ネットで「遠隔予防医療相談システム」実験開始|慶応大学

ネットで「診察」実験開始

(2008/12/5、読売新聞)

慶応大学は11月28日、東京都奥多摩町と都心部の診療所をインターネットで結んで行う「遠隔予防医療相談システム」の実証実験を公開した。

情報技術(IT)を利用した住民と医師による定期的な健康相談が、予防医療にもたらす効果を検証するのが狙いだ。

地域によっては、医療施設まで行くのが不便な方も多いと思います。

ネットをつないだことで、住民と医師による定期的な健康相談ができ、予防ができるといいですね。

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糖尿病の新治療法に道 血糖値抑制に肝臓が関与

血糖値抑制に肝臓が関与 (肝臓ブログより)

血糖値抑制に肝臓が関与  糖尿病の新治療法に道(2008/11/21、47NEWS)

肝臓で特定のタンパク質を活性化させ、血糖値を抑えるインスリンを作る膵臓の細胞を増殖させる仕組みを、東北大の片桐秀樹教授(代謝学)らのグループがマウス実験で発見した。

糖尿病の新しい治療法につながる成果で、21日付の米科学誌サイエンスに発表した。

肝臓が送る信号を増強させると、膵臓でのインスリン分泌が増え、血糖値が顕著に低下するなど糖尿病の治療効果が確認されたそうです。

糖尿病の新しい治療法につながるといいですね。

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妊婦のカフェイン摂取量が新生児の出生時体重に影響、英研究グループ

妊婦のカフェイン摂取量が新生児の出生時体重に影響、英研究グループ

(2008/11/5、AFPBB)

英研究グループは3日に発表した女性のカフェイン摂取量と赤ちゃんの出生時体重との関係性についての研究結果で、妊婦はコーヒーや紅茶、コーラなどの摂取量を最小限に抑えるべきと結論づけている。

妊婦(妊娠前および妊娠中の女性)はカフェインが含まれるコーヒーや紅茶、コーラ、チョコレートなどの摂取をできるだけ抑えたほうがよいようです。

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肌の光老化を改善するアーティチョーク葉エキス

メラニン合成の促進因子を抑制 肌の光老化を改善するアーティチョーク葉エキス(2008/11/4、日経ヘルス)

最近の研究では、30代、40代で進む肌老化の原因の8割は、紫外線などの環境要因だと考えられ、基礎化粧品を中心に研究が盛んに進められている。肌のアンチエイジングを実現する上で、光老化の予防・改善は欠かせないテーマであり、アーティチョーク葉エキスの美容効果に期待が高まっている。

肌のアンチエイジングのため、光老化の予防が重要であり、そこで肌の老化を改善するアーティチョーク葉エキスに期待が集まっているそうです。

高血圧ガイドライン改訂へ|危険因子を持つ「血圧がやや高めの人」は治療を

Miniature silver medical instruments.

by MAURO CATEB(画像:Creative Commons)

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高血圧ガイドライン改訂へ|危険因子を持つ「血圧がやや高めの人」は治療を

高血圧に関するガイドラインが改訂され、血圧がやや高めの人も治療を開始したほうが良いという方向になるようです。

危険因子を持つ「血圧がやや高めの人」は治療を

(2008/12/1、日経ビジネスオンライン)

治療の対象とするかどうかで議論があった「血圧がやや高めの人」でも、肥満などの危険因子を持っていれば治療を開始したほうがよいことが、2009年1月に改訂される日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインで示されます。

2004年に出版された高血圧治療ガイドライン(2009)として改訂されます。

これまでのガイドラインと新しく改訂されたガイドラインとの違いが紹介されていました。

これまでのガイドライン(2004年作成)では、

上の血圧(収縮期血圧)が130mmHg未満でかつ下の血圧(拡張期血圧)が85mmHg未満の場合を「正常血圧」、

130~139または85~89を「正常高値高血圧」とし(以下、高い数字が上の血圧、低い数字が下の血圧、mmHgは略)、

これ以上は「軽症高血圧」「中等症高血圧」「重症高血圧」に分類していました。

しかし、軽症高血圧であっても糖尿病や腎臓病などの危険因子があると脳卒中や心筋梗塞などの脳心血管リスクが高いことがわかり、「軽症」の文字は患者に誤解を与えかねないとして、今回の改訂では軽度、中等度、重症の呼び方をやめて、「I度高血圧」「II度高血圧」「III度高血圧」と呼び名を変えています。

また今回の改訂では、血圧がやや高めの「正常高値血圧」の人に積極的治療の方向を打ち出したことも特徴です。

従来の基準では、正常高値血圧の場合は慢性腎臓病や糖尿病がある人に限って降圧薬の投与など治療の対象とし、それ以外は降圧薬を使うのか食事や運動などの生活指導だけにするのかは主治医の判断にゆだねていました。

しかし、今回の改訂では、これらの病気以外にも肥満や脂質代謝異常、糖尿病予備軍の糖代謝異常などの危険因子が1~3つ以上ある場合は、脳心血管リスクが高いとして、生活指導の修正と降圧治療を考慮するよう明文化しています。

2009年の高血圧治療ガイドラインの改訂のポイントをまとめます。

  • 「正常血圧」の範囲が、収縮期血圧130mmHg未満でかつ拡張期血圧が85mmHg未満
    「正常高値高血圧」の範囲が、収縮期血圧130~139mmHgでかつ拡張期血圧が85~89mmHg
  • 軽度、中等度、重症の呼び方から、「I度高血圧」「II度高血圧」「III度高血圧」に変更
  • 従来の基準では、正常高値血圧の場合は慢性腎臓病糖尿病がある人に限って治療対象となっていましたが、今回の改定では、肥満や脂質代謝異常、糖代謝異常などの危険因子が1~3つ以上ある場合は、脳心血管リスクが高いため、生活習慣の改善の指導や降圧治療を考慮する

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