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座る時間を1日3時間未満に抑えれば寿命が2年伸びる可能性がある?!

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by Rodrigo Cayo(画像:Creative Commons)




■座る時間を1日3時間未満に抑えれば寿命が2年伸びる可能性がある?!

座る時間を1日3時間未満に抑えれば寿命が2年伸びる可能性判明

(2012/9/20、NEWSポストセブン)

ルイジアナ州立大学ペニントン生物医学研究センターのピーター・カツマルジク博士は、これまでに「座る時間」や「テレビを見ている時間」と寿命との関係を報告している5本の論文を総合的にレビューし、それらの習慣が寿命に与える影響を包括的に解析した。

その結果、平均的な米国人は、テレビを見る時間も含めて1日に平均7.7時間も「座って過ごしている」ことが明らかになるとともに、座る時間を1日3時間未満に抑えれば、平均寿命が2.00年も伸びる可能性を示唆した。また、テレビを見る時間を1日2時間未満にまで抑えれば、平均寿命がさらに1.38年延びる可能性も指摘している。

ルイジアナ州立大学ペニントン生物医学研究センターのピーター・カツマルジク博士によれば、平均的な米国人は、座る時間を1日3時間未満に抑えれば、平均寿命が2.00年も伸びる可能性を示唆したそうです。

これまでのこのブログでは、「長時間イスに座ることと健康の関係」や「長時間TVを見ることと健康」との関係について取り上げてきました。

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長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしい

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「テレビの視聴時間を減らすと、カロリー消費が増えるらしい」という研究結果

テレビを見ていた時間を運動や読書、子どもと遊ぶことなどに充てるなど生活習慣・行動パターンが変わったことでカロリー消費に影響を与えているようです。

あなたを太らせている14の習慣

1. テレビを見る

食事の際に、テレビを見ている時間が長くなると、食事の時間が長くなり、食べ過ぎてしまいそうです。
また、テレビを見ると、運動する時間が少なくなることも理由にあるかもしれません

今回の記事によれば、座る時間を1日3時間未満に抑えれば、平均寿命が2.00年も伸びる可能性があり、またテレビを見る時間を1日2時間未満にまで抑えれば、平均寿命がさらに1.38年延びる可能性があるそうです。

カツマルジク博士は、「座っている時間が長いと、2型糖尿病や心臓病の発症リスクが増える」のみならず、「運動不足が、がんの発症リスクも増やしていること」を強調する。

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」にもあるように、最近の起業家は健康に気を遣い、運動を欠かさないようにしているようですが、多くの現代人の働き方はデスクワークが中心であり大変忙しくしているため、座る時間を3時間未満に抑えたり、運動する時間をとるのも大変です。

だからこそ、企業側が仕事の合間にウォーキングなど運動する時間を設けたり、立ち机や立ちながら座る椅子などを活用する必要があるのではないでしょうか。

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しかし、一番いいのは、できるだけ短い労働時間で最大の成果を出せる仕組みを作り出し、それに見合った給与を払うことで、家で運動したり子育てをする時間を作ってあげることなのではないでしょうか。







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男性用ピルの候補物質「JQ1」発見

Pills

by Jamie(画像:Creative Commons)




男性用ピルの候補物質発見=投与中だけ精子形成抑止―マウスで確認・米研究所など

(2012/8/17、時事通信)

男性用の経口避妊薬(ピル)の有望な候補物質を発見し、雄マウスに投与している期間だけ精子の数を大幅に減少させ、運動能力も失わせることを実験で確認したと、米ダナ・ファーバーがん研究所やベイラー医科大などの研究チームが17日付の米科学誌セルに発表した。

男性用ピルの開発研究は近年、性腺刺激ホルモンの生成を抑えて精子形成を止める方法が中心だったが、全身のホルモンバランスへの影響が懸念され、臨床応用が進んでいない。これに対し、今回有望とされた低分子化合物「JQ1」は、精巣で精子形成に不可欠な役割を果たすたんぱく質「BRDT」に結合し、邪魔する働きがある。

米ダナ・ファーバーがん研究所やベイラー医科大などの研究チームが男性用ピルの有望な候補物質を発見し、雄マウスに投与している期間だけ精子の数を大幅に減少させ、運動能力も失わせることを実験で確認したそうです。

なぜ男性用ピル(経口避妊薬)を作るのは難しいのか?という記事を以前ご紹介しましたが、今回の記事によれば、「JQ1」という物質が男性用ピルの有望な候補物質となりそうです。

※写真はイメージです。







【#プレ花嫁】婦人科疾患の有無を検査するブライダルドック受診増加|結婚前にブライダルエステより健康診断

WEDDING

by 古 天熱(画像:Creative Commons)




【#プレ花嫁】婦人科疾患の有無を検査するブライダルドック受診増加|結婚前にブライダルエステより健康診断

ブライダルドック受診増加 結婚は健康な体で

(2009/7/14、産経新聞)

結婚準備の一環として、婦人科疾患の有無を検査するブライダルドックを受診する女性が増えている。

ひと昔前までは“最高にきれいな花嫁”を目指すべく、美しさに磨きをかけるエステが主流だった。

最近は晩婚化が進み、見た目の美しさよりも健康な体で確実に子供を授かりたい女心の変化がうかがえる。

今までは結婚準備といえば、美しさに磨きをかけるブライダルエステが主流だったそうですが、最近では、結婚前に健康診断を受診する「ブライダルドック」をする女性が増加しているそうです。

こうしたブライダルドックが増加している理由としては、「晩婚化」がその理由としてあげられるようです。

晩婚化に伴って、年齢と出産ということを考える女性が増えているようなのです。

子宮がん・乳がん検診や婦人科を受診するというのは敷居が高いと感じている女性も多いと思いますので、こうした機会を持つことは良いことなのかもしれません。







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P.S.

一方、男性側も歯のホワイトニングや歯並びを気にして、ブライダルケアに関心を持ち始めている。

男性側もブライダルケアに関心を持ち始めているそうです。

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ゲイツ財団、世界の健康状態改善めざす104の研究に資金

The Thinker – Bill Gates

by Steve Jurvetson(画像:Creative Commons)




ゲイツ財団、世界の健康状態改善めざす104の研究に資金

(2008/10/23、AFPBB)

ゲイツ財団はグランド・チャレンジズ・エクスプロレーションズについて、「既存の科学的枠組みに納まらないが、成功すれば飛躍的な発展に結びつく可能性のある」プロジェクトを対象に、「世界の健康状況の改善につながる大胆かつこれまで証明されていない方法の研究」に資金を提供するものだと説明している。

ゲイツ財団は、世界の健康状況の改善につながる104の研究に対して、各10万ドルの資金を寄付することを発表したそうです。

記事の中で、寄付の対象に選ばれた日本人の研究が取り上げられていました。

寄付対象に選ばれた自治医科大学(Jichi Medical University)の松岡裕之(Hiroyuki Matsuoka)教授の研究は、「蚊を、ワクチンを運ぶ『空飛ぶ注射針』に変える」というもの。ゲイツ財団によると、松岡教授は、通常は疾病を媒介する蚊を「空飛ぶ注射針」に変え、その蚊が人間を刺すことでワクチンを運ぶことができると考えているという。

蚊は、さまざまなウイルス・病気を運ぶ媒介者ですが、この研究はその蚊をワクチンを運ぶ空飛ぶ注射針に変えようとする研究なのだそうです。

確かに「既存の科学的枠組みに納まらないが、成功すれば飛躍的な発展に結びつく可能性のある」プロジェクトに選ばれた研究です。

そんな発想は浮かびません。

この中の研究から世界の健康状況の改善につながる成果が生まれてほしいですね。







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カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

pregnatarian diet: kfc - _MG_5112

by sean dreilinger(画像:Creative Commons)




カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

(2008/10/3、ロイター)

過食は脳を混乱させてさまざまな損傷を引き起こし、糖尿病や心臓病その他の疾患の原因をつくる可能性があるとの研究結果が2日発表された。

食べ過ぎ・肥満によって、脳が混乱し、さまざまな損傷を引き起こすことで、糖尿病や心臓病などの病気を起こす可能性があるとの研究結果が発表されたそうです。

[今まで]

食べ過ぎ・肥満 → 糖尿病・生活習慣病・心臓病

[今回の研究結果]

食べ過ぎ・肥満 → 脳の混乱による様々な損傷 → 糖尿病などの病気

いままでは、肥満が直接的に糖尿病や生活習慣病の原因だと思っていましたが、今回の研究結果によれば、食べ過ぎ・肥満によって、脳内で通常は休止状態にある免疫システムの経路が稼動し、実在しない侵入者を攻撃・破壊するため免疫細胞が送り出されることで損傷を起こし、それが糖尿病や心臓病その他の疾患の原因を作る可能性があるということのようです。

病気にならないためにも、まずは食べ過ぎをやめましょう。







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