by Jun(画像:Creative Commons)
(2010/6/17、ロイター)
気分を落ち着かせるためにたばこを吸うという人も多いが、英国の研究で、禁煙が慢性ストレスの軽減につながる可能性が明らかになった。
バーツ・アンド・ザ・ロンドン・スクール・オブ・メディシン・アンド・デンティストリーの研究者が専門誌「アディクション」に発表した。
禁煙をすることで慢性的なストレスが軽減する可能性があるそうです。
by Jun(画像:Creative Commons)
(2010/6/17、ロイター)
気分を落ち着かせるためにたばこを吸うという人も多いが、英国の研究で、禁煙が慢性ストレスの軽減につながる可能性が明らかになった。
バーツ・アンド・ザ・ロンドン・スクール・オブ・メディシン・アンド・デンティストリーの研究者が専門誌「アディクション」に発表した。
禁煙をすることで慢性的なストレスが軽減する可能性があるそうです。
by ElCapitanBSC(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 肝臓 > 30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向、厚労省研究班が報告
若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向、厚労省研究班が報告
(2010/5/30、神奈川新聞)
30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向にある。
厚生労働省研究班は、女性の新規患者が10年間で約5割増えたというデータを報告。
調査に携わった国立病院機構久里浜アルコール症センター(横須賀市野比)の樋口進副院長は「社会進出する女性が増え、家庭にいるときよりも飲酒の機会が増えたことなどが背景にある」と指摘している。
厚生労働省研究班によれば、30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向にあるそうです。
以前も、女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすい。という記事で取り上げました。
20代前半では、飲酒する女性の割合が男性を上回ったそうです。
その理由としては、社会進出によりストレスが増えたことやお酒を入手しやすくなった、飲みやすいお酒が増えたなどがあげられるそうです。
女性が男性よりもお酒を飲む割合が増えている傾向にあるようです。
それにしても、アルコール依存症になる女性が増えているというのは心配ですね。
樋口副院長によると、女性の依存症患者は男性患者に比べ、うつ病や摂食障害など精神的に不安定な人の割合が高いのが特徴。
ストレスや悩みを抱えている人が一時的に楽になろうとアルコールに頼る傾向があるほか、食事と同様にアルコール摂取量もコントロールできなくなった過食症の患者も多く見られるという。
仕事でのストレスや人間関係のストレスを解消しようとアルコールに頼る傾向があるのかもしれません。
また、女性がアルコールを飲むことに関しては気になることが一つ。
女性は男性に比べ肝臓が小さいことなどからアルコールの血中濃度が高くなりやすく、肝臓障害が起きやすいと指摘されている。
お酒は適度(あくまで適量です。)であれば、健康によいのではないかという研究が進んでいるようですが、女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすいので、気をつけましょう。
【関連記事】
■肝臓
■脂肪肝
■肝炎
■NASH
■肝硬変
■肝臓がん
■タウリン
■中性脂肪
(2010/5/20、ロイター)
出産を経験する母親が「マタニティーブルー(産後のうつ)」になるケースは知られているが、新たに父親となる男性も、10人に1人が子供の誕生前後にうつ状態に陥ることが明らかになった。
米バージニア州ノーフォークにあるイースタン・バージニア医科大学の研究チームが「米国医師会雑誌(JAMA)」で発表した。
米バージニア州ノーフォークにあるイースタン・バージニア医科大学の研究チームによれば、母親になる女性では最大30%が「産後うつ」になり、父親になる男性は10%が産後うつになるそうです。
産後うつは女性特有のものかと思っていましたが、男性でもなるんですね。
【参考リンク】
【関連記事】
by richie palmer(画像:Creative Commons)
うつ病チェック、健診で…来年度から実施へ
(2010/4/20、読売新聞)
政府は職場でのストレスなどを原因としたうつ病など精神疾患の広がりに対処するため、企業や事業所が実施する健康診断に精神疾患を早期に発見するための項目を盛り込む方針を固めた。
企業での健診にうつ病などの精神疾患のチェックを項目として盛り込むようになるようです。
厚労省によると、仕事のストレスが原因でうつ病などになったとして労災認定を受けた人は、2008年度に過去最多の269人を記録、5年前の108人に比べて約2・5倍となった。
仕事のストレスが原因で鬱病などになったとして労災認定を受けた人は増加傾向にあるようです。
今回の対策により、早期に発見し、治療ができるようになるといいですね。
(2010/2/21、ロイター)
不倫騒動でツアー出場を無期限で自粛しているプロゴルファーのタイガー・ウッズが19日、騒動後初めて開いた記者会見で、「セックス依存症」のセラピーを受けていることを告白。
このことにより、同症がこれまで以上に一般的になるとみる専門家もいる。
セックス依存症をめぐっては、その考え方に意見が分かれており、精神疾患についてまとめた米国精神学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル」でも、現在のところ正式な疾患と認められていない。
タイガー・ウッズが告白した「セックス依存症」については、専門家の間でも論争が続いているそうです。
その論点は、「セックス依存症」を疾患として認めるかどうかという点です。
セックス依存症を疾患として認めることに反対する意見としては、以下の通り。
「性的依存症」を疾患として認めることに反対する一部の心理学者は、同症は習慣や衝動だと表現する。
ギャンブルがやめられないのと同じで、脳内化学物質に直接影響する依存症とは違うという。
ニュージャージー州にあるハッケンサック大学医療センターの心理学者、クレイグ・ファブリカント氏は、セックス依存症について「強迫的な特性とでも表現した方が良い、パターン化された行動のようなもの」と説明。
同氏は「恋愛関係にある人たちはセックスのし過ぎと言えるだろうか。セックス好きは依存症の兆候なのだろうか」と疑問を呈する。
セックス依存症を疾患として認めているセラピストの意見は、以下の通り。
一方、セックス依存症を専門にするセラピストは、同症は薬物乱用のようなもので、単純に他人からのセックスの誘いを習慣的に受け入れてしまうというものではないと主張する。
セントルイスで同症の治療を行うマーク・シュワルツ医師によると、多くの場合、抗うつ剤で患者の不安を和らげる努力をし、その行動のもとを患者と語り、信頼し合える親密な関係が必要であると理解できるよう手助けをする。