Towber(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気 > 肝臓がん > 肝臓がんのゲノム(全遺伝情報)初解読|国立がん研究センター研究所など




■肝臓がんのゲノム(全遺伝情報)初解読

肝臓がんのゲノム初解読=遺伝子変異多数―国立センターなど

(2011/4/19、時事通信)

肝臓がん細胞の全遺伝情報(ゲノム)を世界で初めて解読し、がんを抑える遺伝子の機能喪失や働きの低下につながる変異を多数発見したと、国立がん研究センター研究所や東京大などの研究チームが19日発表した。

国立がん研究センター研究所や東京大などの研究チームによれば、肝臓がんの全遺伝情報(ゲノム)を世界で初めて解読したそうです。

今後新たな治療法につながることが期待されます。

解読対象は、日本人の肝臓がん患者の8割を占めるC型肝炎ウイルス(HCV)感染による肝臓がん。

詳細に解析できたのは70代の男性患者1人だが、さらに多くの患者について解析中。

同研究所の中釜斉所長は「肝臓がんは複雑で、いろんなタイプが混在しているらしいことが分かった。

研究が進めば、患者ごとに効果が高い治療戦略を立てられるようになる」と話した。

記事によれば、肝臓がんには色々なタイプが混在しているため、今回の研究によって、より効果が高い治療方針がたてられるようになるかもしれないとのことです。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら




→ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) について詳しくはこちら

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 について詳しくはこちら




【関連プレスリリース】

【関連記事】

肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

春は肝臓を休めることが大事

歓迎会

by Jun OHWADA(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 春は肝臓を休めることが大事




以前ブログで紹介した、この時期にオススメな記事を再編集してご紹介したいと思います。

 

新年度が始まり、進学や新しい職場での新生活を迎えている方も多いと思います。

すると、歓迎会やあいさつ回りでお酒を呑む機会が増えたり、新しい職場との人間関係でストレスや疲労がたまってくることもあるでしょう。

また、プライベートでも家族サービスやお花見などで疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。

そうしたストレスや疲労は、肝臓機能を悪化させる要因となります。

 

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら。

→ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) について詳しくはこちら。

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 について詳しくはこちら。

→ 脂肪肝の改善方法 について詳しくはこちら。

そこで、今回は「春こそ「休肝日」が必要なワケ」と言う記事をご紹介したいと思います。

春こそ“休肝日”が必要なワケ

(2010/4/16、日経トレンディネット)

『人生の幸せは肝臓で決まる』などの著書がある九段クリニック理事長の阿部博幸先生によれば、飲酒や食べ過ぎ、ストレス以外にも春にはダルいと感じさせる季節的な要因があるそうです。

「この時期、どうも体がダルいと感じている人はたくさんいます。

その一番の季節的な要因は、体内のリズムが冬型から春型になってくることです。

生物としてのホメオスタシス、恒常性を維持する機構が変化する時期だからです」。

体内リズムが冬型から春型になり、ホメオスタシスを維持する機構が変化する時期なのだそうです。

「たとえば、コレステロールは夏より冬のほうが数値が上がりやすいですし、血糖値も上がります。

体重も、内臓脂肪も増えやすい。

それが春になると、自然界の植物が芽吹いてやがて花咲くように、人間も太陽の温度差や気候変動の影響を受けて、体がアクティブに変化します」。

コレステロール値や血糖値、体重、内臓脂肪などが季節による影響を受けるとは知りませんでした。

「肝臓に蓄えられていたエネルギー源、つまり内臓脂肪をエネルギーに変える活動が活発になってきます。

それだけでも肝臓に負担がかかっているところに、アルコールを飲んだり、人事異動などのストレスが重なるので、春は肝臓に不利な時期なんですよ」。

春は冬の間に蓄えられてきた内臓脂肪をエネルギーに変えるため、肝臓の代謝機能が活発になるため、負担がかかってくるそうです。

そうしたときに、飲酒や過食、ストレスといった要因が重なると、さらに肝臓に負担がかかってしまうというわけですね。

【関連記事】

肝臓を守るためにはどうしたら良いのでしょうか。

この季節を乗り切るには、肝臓のケアが必要だ。

阿部先生は「肝臓に優しいことをするのが、第一」で、具体的にはリラックスし、肝臓の負担を減らして、肝機能を助けるという3点が重要だという。

肝臓を守るためにも、

1.リラックス

2.肝臓の負担を減らす

3.肝機能を助ける

という3つの点が重要なのだそうです。

1.リラックス

リラックスは「ストレスを発散する、前向きな気持ちでいる、睡眠を維持する、ゆっくり入浴する、といったリラックスできる生活によって、副交感神経が活発になります。

肝臓の血流は、副交感神経が支配していますから、リラックスすると肝臓にたくさん血液が流れて、処理能力が高まる」というわけだ。

リラックスできる生活をすることで、副交感神経が活発になり、肝臓に血液が流れて、処理能力が高まるのだそうです。

2.肝臓の負担を減らす

肝臓の負担を減らすには、お酒を飲み過ぎないようにすること。

アルコールだけでなく、栄養過多や過剰な運動も肝臓にとって大きな負担。

それは肝臓が、代謝や解毒を司る臓器だから。

肝臓の負担を減らすには、アルコールを減らし、栄養過多になりすぎないようにする、過剰な運動は避けるようにした方が良いそうです。

アルコールの場合は、中間代謝物として生成されるアセトアルデヒドが、肝細胞を傷つけ、肝臓のミトコンドリアのATP(アデノシン三リン酸)生産を悪くする。

ATPは生物の基礎代謝に不可欠なエキルギーで、ミトコンドリアで生産される重要なもの。

アセトアルデヒドは毒物なので、肝臓は解毒もしなければならない。

アルコールを摂取すると、アセトアルデヒドだけでなく、NADHという物質も増える。

「肝臓のミトコンドリアは、脳のエネルギー源である糖とケトン体も生産していますが、NADHが過剰になると、これらの生成を妨げ、脳がエネルギー不足となり」ボーッとした二日酔い状態が続くことになるという。

アルコールを摂取すると、

・ATPの生産を悪くする

・アセトアルデヒドの解毒をする必要がある

・NADHが過剰になると、脳のエネルギー源である糖とケトン体の生成が妨げられ、脳がエネルギー不足になる

そうです。

栄養過多や過剰な運動が良くないのは、アンモニアが発生するから。

阿部先生が肝機能障害を調べるときには、GOT、GPT、γ-GTP、ビリルビン、アルブミンなどのほか、血中のアンモニア濃度もチェックするそうだ。

アンモニア数値が肝障害によって非常に高くなることがわかっているからだ。

「アンモニアはタンパク質が分解される時に作られ、ミトコンドリアがATPを生産するための代謝回路(TCAサイクル)を阻害し、酸化還元バランスを崩します。

また、アンモニアの解毒にATPが使われてしまいます。

そのため、アンニモアを排除しないと、疲れがひどくなるのです」。

過剰な運動をすると、アンモニアが発生し、アンモニアの解毒にATPが使われてしまうため、疲れがひどくなってしまうそうです。

3.肝機能を助ける

●しじみのオルニチンで肝機能アップ・ストレス軽減にも

「シジミに多く含まれるオルニチンというアミノ酸は、アンモニアをとらえて尿素にして体外に排出するオルニチンサイクルを活性化します。

前述のアルコールで増えるNADHという物質も、アンモニアを排出する過程で減らしますから、肝機能が全体的に良くなるのです。

オルニチンはもともと体内にもあり、血流の中を回っている遊離アミノ酸で、オルニチンを含む食物を食べると、それが腸から肝臓にいって肝臓の修復をするほか、いろいろな組織で疲労をとると考えられています」。

しじみに含まれるオルニチンがアンモニアを捉えて尿素にして体外に排出するオルニチンサイクルを活性化してくれるそうです。

オルニチン とは

また、NADHもアンモニアを排出する過程で減るので、肝機能がよくなるそうです。

「実際にオルニチンを飲んだグループとプラセボ(偽薬)を比較した実験では、4週目ぐらいからオルニチンを飲んだ人が、朝の目覚めがよく、疲れがなくなったという結果がでています。

ストレスという面からみても、体内のストレスホルモンと、ストレスに対抗するホルモンを比較すると、オルニチンを飲んでる人のストレスが少なくなっているんですね」。

オルニチンは、継続して使用することで、肝機能改善だけでなく、ストレス軽減にも有効とも言われています。

【関連記事】

●ウコンのクルクミンで肝臓を助ける

ウコンに含まれるクルクミンは、胆汁の分泌を促進するという別の機序で肝臓を助けます。

ウコンに含まれるクルクミンには、胆汁の分泌を促進して、肝臓を助けてくれるそうです。

●休肝日をつくる

最近では、アルコール性肝炎だけでなくノンアルコール性の肝炎も学会で問題となっているそうだ。

「原因は過食による脂肪肝ですが、その状態が長く続くと肝炎肝硬変になることがわかっています。

しかも、人数がものすごく多いわけですから。

もはや、第4の国民病と言っても過言ではありません」。

もはや、飲む人も飲まない人も、肝臓を意識した生活を心がけ、休肝日を設けるべき時代なのだ。

休肝日は、週に2日以上、それも土日に休むのではなく、週の途中でバランス良く設けるのが効果的だという。

食べ過ぎの場合も、週に1日は、朝がゆなどの軽い食事ですませるといった休肝日を設けるのが良さそうだ。

また、便秘になると有害なガスが腸内で発生し、肝臓で解毒することになるため、「ヨーグルトや食物繊維をとって、キレイな腸にしておくのも肝臓を守るひとつの方法」だという。

休肝日といえば、昔はお酒をよく飲む人へのアドバイスでしたが、ストレスの多い現代社会においては、飲まない人も肝臓を休める休肝日を設けた方が良いようですね。

→ 休肝日の取り方(過ごし方)・ぺ―スの目安・休肝日は必要か? について詳しくはこちら

肝臓は沈黙の臓器といわれ、痛みなどの症状を出すことがあまりないため、肝臓に異常があっても気付かず、異常に気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。

「3000億個の肝細胞も、30代をピークにだんだん減り、肝臓の重量そのものが減っていきます。

そうしたことも頭に入れ、年令にあわせて、より負担をかけない生活にしていかなければいけません」と阿部先生

病気になったときには、取り戻せないこともあります。

肝臓に負担をかけない生活を心がけていきたいですね。

P.S.

タウリンが豊富な食品もおすすめです。

【感想】

今回の記事は、知らないことも多く、大変参考になりました。







肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

足がつる人は肝臓病の可能性|ホンマでっか!?TV 2月2日

2011年2月2日放送のホンマでっか!?TVでは、危ない病気の兆候SPでした。

そのなかで気になったのは、「足がよくつる人は肝臓病を疑ってみる」というもの。

足がよくつる人は、肝臓の代謝機能が低いため、肝臓の病気の危険性があるそうです。

番組(おおたわ史絵先生)によれば、

足がつる人には漢方薬、芍薬+甘草が一番効く。芍薬甘草湯。

がよいそうです。

肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

<肝臓がんワースト返上>肝炎センターを新設し、ICTを活用した病院間のネットワークを整備、肝炎ウイルス検査データを一元化|佐賀県

TZ_DHMIS_Mwanza_2008_ (8)

by IICD(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気 > 肝臓がん > <肝臓がんワースト返上>肝炎センターを新設し、ICTを活用した病院間のネットワークを整備、肝炎ウイルス検査データを一元化|佐賀県




■<肝臓がんワースト返上>肝炎センターを新設し、ICTを活用した病院間のネットワークを整備、肝炎ウイルス検査データを一元化|佐賀県

肝臓がんワースト返上 センター設けネット化 佐賀県

(2011/1/1、佐賀新聞)

佐賀県が新年度、死亡率全国ワーストワンが続く肝臓がん対策の強化に乗り出す。

肝炎センター」を新設し、情報通信技術(ICT)を活用した病院間のネットワークを整備、肝炎ウイルス検査データを一元化する。

データなどをもとに患者の状態に応じた診療レベルを提示し、安心できめ細かな治療体制づくりを進める。

センターは肝疾患診療連携拠点病院の佐賀大学医学部付属病院への設置が有力。

県は治療体制と同時に肝炎ウイルス検査の受診率向上による予防に力を入れ、早期発見・治療を目指す。

佐賀県が、死亡率全国ワーストワンを返上すべく、肝臓がん対策の強化を行うそうです。

これまで糖尿病予防のためにこうした対策をおこなっていましたが、その肝臓病(肝臓がん)版というものになりそうです。

構想では肝炎センターは各病院、診療所と連携するネットワークの中核を担う。

患者の同意を得て肝炎ウイルスの検査結果をデータベース化して一元管理。

検査結果から状態に応じて診療レベルを判断し、かかりつけ医▽専門医がいる病院▽センターに振り分け、県内のどこで検査や診療を受けても、適正で必要な治療に結びつける。

医療従事者の研修の充実にも取り組む。

県は既に糖尿病の予防や治療情報を提供する事業で、重症化や二重投薬・検査の防止にもつながる疫学データベースを構築中で、それをモデルに「肝炎版」を整備する。

肝がん予防では、各市町の保健師を肝炎コーディネーターとして養成する。

検診受診率が高い市町の事例を他市町へも広げ、受診を勧奨し感染者・患者の掘り起こしを進める。

受診でウイルス感染が判明しても精密検査を受けず、インターフェロンなど有効な治療に結びついていないケースの解消も目指す。

大学病院など高度医療ができる病院を中心に、地域の病院や診療所、かかりつけ医といかにネットワークを作ることができるのかが大事になりそうです。

がんの種類によって病院ごとに治療の役割分担を進めるべきか?|肺がんや肝臓がんの場合、患者の数が多い病院ほど治療成績がいいで紹介した大阪府立成人病センターのグループによれば、5年生存率分析した結果、一般的に治療が難しいとされる肺がんや肝臓がんでは、年間数人しか治療していない病院の患者が死亡するリスクは、患者の多い病院で治療を受けた場合に比べ、2倍近くになっていたのに対して、胃がんや大腸がん、乳がんでは、年間20人以上治療している場合、病院による治療成績の差はほとんどなかったそうです。

つまり、より治療の成果を上げるためには、患者数が多く、治療技術が広まっている胃がんなどのがんについては、一般の病院で、治療が難しい肝臓ガンなどはがんセンターなどで治療するように役割分担が必要ではないかということのようです。

■佐賀県の肝臓がん死亡率

2009年の人口10万人に対する肝がん死亡率は、全国平均26・0人に対し、佐賀県は45・7人で全国最悪。

ワーストワンは11年連続となった。

県内は、肝がんの9割を占めるB、C型肝炎ウイルス感染者が多いとされる。

ウイルス感染者の多くは自覚症状がなく、放置すれば肝硬変、肝がんへと進行するため、発症前の早期治療が重要とされる。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

→ 肝臓がん予防によい食事・食べ物 について詳しくはこちら







【関連記事】

【関連記事】

肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)