将来不安を感じる病気1位は「がん」、4割以上の20代が「うつ病」を不安視

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by Mateus Lunardi Dutra(画像:Creative Commons)

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将来不安を感じる病気1位は「がん」、4割以上の20代が「うつ病」を不安視

(2008/9/22、マイコミジャーナル)

同調査によると、将来的に不安を感じる病気についての質問では、「がん」の回答が76.7%が最も多く8割近くを占め、次に「脳卒中」(50.6%)、「心筋梗塞」(49.6%)、「糖尿病」(36.1%)の順となり、いわゆる生活習慣病系の病気が続く結果になった。年代別では20代の「うつ病」が45.0%とほかの年代に比べて非常に多く、近年、若い世代におけるうつ病の増加が指摘されることもあるせいか、うつ病になることを不安視している若者がかなり多いことが伺えるという。

将来、不安に感じる病気第1位は「がん」だったそうです。

  1. がん 76.7%
  2. 脳卒中 50.6%
  3. 心筋梗塞 49.6%
  4. 糖尿病 36.1%

その次に続くのが、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病と生活習慣病関連の病気が並ぶ結果となりました。

20代の45%は「うつ病」になることを不安に思っているようです。

年代によって不安に思う病気は違うとは思っていましたが、若い世代のうつ病になることの不安がこれほどまでとは思いませんでした。







【関連記事】

がんの光線力学療法に「カーボンナノホーン」応用|産業技術総合研究所と藤田保健衛生大など

20080923carbon_nanohorn

参考画像:カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功|産総研スクリーンショット




<カーボンナノホーン>がんの光線力学療法に応用、腫瘍消滅

(2008/9/23、毎日新聞)

毛髪の太さの1万分の1という極小の炭素集合体「カーボンナノホーン」にがんの光線力学療法の治療薬を詰め、患部に注射して治療を施すことでマウスの腫瘍(しゅよう)をほぼ消滅させることに、産業技術総合研究所と藤田保健衛生大などが成功した。「容器」のナノホーン自体がレーザーを吸収して高温になり、がん細胞を殺し光線力学療法との相乗効果を高めたという。

産業技術総合研究所と藤田保健衛生大などによれば、「カーボンナノホーン」にがんの光線力学療法の治療薬を詰め、患部に注射して治療を施すことでマウスの腫瘍をほぼ消滅させることに成功したそうです。

■開発の社会的背景

カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功

(2008/9/23、産総研)

薬剤を患部に届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)開発では、ポリマーミセルやリポソーム運搬体などがよく研究されており、実用に供されているものも少なくない。しかし、一般的に、患部に到達する効率が低いという問題をかかえており、ナノマテリアルが、新規運搬体として関心がもたれているのも、患部への到達効率を改善できるかもしれないという期待によるところが大きい。

DDS開発ではポリマーミセルやリポソーム運搬体などで研究されているが一般的に患部に到達する効率が低いという問題があるそうです。

ナノ素材には患部への到達効率を改善できる期待があることから関心がもたれているそうです。

■用語解説

■カーボンナノホーン(CNH:Carbon Nanohorn)とは?

カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功

(2008/9/23、産総研)

飯島澄男博士らのグループが1998年に発見したカーボンナノチューブの一種。直径は2~5nm、長さ40~50nmで不規則な形状を持つ。数千本が寄り集まって直径100nm程度の球形集合体を形成している。

■光線力学治療(PDT:Photo-Dynamic Therapy)とは?

カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功

(2008/9/23、産総研)

光感受性物質を腫瘍などの患部に集積させて、レーザー光を照射することによって腫瘍細胞などを死滅させる治療法で、臨床応用も一部で行われている。

■ドラッグデリバリーシステム(DDS:Drug Delivery System)とは?

カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功

(2008/9/23、産総研)

薬剤を患部に選択的に送り届けるためのシステム。薬剤の投与効率を上げるとともに、副作用軽減を目的としている。例えば薬剤を静脈に注入した場合、薬剤が患部にだけ届けられれば副作用を減らし、薬剤の効果を高めることができる。

ナノカプセルで疾患部位にピンポイントで治療薬を届ける技術|ドラッグデリバリーシステム(DDS)によれば、直径数十ナノメートル(ナノは10億分の1)ほどの小さなカプセル=ナノカプセルを使い、狙った患部だけに薬剤を届ける仕組みを「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」と呼びます。

ピンポイントで治療薬を届けるアイデアの例

現在さまざまなアプローチからピンポイントで治療薬を届けるアイデアが開発されています。

ナノカプセルで疾患部位にピンポイントで治療薬を届ける技術|ドラッグデリバリーシステム(DDS)によれば、片岡一則氏らのグループが研究しているのは、「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」というナノカプセル(ミセル化ナノ粒子)の中に薬を入れて、体の中の疾患部位にその薬を届けるという技術です。

ナノ粒子を用いたアテローム性動脈硬化症の新治療法とは−米研究によれば、ナノ粒子に抗炎症薬を組み込んで運ばせ、プラークが蓄積されている部位で治療薬を放出させるという研究が行われているそうです。

血液の中を泳いで薬を届ける「3Dプリント魚」が開発される|カリフォルニア大学サンディエゴ校によれば、3Dプリントでできた魚型ロボットが、人間の血液の中を泳いでいって、毒素を探知したり、目的部位に薬を運んだりすることができるようになるかもしれないそうです。

ROBOT ORIGAMI |折り紙からインスピレーションを受けて作られた小さな医療用ロボットが開発によれば、小さな医療用ロボットが人体内部の奥深くに薬品を届けたり、医療行為を行ったりするのに利用できる可能性が期待されています。







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食べ合わせダイエット

TBSドリームプレス社のD-1コンテスト(9月19日放送)で興味深かったのが、食べ合わせダイエットというものでした。

食べ合わせダイエットとは、食事に温かい物を取り入れたり、体に良い油を利用したりする、酵素を多く取り入れるなど、食べ物の組み合わせを考えてするダイエットです。

昨日のテレビで紹介された伊達式食べ合わせダイエットをまとめてみました。

●ラーメン+食前に野菜ジュース|食べ合わせダイエット

野菜ジュースを食前に飲むことで、血糖値の急上昇を抑えることができ、糖は緩やかに摂取され、脂肪になりにくくなる。

●焼肉+食前にキムチ

キムチなどの発酵食品に含まれる乳酸菌が代謝アップを促し、脂肪燃焼効果が期待できる。

●お寿司+食前にガリ

ガリ(しょうが)は体を温め代謝アップの効果があるので、お寿司の前に食べておくとよい。

●豚しゃぶ+ゴマ油

ゴマ油は体を温め代謝がアップする。

●深夜食+食べる前に果物

事前に果物を食べると、血糖値が急上昇するのを防ぎ、また、果物の酵素が消化を促し、残った糖が脂肪として蓄積するのを防いでくれる。

●冷えた弁当+温かいお味噌汁

温かい物を食べることで、体を温まり、代謝が上がり、脂肪燃焼にも効果がある。

●パン+抹茶豆乳

抹茶豆乳は血糖値が急に上がるのを抑え、抹茶豆乳に含まれるポリフェノールが悪玉コレステロールを減らし、脂肪の蓄積を防いでくれる。

●ピザ+オリーブオイルをかける

善玉コレステロールが悪玉コレステロールを減少させ、脂肪として蓄積するのを防いでくれる。

●サラダ+エゴマ油をかける

サラダに良質な油であるエゴマ油をかけることで体内の余分な油を代謝し、脂肪を溜まりにくくする。

●天ぷら+お酢をかける

天ぷらにお酢をかけると、酸化した油を中和し、代謝が悪くなるのを防いでくれる。

●お酒を飲むなら体を冷やさないものを選ぶ。

焼酎のお湯割り、日本酒の熱燗、常温の赤ワインなど体を冷やさないものがよい。

●揚げ物+レモン

揚げ物にレモンをかけることで、酸化した油を中和させ、代謝が悪くなるのを防ぐ。

●お好み焼き+紅しょうが

お好み焼きに紅しょうがをたっぷりかけ、体を温め、代謝アップ。

このダイエットのポイントだと考えたのは3つあります。

  1. 酵素を取り入れた食事をすること。
  2. 良質な油を取り入れた食事をすること。
  3. 代謝を良くするために体を温める食事をすること。

この酵素・良質な油・体を温める食事をして、代謝を良くし、ダイエットができるというのが食べ合わせダイエットのポイントだと思います。

また、食事を行う際の付け合わせの食品が意外と食事をする上で重要だということが再発見できました。

たとえば、

揚げ物に添えられているレモン

お好み焼きに乗せられる紅しょうが、

お寿司のガリ、

焼肉とキムチ、

ごはんに温かいお味噌汁

などです。

こういう点にも注意して食事をすれば、上手にダイエットが成功できるかもしれません。

【参考ページ】

【追記(10/31)】

  • 食べ合わせダイエット|カレー・ポテトチップス・ケーキの食べ合わせダイエット
    カレー・ポテトチップス・ケーキなどの食べ合わせはこちら。

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コレステロール基準値巡り論争 専門医・研究者の間でも意見が分かれる

Arguments

by Jeff Eaton(画像:Creative Commons)

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コレステロール基準値巡り論争

(2008/9/12、読売新聞)

LDLコレステロール値140以上の場合を脂質異常症とした診断基準について、大櫛(おおぐし)陽一・東海大教授(医学情報学)は、全国70万人の健診データなどをもとに「心臓病が増えるのは、数値が190以上の場合であり、基準には根拠がない」と批判した。

これに対し、寺本教授は「LDLがそれほど高くなくても、糖尿病などを併せ持つ場合は心臓病の危険が高まる。そうした人を見つけ出すための基準値」と説明した。大櫛教授は「糖尿病を併発する場合でも、LDL値140以上で心臓病の危険が高まるというデータはない」と反論した。

日本脂質栄養学会でシンポジウムが行われた中で、高コレステロールの診断基準値の妥当性について、診断基準の作成にあたった専門医と、その基準に疑問を持つ研究者の間で、コレステロールの基準値を巡り、論争が繰り広げられたそうです。

専門医や研究者などの専門家の間でも、コレステロールの基準値に関しては、問題があるようです。

コレステロールに関しては、生活習慣病を予防するためにコレステロール(特に悪玉コレステロール)を下げるにはどのようにしたらよいかを伝えるテレビ番組がある一方で、コレステロールの摂取制限は必要ないという提言が行われていたりと、様々な議論が起きています。

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■コレステロール関連ワード

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HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法

総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因

悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事

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錠剤のように飲み込める小腸用のカプセル内視鏡、日本で販売認可|オリンパス




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参考画像:内視鏡総合メーカーのオリンパスメディカルシステムズ 日本メーカー初、通常内視鏡に匹敵する高画質を実現した 小腸用の「オリンパスカプセル内視鏡システム」“エンドカプセル” 10月15日に日本で発売|スクリーンショット

いよいよ飲み込めるカプセル型内視鏡が、日本でも製造・販売が認可されたそうです。

オリンパスの飲み込めるカプセル内視鏡、日本で発売認可

(2008/9/11、ITmediaニュース)

オリンパスメディカルシステムズは9月11日までに、錠剤のように飲み込める小腸用のカプセル型内視鏡について、厚生労働省から日本での製造販売認可を取得した。今後、発売に向けて準備を進める。

このカプセル型内視鏡であれば、チューブを挿入する従来型に比べて、患者の負担が軽減されます。

■小腸用カプセル内視鏡の検査とは

内視鏡総合メーカーのオリンパスメディカルシステムズ 日本メーカー初、通常内視鏡に匹敵する高画質を実現した 小腸用の「オリンパスカプセル内視鏡システム」“エンドカプセル” 10月15日に日本で発売

(2008/10/14、オリンパス)

小型カメラや照明を内蔵した錠剤大のカプセルを飲み込むことで、小腸全体の撮影を行う患者さんにとって負担の少ない検査です。カプセルは、消化管の蠕動運動によって移動しながら1秒間に2枚、約8時間かけて合計約6万枚撮影します。撮影画像は、カプセル本体から無線で患者さんが身に着けたアンテナに送信され、順次受信装置に蓄えられます。患者さんは、カプセルを飲み込んでから1~2時間後には病院を出て通常の生活に戻れます。撮影終了後、医師が受信装置から画像データをワークステーションにダウンロードして診断します。

慶應義塾大学病院内視鏡センター緒方晴彦先生のコメントによれば、「小腸は暗黒大陸といわれるほど、その臓器特性ゆえに従来より小腸粘膜を直接観察することが難しい臓器」なのだそうで、小腸用カプセル型内視鏡は、患者にとっては負担が少なく、なおかつ小腸粘膜を直接観察可能になる画期的なアイテムなのだそうです。

当社は1950年に世界で初めて胃カメラを実用化して以来、食道・胃・小腸・大腸など各消化管用の内視鏡や処置具など幅広いラインアップの商品を開発・製造し、全世界の顧客ニーズにお応えしています。長年、「暗黒大陸」といわれてきた小腸疾患の診断・治療領域においても、1973年に小腸ファイバースコープ、1997年から小腸ビデオスコープ、2007年からシングルバルーン小腸内視鏡システム、そして各種処置具を継続的に商品化してきました。また、1990年代初頭から、マイクロマシン・ナノテクノロジーなどの先進技術を活かし、将来技術の1つとしてカプセル内視鏡の開発に取り組んでまいりました。

このたび、日本で発売する「エンドカプセル」は、当社が長年培ってきた内視鏡の高画質化のための光学技術や画像処理技術、また小型化のためのマイクロマシン・ナノテクノロジーなど、当社が保有する技術の総結集により実現しています。

技術開発が進むにつれて、今まで見ることができなかったところが見えるようになり、検査を受ける患者にとっても肉体的に楽になっていっているようです。







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