「Health」カテゴリーアーカイブ

熱中症の既往がある人で白内障リスクが約2倍!30代および糖尿病のない人で関連が特に強く




熱中症の既往がある人で白内障リスクが約2倍~全国規模の保険者データベースを用いた大規模分析~(2026年5月13日、名古屋工業大学)によれば、熱中症の既往がある人では、白内障全体の発症リスクが1.96倍高いことがわかりました。

○ 熱中症の既往がある人では、白内障全体の発症リスクが1.96倍高いことを提示
○ 白内障の一種である核白内障でも、発症リスクは2.16倍と高いことを確認
○ 30代および糖尿病のない人で関連が特に強く、30代では2.99倍、糖尿病のない人では2.44倍。

→ 白内障とは・白内障の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

■背景

近年、平均気温の上昇に伴い、熱中症患者数は増加しています。一方、白内障は世界的に主要な視覚障害の原因の一つであり、高齢化の進行とともに今後も患者数の増加が見込まれています。白内障にはいくつかの種類があり、その一つである核白内障は、加齢に加えて熱ストレスとの関連が指摘されてきました。

■【家庭料理の視点から】

「なぜミャンマーで白内障患者が急増したのか」から白内障の原因について考えるによれば、白内障の環境要因のポイントは、リスク要因にさらされる量が多いほど白内障になりやすくなるということです。

ミャンマーで白内障が急増している原因として挙げられているのは、紫外線による活性酸素の影響、喫煙(ミャンマーでは喫煙率が高い)、肥満(米を多く食べる食事に加えて、糖分の多いものを多く摂取する食生活)や糖尿病です。

白内障の原因としては、遺伝と加齢による影響が最も大きいですが、紫外線などの環境要因によって白内障になるリスクが高くなってしまいます。

今回の研究を参考にすると、熱中症(熱ストレス)自体が直接的に白内障のリスク要因なのか、それとも熱中症の人は紫外線の影響を受けている傾向があるのかが気になるところです。

ヒントになりそうなのは、糖尿病のない人でも熱中症の人は2.44倍高くなることから、糖尿病になりやすい要因(例:糖分の多いものを多く摂取する食生活)以外に何らかの要因があることがうかがえます。

【参考文献】

■まとめ

今回の研究によれば、急性熱ストレスが水晶体の老化を加速させる可能性があり、熱中症が白内障形成の環境リスク因子であることを示唆しています。

若い人でも、糖尿病でない人でも極度の暑さにさらされるリスクのある人はしっかりと白内障予防のためにも熱中症対策をしたいですね。

【追記(2026年5月20日)】
白内障リスク 熱中症になった人は“2倍”に 「目のレンズ温度上昇→タンパク質変性→修復できず」 研究で明らかに 名古屋工業大学・金沢医科大学(2026年5月13日、CBC)

(名古屋工業大学 平田晃正教授)「目のレンズ内温度が上昇したことでタンパク質が変性して、それが十分に修復できていないから白内障につながるのではと思う」
<中略>
名古屋工業大学は今後、熱中症になったとき目を冷やす方法の研究も進める考えです。

論文の中では熱中症の既往(過去にかかった病気)がある人の白内障のリスクが高いというものでしたが、この記事で紹介されている名古屋工業大学 平田晃正教授によれば、目のレンズ内温度が上昇したことでタンパク質が熱変性を起こして、白内障につながるのではないかと推測し、熱中症になったら目を冷やすことも検討されています。

つまり、熱中症の後遺症的なものが残って白内障のリスクを高めているというよりも、熱中症の症状の延長線上に白内障リスクを高めるものがあって、熱中症になる前に目を冷やすことも白内障予防になるということなんですね。

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NHK「あさイチ」/尿もれ対策最新情報/排せつリハビリで生活が変わる/尿を膀胱に貯める練習




2026年5月20日放送のNHK「あさイチ」のテーマは「尿もれ対策最新情報▽排せつリハビリで生活が変わる」。

誰にも相談しにくい尿もれ(尿漏れ)などの尿トラブル(特に40代以降)を中心に、女性泌尿器科の受診、尿もれケア用品の選び方、1日1分からできる「骨盤リズム体操」によるセルフケア、おむつに頼らない介護の現場から、日常と尊厳を取り戻す取り組みとして排せつリハビリを紹介しました。

■尿もれの原因と実態

〇30〜79歳女性の約51% が経験あり(2人に1人)。

〇主なNG習慣:「とりあえずトイレ」

尿が十分たまっていないのに頻繁に行く習慣が、膀胱の感覚を鈍らせ、後漏れを増やす。

〇理想は200〜400cc程度ためてから出すこと。我慢しすぎ(例: 6時間以上)も膀胱炎リスクあり。

番組を見ていて興味深かったのが膀胱のトレーニング。

トレーニングとはいっても、何かをするというわけではなくて、尿意を感じたらすぐトイレに行かず、尿を膀胱に貯める練習をすることにより、膀胱の柔軟性を取り戻すトレーニングのことです。

膀胱の柔軟性を取り戻すことによって、排尿間隔を延長し、尿を長く貯められるようになる可能性があります。

チェック方法はおしっこが十分にたまったかなと思ったら計量カップで計ってみて、200mlから400mlだとしたら問題ないそうで、それが100mlだとしたら早すぎる、600mlとなると貯めすぎ。

※泌尿器科を受診する際にも、事前に数日分の排尿日誌(一日の排尿回数、排尿量、飲水量、パットやおむつ交換の回数)を記録しておくと治療方針の参考になります。

■骨盤リズム体操(1日1分〜、骨盤底筋トレーニング)

足を肩幅に開き、手を腰に当て、肛門を締めながら

1)片足を大きく前に踏み出し、お尻を下げて3秒キープ(膝をつま先より前に出さない、上半身は前かがみ)。
2)元に戻す。片足10回ずつ。
3)10回目のお尻を下げた状態で深呼吸をする → 「ハッハッハッ」と小刻みに息を吐きながら腰を弾ませる。

※膝に負担がかかりやすいので注意(膝が悪い人は控えめに)。
※まずは3ヶ月継続しましょう。

■尿漏れケア用品の選び方

〇生理用ナプキンは不向き(水分吸収が弱く、かゆみの原因に)。

〇吸水ケア用品を選ぶ基準
・くしゃみ・咳のちょび漏れ:3〜10cc
・トイレに間に合わない:15〜70cc
・長時間:100〜200cc

〇陰部ケア
常在菌を失うため、石けんでのゴシゴシ洗いはNG。
お湯で優しく、保湿(ワセリンや専用クリーム)が重要。

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■排泄リハビリ・介護現場

〇排泄にかかわる9つの動作(尿意を感じる → トイレ認識 → 移動 → 下着を下ろす → 座る → 排泄 → 後始末 → 着衣 → 戻る)をリハビリで回復。

〇病院の「排尿自立支援加算」

排尿ケアチーム(医師・看護師・理学療法士など)が取り組み、自立を目指す。

〇介護施設の例では、おむつに頼らず、排泄記録でリズムを把握し、車いすからの立ち上がり動作もトレーニングになるそうです。

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■【補足】

【続】ばあちゃん(母)、泌尿器科へ行く!/筋力(骨盤底筋)不足による尿漏れ

通常お腹に腹圧がかかると骨盤底筋という筋肉が尿道を支えることで尿道を占めて、尿漏れを防ぐのですが、肥満、加齢などが原因で骨盤底筋が弱くなると、尿道がうまく締められなくなって尿漏れが起きます。

尿道、膣、肛門を閉める力を鍛える体操「骨盤底筋訓練」

1)仰向けになって、両足を少し開いて膝を立てた姿勢をとる。
2)尿道・肛門・膣をキュッと閉めたり緩めたりして、これを2-3回繰り返す。
3)尿道・肛門・膣をぎゅうっと閉めて3秒ほど静止し、そのあとゆっくりと緩める。これを2-3回繰り返す。少しずつ引き締める時間を延ばしていくのがポイント。

はじめは1日5分ほどから始め、徐々に10分、20分と時間を延ばしていきます。

この「骨盤底筋訓練」は生活の中でもできます。

例)朝・晩に布団の中で、膝を床につき、肘をクッションに乗せて頭を支えて行う。
例)テーブルを支えにした姿勢で、両足を肩幅に開いて立ち、手を机の上にのせて、骨盤底筋訓練をする。
例)テレビを見ながらなど椅子に座った姿勢で、両足を肩幅に開いて、足の裏の全面を床につけて、骨盤底筋訓練を行う。

■まとめ

介護をしている人にとっても介護をされる側にとっても難しいのが下周りのお世話です。

大人用紙オムツの売上が子供用オムツの売上を追い抜いた!?|日本の紙おむつが国際規格化|高齢化社会がビジネスチャンスに変わる!?によれば、高齢化社会の日本ではすでに排泄トラブルは珍しいことではなく、4人に1人が排泄トラブルを経験したことがあるそうで、誰しもが経験する可能性があります。

厚生労働省の13年のまとめによると、尿失禁の経験者は約153万人で、このうち65歳以上は121万人と全体の約8割を占めています。

尿もれ、便漏れといった軽失禁商品の市場は前年比110%の伸びを見せ、団塊世代が後期高齢者となる2025年にはもっと多くの人が排泄トラブルを経験することが予想されます。

しかし、排泄トラブルを抱えているにもかかわらず、その対処をしていない人が46.3%いるという結果が出ています。

排泄トラブルを抱えている人は、根本的な対処をすることができずに、外出を控えたり(運動不足の可能性)、水分補給を控えたり(熱中症リスクが高まる可能性)といった健康にとってリスクある行動を選びがちになってしまうようです。

排泄ケアに取り組むことは高齢化社会の真っただ中にいる私たちにとって考える必要のある問題なのです。

→ 約1300万人が過活動膀胱に悩む!一番の悩みは「夜間頻尿」/男性は「チョイ漏れ」、女性は「力み漏れ」、高齢者は「腹圧性尿失禁」に悩み について詳しくはこちら

早めに筋トレを行っていきましょう!







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「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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伊沢拓司さん(31)、血液検査の結果、空腹時血糖値と中性脂肪値が高く、狭心症や心筋梗塞のリスクが要注意!




2026年5月14日放送のテレビ朝日系『林修の今知りたいでしょ!』に出演した「QuizKnock」の伊沢拓司さん(31)は血液検査の結果、狭心症や心筋梗塞のリスクを判断する数値である、血圧空腹時血糖LDLコレステロール中性脂肪の値の中で、空腹時血糖が109(100mg/dL以上が要注意)、中性脂肪が313(150mg/dL以上が要注意)だったことから、狭心症や心筋梗塞のリスクが高いことがわかりました。

番組内では、糖分の高いものを避ける、ウォーキングのような有酸素運動を20分以上行うなど生活習慣の改善のアドバイスがありました。

そこで伊沢さんがどんな食生活をしていたのか気になったので調べてみたところネイチャーメイドのインタビューがありました。

26歳当時のインタビューから食生活について答えている部分を抜き出してみました。

普段から、ロケ弁や外食が多いため体調や体重管理が難しいのですが、自宅で食事ができる時は体調を整えるために気を付けています。とはいえコンビニ飯が多いものの、ファーストチョイスはいつも納豆です

元々食べることが大好き。大学生の時は深夜にカレーや大盛りラーメンを食べるなど、健康とは程遠い食生活でした。23歳を過ぎて太りやすくなったのをきっかけに食事や運動に気遣うようになりました」。その頃から始めた筋トレは、今ではライフワークのひとつ。トレーニング効果を高めるために納豆や鶏肉といった、タンパク質を豊富に含む食品を積極的に食べているといいます。

26歳当時の伊沢さんは健康には人一倍気を遣っているとコメントしているものの、実際にはロケ弁、外食、コンビニ飯が多いそうで、食べることが好きで太りやすくなったことをきっかけに食事(たんぱく質を豊富に含む食品やサプリメント)や運動(筋トレ)に気にかけるようになったそうです。

しかし、31歳の血液検査では、空腹時血糖や中性脂肪が高いことから、狭心症や心筋梗塞のリスクが高いことから、健康は大事とわかっていても、実際にはうまく生活習慣をコントロールできていないのではないかと考えられます。

アドバイスの中にも「糖分の高いものを避ける、ウォーキングのような有酸素運動を20分以上行う」と言われていたことから、糖分が多い食事をしていたり、運動不足の面があると伺えます。

元アメリカ大統領夫人のミシェル・オバマ夫人のエピソードが興味深いです。

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

これは実感としてとてもよく理解できることだ、というのです。

健康について関心がある人は、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていると思います。

しかし、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、ファストフードの魅力を感じてしまう人も多いと思います。

そこで、手軽で安いファストフードや冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

伊沢さんの場合も健康に対する知識はあっても、忙しさや疲れから手軽な食事に頼りがちなのではないでしょうか?

よく「健康のためにはバランスの良い食事をおすすめします」というメッセージをお医者さんはいいますが、実はこのメッセージは伝わりにくいのです。

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)によれば、「もっと健康的な食生活を送る」といった総括的な目標は、不明瞭であり、その曖昧さが感情に言い逃れの余地を与え、失敗を正当化しやすくしてしまうそうです。

つまり、「健康のためにはバランスの良い食事をしましょう」というメッセージは、受け取る側としてはわかりづらいもので、結果どうしたらよいかわからず、今まで通りの生活をしてしまうことになってしまいます。

ではどのようにしたらよいのでしょうか?

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)ではこのような提案がされています。

例:アメリカ人に健康的な生活をさせるには?
「もっと健康的に行動しよう」と訴えるのではなく、「次にスーパーの乳製品コーナーに立ち寄ったら、ホールミルクではなく低脂肪乳に手を伸ばしなさい」というべきなのだ。
飲食行動を変える必要でなく、購入行動を変える。
「もっと健康的に行動しよう」と伝えても、解釈の仕方はいくらでもある。

よくテレビで紹介されているような、○○の不足が病気の原因となる恐れがあるので、△△を食べましょうというのは、見ている人に伝わりやすく、行動を変えやすいということなんですね。

「バランスの良い食事にしましょう」というのは最も正しいメッセージですが、最も伝わりづらいメッセージでもあります。

だからこそ、個人個人で健康的な食事を選択してもらうよりも、食品スーパー、コンビニ、飲食店、お弁当屋さんなどがそもそもできるだけ健康な食べ物を提供していれば、自然と健康になっていくというアイデアが大事だと思うんです。

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見た目が激変!見取り図盛山さん、ダイエット企画で20kg減を告白!




【追記(2026年5月17日)】

【ダイエット】100日間で20kg痩せました【見取り図盛山】

見取り図盛山さんは100日間で約20kg(104.5kg → 84.6kg)の減量を行いました。

減量方法についてまとめました。

●超王道の「食事制限+運動」であること
●完全管理型で、トレーナーがつき、毎食の写真を送ってPFCバランスやカロリーを徹底管理してもらったこと。
●食事のサイクルは、脂質制限(2週間)と糖質制限(1週間)を交互に繰り返すジグザグのサイクルで行ったこと。
●甘いものの対策は、チョコ味のプロテインに「ピュアココアパウダー」を混ぜて甘みを補い、耐え抜いたこと。
●水の摂取量は、毎日水を多く飲み、最初は4L、後半は1日6Lも飲んでいたこと。
●運動は後半は朝起きて空腹状態で有酸素運動(散歩など)をしていたそうです。
●2年前に「飲むだけで痩せる漢方」を1日180錠(3ヶ月で1万数千錠)飲んで痩せなかった失敗談があり、王道の食事制限と運動を行ったこと。
●ジムを3つ利用し、そのうちの1つとして「ハイアルチ」という低酸素(高地トレーニング)ジムに通っていたそうで、そこでの「30秒全力ダッシュ+30秒休憩×10本」というアスリート並みの有酸素メニューが非常に効いたそうです。
●最後の撮影直前の追い込みとして、ボクサーのように「水抜き」と「塩抜き(塩分カット)」、さらに半身浴で汗を絞り出す超過酷な調整を行って一気に体重を落としたと語っています 。
●停滞期に1度だけトレーナーから「チートデー」を許可されましたが、一般的な「好きなものを食べる日」ではなく、「おにぎりを1日で約40個(5000kcal以上)食べて、夜に限界まで筋トレして出し切る(オールアウト)」という、これまた地獄のようなメニューだったと明かしています。

2025年7月2日放送のTBS「ラヴィット」に出演した見取り図の盛山さんの見た目が激変していることが話題になっています。

麒麟の川島さんが「ちゃんと飯食べてますか?」と心配するほどの激やせぶりで、盛山さんは「20キロ落ちまして」とびっくりするほどの減量を行っているようです。

ただ少し心配なのが、番組途中にぼうっとする様子があること。

ボディビル(フィジーク)に挑戦した東京ホテイソンのショーゴさんが「絞る作業は糖質を制限したりするから、本当に頭が回らなくなるんですよ。」と以前コメントしていたのを思い出しました。

【参考リンク】

「まじでどこのどなた」見取り図・盛山 “卵と鶏肉ダイエット”での激やせ姿にファン驚嘆(2025年7月1日、女性自身)

雑誌『anan』の企画でダイエットをしており、現在3カ月めだといいます。卵や鶏の胸肉を積極的に摂っているそうで、脂質制限や糖質制限にも挑戦。

こちらの記事によれば、糖質制限にも挑戦していると書かれていましたので、盛山さんも頭が回らなくなっている可能性もありますね。

医学的に正しいダイエット方法|#林修の今でしょ講座

正しい糖質制限の方法は、糖質制限したエネルギーをたんぱく質や脂質で補うこと。

エネルギーを補わなければ、筋肉が減少してしまい、サルコペニア肥満になってしまいます。

●サルコペニア肥満とは?

リバウンドする人の3つの共通点とは?|あのニュースで得する人損する人 1月15日

●リバウンドする人は、筋肉量が少ない

筋肉が少ないと、太りやすく痩せにくい体質になる。

サルコペニア肥満は運動している人も注意。

サルコペニアとは、筋肉が減少すること。

有酸素運動は体脂肪を燃やすことには役立っても、筋肉を増やすことはできない。

つまり、先ほどの記事を参考にすれば、脂質制限と糖質制限を同時に行っているので、筋肉が減少してしまい、太りやすく痩せにくい体質になってしまう可能性があります。

【追記】

痩せすぎを心配したり、かっこよくないと言ったりする声がある中、マヂカルラブリー野田さんは「ダイエット頑張れた人は流されず取捨選択できた人なんで、出来たら褒めてあげてほしいです!」と投稿しています。

ダイエット企画とはいえ、3か月で20kgの減量をやりきるとはすごいことだとまずは褒めるって大事ですよね。

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投稿日: 2025年7月2日 09:01

【ウエイトトレーニングの誤解】子供の身長を伸ばし、アスリートの能力を引き出す除脂肪体重(LBM)や除脂肪指数(FFMI)のデータ活用術




Xで日本ハムの横尾俊建打撃コーチが『打球速度,スイングスピード,除脂肪量指数』を重要視しているという投稿を見かけました。

「除脂肪量」という言葉をどこかで目にしたことがあるなと思い、筋トレ(筋肉を鍛える)をすると背が伸びなくなるのか?|子供の身長を伸ばすために必要な要素とは?を見たところ、その中で、子供の成長をチェックするための数値として、除脂肪体重という言葉があることを思い出しました。

スラリちゃん・伸びマッスル表によれば、除脂肪体重について2つの大事なポイントが書かれています。

一つは身長の伸びと除脂肪体重(LBM)の増加が相関関係にあること。

成長期では、身長の伸びとLBMの増加が相関することがわかってきています(松田ら, 2019)。
つまり、身長が成長スパートを迎える同じ時期に、LBMの増加もスパートを迎えることが、背を伸ばす秘訣なのです。

もう一つは海外のアスリートがパフォーマンスを上げるためにLBMに着目してコンディション管理していること。

トレーニングの成果として除脂肪体重(LBM)が増えれば、摂取エネルギーも増加させなければなりません。除脂肪体重(LBM)が1kg増えたなら、60kcal(おにぎり約1/3個分相当)のエネルギーをプラスして摂取しましょう。

※除脂肪体重(LBM)(kg)=体重(kg)×(100 – 体脂肪率(%) ÷ 100)

※除脂肪量指数(FFMI)は、体重から脂肪を除いた「除脂肪体重(LBM)」を身長(m)の2乗で割った数値です。BMIとは異なり「身長に対してどれだけ筋肉量があるか」を客観的に評価できるため、アスリートのコンディショニングの指標となっているそうです。

【参考リンク】

女性アスリートの除脂肪指数とFemale Athlete Triadの関連

これまで、アスリートの体組成は体脂肪率やBMIなどで評価されてきたが、アスリートは日々のトレーニングによって除脂肪量を増加させているため、身長を考慮した除脂肪指数(FFMI)に着目すべきである。本研究は、多種目の日本人女性アスリートのFFMIを明らかにし、FFMIが低値の女性アスリートはFemale Athlete Triad(FAT)のリスクが高く、エネルギー不足の指標になることを示唆した。

つまり、除脂肪体重(LBM)や除脂肪指数(FFMI)は子供の成長を見守る数値でもあり、アスリートのコンディショニングの指標になる数値なんですね。

「ウエイトをすると身長が伸びない」は本当か? 日本ハムの打撃改革を進めた元アナリストが指摘する、日本球界でデータ活用が進まない理由(2026年5月8日、スポーツナビ)

日本ハムは打球データをどう計測し、選手の育成に活用しているのか。同記事内では「打球速度」と「打球角度」、さらに「除脂肪体重」を上げることの重要性などが語られている。

<中略>

いまだに『ウエイトトレーニングをすると身長が伸びない。ケガにつながる。筋肉が固くなる』というのが一般的な認識だと思いますが、そこから変えていかないといけない。

<中略>

基本的にフィットネスは除脂肪体重と言われるものにつながります。簡単に言うと『筋肉量が多ければスイングが速い、投球が速い』という部分が確実に出ています。

この記事の中を読んで重要だと感じたのは、フィットネスやウエイトトレーニングに対する考え方をアップデータする必要があること。

「身体の成長期にウエイトトレーニングを行うのはリスクがある」とはよく言われる意見ですが、それはあまりにも漠然とした意見です。

ウエイトトレーニングとはいっても、ただ器具を使って重いものを持ち上げればいいんだろうという人と、きちんとしたフォームでやると成果が上がりやすいとか、同じ身長のお子さんでも体重に20kgの差があった場合や体(軟骨・関節)の柔らかさが違う場合があり、違いに合わせて重さも少しずつ調整ができるのであれば、より安全に配慮したトレーニングが可能になります。

特に低学年の子供の場合は急激なスピードで変わってきますし、また成長スパート期には無理した運動を避けるなどの対応もできます。

同様に、成人アスリートも定期的に除脂肪指数(FFMI)を計測することが自身のコンディショニングをチェックする方法を手に入れることになるんですね。

フィットネスやウエイトトレーニングの考え方をアップデートすることがよりお子さんの成長を見守ることになりますし、また自身のコンディショニングにも役立つのではないでしょうか?

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