2009年10月31日放送の世界一受けたい授業では、「体のゆがみ改善エクササイズ」を紹介していました。
by Rosmarie Voegtli(画像:Creative Commons)
目をつぶり、片足立ちを10秒間してみてください。
できない人は、要注意!
体のバランスの悪さは、肩こり・腰痛・首の痛み・目の疲れなど様々な疾患を引き起こす恐れがあるそうです。
逆に、体のバランスを整えれば、姿勢も良くなり、ダイエット効果も生まれ、内臓機能の向上や便秘解消にも役立つのだそうです。
今回の講師は、Wii Fitの監修 フィットネス・トレーナー松井薫先生。
■体重計で体のバランスチェック
目をつぶりながら、2台の体重計に片足ずつ乗る方法で、左右の体重差をチェックし、体の歪みチェック。
※大きくずれていると、片方の骨盤がずれている可能性があるそうです。
バランスの良い人の代表が、イチロー選手。
※筋質(筋肉の質)がいかに柔軟であるかがポイント
■筋肉を柔らかくするエクササイズ
※膝や腰などにもともと痛みや違和感がある方は逆効果になることがあるので、無理しないでください。
上半身のバランスチェック
1.両手タッチ
背中のほうでクロスして、手が握れる状態になるかどうかをチェックする。
反対側も同様におこなう。
※背中の硬さと肩関節の柔らかさのチェック
くっつかない場合は、50~60歳代。
くっつかない場合は、前方になっている場合が多い。
改善するには、指先を肩につけて回していき、ほぐしていく。
2.お祈りひじリフト
手のひらを顔に向けた状態で、ひじと指先をつけ、ひじを離れないように上に上げていく。
※背中の張りと肩の張り。
目までいけば20代。鼻までいけば30代。口までいけば40代。顎までいかなければ50代。
背中のハリ予防するエクササイズ
○バランス正拳引き 30回
- 正拳付きの要領で行いますが、引くほうを意識するようにしてください。
- 椅子に座った姿勢で、クッションを後ろにはさみ、ひじをぐっと引きます。
※背中のハリをとったり、筋力強化するだけでなく、二の腕のシェイプアップ効果があるそうです。
うまくできない方は、軸がずれている可能性が。
肩こり予防するエクササイズ
○ペットボトル腕スイング 5回
- 立った姿勢で、ペットボトルを体の横にピタッとくっつける。
- そこから、横に上げます。
- 前にスイングします。
- またスイングして横に持ってきます。
- 体の体側にピタッとくっつける。
※肩周りの筋力アップと僧帽筋を鍛える効果。
下半身のバランスチェック
1.エルボー・ニー・タッチ
ひじと膝を近づける動作をしながら、そのまま前に歩いていく。
できるだけ上体を倒さないように注意。
2.ダイナミック・ウォーク
歩くときに指先とつま先ができればつくような感じで歩く。
骨盤のバランスを整えるエクササイズ
○オネエ足タッチ 左右交互で20回ほど
横に足を上げる。足を上げるときに膝を高く上げる。
タッチするのは外くるぶし。
※骨盤周りのシェイプと骨盤周りのバランスを整える。
美脚をつくるエクササイズ
○片足立ちバンザイ 3回
- 傘を横にして、両手で持ち、片足立ちになるときに、上げたほうの足で立った足を後ろでロック。
- そこからゆっくりと前屈を行う。
前足になっている膝は曲げないように注意。
- 次に、傘をできるだけ遠くに伸ばしながら、バンザイを行う。
耳の横に来るようにするとよい。
普段の姿勢で体が歪んでくるので、日頃からの姿勢を正すことが、歪み改善の近道と言えそうです。