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砂糖を最大4割減らしてチョコレートを生産する方法を発見 今後段階的に砂糖の使用を減らしていく方針|#ネスレ




■砂糖を最大4割減らしてチョコレートを生産する方法を発見 今後段階的に砂糖の使用を減らしていく方針|#ネスレ

Aero Chocolate

by LearningLark(画像:Creative Commons)

「甘~いチョコ」、砂糖4割減でも作る方法発見-ネスレ、特許取得へ

(2016/12/1、Bloomber)

ネスレのステファン・カツィカス最高技術責任者(CTO)によると、同社が開発したプロセスは砂糖の構造を変化させ、それによって少量でも一段と甘く感じられる。

ネスレは砂糖を最大4割減らしてチョコレートを生産する方法を発見したと発表し、今後段階的に砂糖の使用を減らしていく方針なのだそうです。

【参考リンク】




■砂糖と健康問題

WHOが体重の増加による肥満の数が増加傾向にあることや虫歯など健康上のリスクを防ぐため「一日の糖類25グラムまで」とする新指針を2015年に正式決定しました。

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世界全体で肥満の数は増加しており、また肥満は、糖尿病脂肪肝高血圧などの生活習慣病だけでなく、脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっています。

そして、医療費もそれに合わせて増加しています。

砂糖入り飲料を習慣的に飲むと糖尿病リスクが上昇する!?によれば、英・ケンブリッジ大学の今村文昭氏らの大規模な調査によれば、砂糖入り飲料を習慣的に飲むことで糖尿病のリスクが高くなることがわかったそうです。

徳島県が糖尿病死亡率最下位脱出|徳島県はどんな糖尿病対策を行なったのか?で紹介した徳島大学大学院心臓血管病態医学分野の島袋充生特任教授によれば、徳島県が糖尿病死亡率が高い理由として、「肥満」と「糖質摂取」を挙げており、食習慣として、ご飯に砂糖をかけて食べたり、饅頭のあんこの量が全国的にも多いなど「甘党」であることが関係しているようです。

アメリカの炭酸飲料離れ 10年連続で販売量減|健康志向の高まり(2015/3/30)によれば、健康志向の高まりが影響しているのでしょうか、アメリカでの炭酸飲料の販売量が10年連続で減少しているそうです。

アメリカの2〜5歳の子供の肥満率が低下によれば、子供の肥満率が減少した理由として、CDCは、理由は明確ではないとしながらも、食生活の改善や運動、糖分の多い飲料を控える傾向などが寄与しているとの見方を示しています。

■まとめ

世界各国で健康問題の解決と税収アップのために、ジャンクフードやソフトドリンクに対して税金をかける動きが広がっていますが、今回ネスレが発表した技術は会社にとっての切り札になるだけではなく、健康問題を解決する一つの方法といえるかもしれません。







【肥満 関連記事】
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#ドラゴンクエストウォーク(#ドラクエGO)のような位置情報ゲームには健康と社会的インパクトという2つの効果が期待される!




【目次】

■#ドラゴンクエストウォーク(#ドラクエGO)のような位置情報ゲームには健康と社会的インパクトという2つの効果が期待される!

ドラゴンクエストウォーク
ドラゴンクエストウォーク|YouTubeスクリーンショット

「ドラゴンクエストウォーク」発表PV

「ドラゴンクエストウォーク」が発表されました。

スマートフォン向け『ドラゴンクエスト』新作発表会

Twitter上では「ドラクエGO」と呼ばれていますが、堀井雄二さんもツイートしているようにすでにDQ9の時、ゲーム機を持って街に出かけ、「すれ違うこと」を遊びの要素としていましたよね。

「ドラゴンクエストウォーク」も同じように町に出たからこそ面白いゲームになっているはずです!

位置情報ゲームには2つのポジティブな可能性があります。

ひとつは、健康面。

#ポケモンGO(#POKEMONGO)でゲームを楽しんでいる間に健康的にダイエットできるようになるかもしれない!?によれば、ポケモンGOリリース後運動量が急増しているというデータがありました。

ダイエットを目的とするのではなく、ゲームを楽しむことを目的とすることで、結果健康的になるというというのが理想的な流れです。

#ポケモンGO(#POKEMONGO)はうつ病の改善につながる可能性がある!?|ポケモンGOはプレイヤーの心理的ストレス反応を減少するで紹介した心理学者のジョン・M・グロールによれば、ポケモンGOが鬱症状を改善する可能性を指摘したそうで、ニューズウィークではTwitterに寄せられた鬱の改善を報告したツイートを紹介しています。

<自宅で長時間は危険>スマホの使用時間と位置情報の分析でうつ病診断ができる可能性がある!?で紹介した、米ノースウェスタン大の研究グループによれば、うつ病になると自宅に引きこもってスマートフォンを長時間使用する傾向があるそうです。

ポケモンGOをプレイすることによって、スマホの使用時間は増えてしまうかもしれませんが、外に出かける機会が増えることで、うつの改善につながるのかもしれません。

また、不眠は「うつ」のサイン?|睡眠不足が続く人は「鬱」状態になる率が高くなるによれば、睡眠不足が続く人は「うつ」状態になる率が高くなることが明らかになっています。

ポケモンGOをプレイすること=外に出かけることによって、太陽の光を浴びて、体を動かすことができ、良い睡眠につながり、うつの改善が期待できるのかもしれません。

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もう一つは、社会的インパクト。

NIANTICのINGRESSやPOKEMONGOのような「物理的に人が動く」ゲームを通じて、人々が外に出て街のコミュニティに参加するようになり、ポジティブな社会的インパクトを起こすようになる!?によれば、物理的に人が動くゲームを通じて、見守り活動をしたり、集団献血を行うイベントをしたり、清掃イベントが行われています。

引きこもり対策で締め付けを行うよりも、好きなゲームタイトルの位置情報ゲームで遊ぶために外に出て、社会復帰につながるということも可能性としてあるのではないでしょうか?

また、位置情報ゲームでは都道府県の各地でイベントが行われており、そのイベントに行く観光客数の増加による経済効果も期待されています。

位置情報ゲームには健康面と社会的インパクトという2つの期待があるんですね。

■まとめ

最近では「歩く」というような健康増進活動を増やすと保険料が安くなるという保険が出てきています。

つまり、健康的な生活習慣な人ほど得をするような時代になってきているんですね。

ただ、健康になるために生活習慣を変えるというのは難しいもの。

そこで、「ドラゴンクエストウォーク」のように歩くことによってゲームを進めるものと保険商品を組み合わせることで、ゲームで遊ぶことを通じて運動する機会が増え、健康になり、保険料がお得になるという仕組みになれば、すごい相乗効果を生むのではないでしょうか?







ストレスが高尿酸血症を促進するメカニズムを解明|高尿酸血症の治療によって糖尿病や血栓症の予防ができる可能性も|名大




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■ストレスが高尿酸血症を促進するメカニズムを解明|高尿酸血症の治療によって糖尿病や血栓症の予防ができる可能性も|名大

参考画像:ストレスが高尿酸血症の発症に関与するメカニズムを解明(2017/4/28、名古屋大学プレスリリース)

ストレスが高尿酸血症の発症に関与するメカニズムを解明

(2017/4/28、名古屋大学プレスリリース)

〇これまで、マウス拘束ストレスモデルの解析で、ストレスは内臓脂肪に慢性炎症を引き起こし、インスリン抵抗性、血栓症の原因となることを示してきました。

〇マウス拘束ストレスモデルの解析を行なったところ、ストレスはxanthine oxidoreductase(XOR)という、尿酸と活性酸素を産生させる酵素を、内臓脂肪、肝臓、小腸で活性化させることがわかりました。XORの活性が上昇した結果、血中尿酸値の増加、酸化ストレスの増加を認めました。

〇尿酸代謝改善治療薬・febuxostatはこの酵素を抑制し、ストレスによって増加していた尿酸値を低下させました。さらに、ストレスによって増悪していた内臓脂肪炎症、インスリン感受性、血栓傾向を改善しました。

名古屋大学医学部附属病院竹下享典講師、名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学室原豊明教授、メメット・イスリー大学院生、名古屋大学医学部附属病院検査 松下正教授、修文大学 丹羽利充学長らの研究グループの研究によれば、ストレスが高尿酸血症を促進するメカニズムを解明しました。

今回の研究を参考にすれば、現代人はストレスの多い生活をしていますので、高尿酸血症を治療することによって、糖尿病や血栓症の予防ができる可能性が期待されます。




■高尿酸血症とは?

高尿酸血症は、尿酸の産生の亢進あるいは排泄の低下のため血中の尿酸値が上昇する病態で、30歳以上の男性では30%が罹患しているとされます。濃度の上昇のため体内で結晶化した尿酸は、関節や腎臓などで蓄積し、炎症の原因となり、関節において痛風発作を腎臓において尿路結石や腎機能障害を引き起こします。

【痛風・高尿酸血症】発症年齢が若年化 食生活に注意 血液中の尿酸値をコントロールによれば、高尿酸血症は、腎臓病高血圧、心臓病、脳卒中などのリスク因子と指摘されています。

つまり、高尿酸血症になっているということは、高血圧や糖尿病動脈硬化などの生活習慣病、腎臓病、脳血管障害になるリスクが高くなっているといえます。

痛風の目安となる尿酸値の数値

痛風とは、血液中の尿酸が過剰になり、結晶化して関節にたまり炎症を起こす病気のことを言います。

尿酸値6mg後半/dl → 症状がなくても食事に気を付ける段階

尿酸値7mg超/dl → 「高尿酸血症(こうにょうさんけつしょう)」(痛風予備軍)

尿酸値9mg超/dl → 5年以内に痛風の発作を起こすと考えられるので、尿酸値を下げる薬での治療を受けた方がいい段階

→ 痛風の症状・原因・発作・食事・予防 について詳しくはこちら

【関連記事】

■まとめ

今回の研究では、ストレスが高尿酸血症を促進するメカニズムが解明されました。

最近は酸化ストレスと病気の発症の関係について研究が進んでいる印象です。

ところで、キラーストレスが胃・十二指腸の病気や突然死をもたらすメカニズム解明|北大では、慢性ストレスによって脳内に生じた微小な炎症が新たな神経回路を活性化することで、胃や十二指腸、心臓といった臓器の機能を低下させるということがわかったことを紹介しました。

この北海道大学のプレスリリースには、世界初!「病は気から」の分子メカニズムの解明ーキラーストレスはどのようにして消化管疾患や突然死をもたらすのかー (2017/8/16、北海道大学ニュースリリース) とあるように、「病は気から」のメカニズムの解明とありますが、名古屋大学の研究のプレスリリースの今後の展開にも「病は気から」のメカニズムを解明していくとあり、「病は気から」のメカニズムにはいろいろなメカニズムがある可能性があるということなのでしょうか?

気になるところです。







【参考リンク】
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唾液に含まれるにおい成分から口腔がんを診断する技術を世界で初めて確立|北九州市立大・九州歯科大

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by Liz Poage(画像:Creative Commons)

世界初、唾液のにおいで口腔がん診断 北九州市立大と九州歯科大開発(2018/12/11、西日本新聞)で紹介された北九州市立大と九州歯科大の研究グループによれば、唾液のにおいから舌癌などの口腔がんを判別する技術を開発し、唾液の採取は身体の負担も小さいことからスクリーニング検査に向いているため、今後は息を吹きかけるだけでがんの診断が計測できる機器の開発が期待されます。

【参考リンク】

これまでにもニオイで病気を計測する機器について紹介してきました。

パナソニック、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているによれば、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているそうです。

人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発|NIMS
によれば、物質・材料研究機構が人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発し、2022年にも実用化される見通しとなっているそうです。

吐く息で糖尿病診断=高性能センサー開発-スイス大研究者によれば、体内でインスリンの分泌が低下すると大量に放出されるアセトンと呼ばれる物質の濃度を測定し、糖尿病を診断することができるそうです。

食道がん患者の呼気には特定の物質(2ーブタノン、酢酸、アセトン、アセトニトリル)が多く含まれることが判明|順天堂大で紹介した順天堂大上部消化管外科と生体分子研究室の研究によれば、食道がん患者の吐く息の中に特定の物質が多く含まれることがわかったそうです。

息から肺がんの早期発見をする分析装置の研究が進んでいる|英国によれば、英国では、息に含まれるがん細胞が作り出す揮発性有機化合物(VOCs)を分析することで、早期の肺がんを検知する呼気分析装置の臨床試験が進んでいるそうです。

【関連記事】

このように病気の時に特徴的な呼気の成分がわかっていれば簡単な診断ができ、それに当てはまる人はさらに詳しい検査を受けるようにすれば、患者の肉体的負担・経済的負担が軽くなることにつながり、さらには医療費の削減にもつながるのではないでしょうか?







少量の大豆イソフラボン(AglyMax)が除神経に伴う筋萎縮を軽減|サルコペニア(加齢性筋減弱症)を軽減する食品素材として注目!|東工大【論文・エビデンス】




【目次】

■少量の大豆イソフラボン(AglyMax)が除神経に伴う筋萎縮を軽減|加齢性筋減弱症(サルコペニア)を軽減する食品素材として注目!|東工大

図 1 除神経筋における大豆イソフラボン (AglyMax)摂取の萎縮軽減効果。2 週 間の除神経を施した条件において、c の通常餌群の筋細胞よりも d の AglyMax 餌群の筋細胞が大きい。
図 1 除神経筋における大豆イソフラボン (AglyMax)摂取の萎縮軽減効果。2 週
間の除神経を施した条件において、c の通常餌群の筋細胞よりも d の AglyMax
餌群の筋細胞が大きい。

参考画像:少量の大豆イソフラボン摂取で筋萎縮をストップ-高齢化社会で増える筋減弱症の軽減に期待- (2018/1/11、東京工業大学プレスリリース)|スクリーンショット

少量の大豆イソフラボン摂取で筋萎縮をストップ-高齢化社会で増える筋減弱症の軽減に期待-

(2018/1/11、東京工業大学プレスリリース)

佐久間教授らがマウスを用いて実験した結果、除神経により起こった筋細胞の萎縮程度は大豆イソフラボンを摂取した群で有意に小さいことが分かった。除神経を施した骨格筋細胞内ではアポトーシスが起こり、筋細胞数が減ることで筋萎縮につながる。大豆イソフラボンの摂取は細胞内のアポトーシスの割合を有意に減少させた。したがって大豆イソフラボンの摂取はアポトーシスを抑制し、除神経による筋細胞数の減少を食い止めることで筋萎縮を軽減したと考えられる。

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の佐久間邦弘教授、ニチモウバイオティックスの天海智博社長、豊橋技術科学大学環境・生命工学系の田畑慎平院生らの共同研究グループが行なったマウスの実験によれば、少量(食事の0.6%)の大豆イソフラボン(AglyMax:遺伝子組み換えをしていない良質な大豆胚芽を原料に、独自の麹菌発酵技術でアグリコン化し、体内への吸収性をアップさせた大豆イソフラボン)をマウスに摂取させることで、除神経(神経の切除)に伴う筋萎縮を軽減することに成功しました。

大豆イソフラボンの摂取はアポトーシス(個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺)を軽減し、除神経による筋細胞数の減少を食い止めることで筋萎縮を抑制したと考えられるそうです。

ロコモティブシンドロームの一つである加齢性筋減弱症(サルコペニア)を軽減する食品素材として大豆イソフラボン(AglyMax)に注目が集まりそうです。

■サルコペニアとは?

サルコペニアの定義とは、筋肉量(骨格筋量)の減少に加えて、筋力の低下(握力など)または身体(運動)機能の低下のいずれかが当てはまる場合、サルコペニアと診断するというものです。

「メタボウォッチ」|早稲田大学、RESEARCHKITでメタボリックシンドロームになりやすい生活習慣をチェックするアプリを開発によれば、加齢とともに骨格筋が減少し、筋力が大幅に低下するサルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)は身体活動量の減少と密接に関係しており、また不適切な食事習慣と合わさることで、内臓脂肪や皮下脂肪の蓄積によるメタボリックシンドロームの発症を招いているそうです。

米国ルイスビル大学の疫学者バウムガルトナー(Baumgartner)によれば、サルコペニアやメタボリックシンドロームが健康寿命に深く関連しているといいます。

また、高齢者の筋内脂肪の蓄積はサルコペニアと運動機能低下に関係する|名古屋大学によれば、高齢者の筋肉内に霜降り上に蓄積する脂肪(筋肉脂肪)が、加齢に伴う筋力の減少(サルコペニア)や運動機能低下と関係していることがわかっています。

■まとめ

今回の研究によれば、大豆イソフラボン(AglyMax)を摂取することで加齢性筋減弱症(サルコペニア)を軽減することができるようになるかもしれませんので、期待しましょう。







【参考リンク(論文・エビデンス)】
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