2020年実際に買ってよかった本ランキングベスト10
Christin Hume|unsplash
今回は2020年に読んだ本の中でおススメの本を紹介したいと思います。
ちなみに、私が考える「いい本」の基準は自分が持つ「常識」を壊してくれる本です。
1.MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣(著:シバタ ナオキ)

企業の決算書に興味を持つようになったきっかけの本です。
決算説明会資料をチェックすると、その企業の考え方が現代の考え方のトレンドをどれくらい感じているかがわかります。
どんな企業に投資するかという視点で読むのもいいですが、自分が持つ価値観と企業との価値観がどれくらい違いがあるのかを見てみると面白いのではないかと思います。
もちろん様々な業界の数字の見方を学ぶこともできる本ですので、一度読んでおいて損はない、むしろ得しかない本です。
2.アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る(著:藤井 保文, 尾原 和啓)

アフターデジタルの考え方を自分なりにまとめると次のようになります。
顧客接点での行動データを使ってよい体験を提供し、フィードバックして、顧客にとって最適なものをベストなタイミングで、最適なコミュニケーション手段で提供していくという寄り添い型になっていくことが顧客吸着度を高めていく。
この視点で今の世界(決算書・ニュース)を見てみると、その企業はビフォアデジタルなのか、アフターデジタルなのか分けることができます。
新型コロナ禍でも好調を維持しているのは、デジタルシフト・DXに取り組んでいる企業ですが、たとえデジタル化をして今好調であっても、その考え方がビフォアデジタルであれば、アフターデジタル的に動いている企業に置いて行かれるような感覚があります。
アフターデジタル2 UXと自由(著:藤井 保文)もあわせて読むと理解が深まります。

3.会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語 (日本経済新聞出版)(著:田中靖浩)
会計の歴史と世界の歴史が密接につながっているという本です。
会計が変わっていったのは、世界が動いているからであり、そのきっかけを知ると、その変化の必要性がわかります。
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣(著:シバタ ナオキ)と一緒に読むことで、過去と現在がつながるような感覚がありますので、その点でもおすすめです。
4.コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版(著:マルク・レビンソン, 村井 章子)

「コンテナ」の発明が世界を変えたという本ですが、この「コンテナ」を新しいテクノロジーと置き換えて考えると、面白いです。
人は新しいテクノロジーである「コンテナ」のシステムを恐れる(仕事がなくなるかもしれないという恐れ)のですが、それが便利だとわかると、途端に考え方を変えて、経営者にもっと導入を急ぐように要求を始める姿を見ると、AIを恐れる現代の人のようです。
5.ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記(著:GOROman)

「VROS」「VRとARの本質」「ペーパーパラダイムから空間パラダイムへ」「アバター」「AIアシスタント」「ダイジェスト化」「レイヤー化」「移動」「バーチャル国家」「テレイグジスタンス」などのキーワードを挙げると未来予測に関する本のように見えるので、読者ターゲットが限られそうですが、Withコロナの時代を生きている私たちにとっては現在と未来がまるで重なったかのような経験をしているので、この本で書かれていることがまるで預言書のようにも見えてきます。
6.江副浩正(著:馬場 マコト, 土屋 洋)
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江副浩正
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リクルートの創業者である江副さんが見ていた世界、思考と行動が感じられる本。
そして、情報産業を作り上げた人でもあります。
情報メディアに関わる人は「なるほど」と思うところが多いと思います。
7.フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義(著:田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀, 外村 仁)

食品業界はもうあまり進化をすることはないと思っていましたが、この本を読むと、食にまつわる社会問題、食品メーカーの抱える課題、新しいテクノロジーの誕生があることがわかり、業界構造が大きく変わる可能性を秘めていることが分かります。
ただ、この本は少しアメリカ・ヨーロッパ寄りに感じるのがもったいなくて、アジアについてもう少しだけ扱ってもらえると今を切り取った素晴らしい資料の本だと思います。
8.プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション(高須 正和 (著), 高口 康太 (著), 澤田 翔 (著), 藤岡 淳一 (著), 伊藤 亜聖 (著), 山形 浩生 (著) )

「プロトタイプシティ」では深センがどのように出来上がったのかという話も興味深いのですが、大事なのは「プロトタイプ」を作り上げるという意識を持つこと。
「プロトタイプシティ」では頭でっかちに計画を立てるよりも、「まず手を動かす」ことにより「プロトタイプ(試作品)」を作るやり方が大事な時代であることを伝えています。
ところで、#SONY ロボット・プログラミング学習ができるSTEM教育キットKOOV|「TINKERING(ティンカリング)」とデザイン力を育てるでは、「Tinkering(ティンカリング)」について紹介しました。
「Tinkering(ティンカリング)」は、試行錯誤する課程を通じて課題に対処することが教育効果が高いというもの。
子供の頃に、時計や家電製品を分解したことがある人もいるのではないでしょうか。
これも一種の「Tinkering(ティンカリング)」と考えると、分解することでモノの構造を知り、大きく言えば世界を知ろうという好奇心や創造力を育てることにつながっているのではないかと考えられます。
これからは「プロトタイプ」を作る過程を通じて「ティンカリング」を養うという教育が大事になってくるのではないでしょうか?
9.オタク経済圏創世記 GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件(著:中山 淳雄)

コンテンツを作り上げて、それを静的ではなく、動的なものにして「ライブコンテンツ化」をすることが今の時代のやり方なんだと思います。
10.「日本の伝統」の正体(著:藤井 青銅)、「日本の伝統」という幻想(著:藤井 青銅)


「日本の伝統」はほんとうに伝統なのを疑ってかかってみた本。
新しいビジネスのヒントにもなるんじゃないでしょうか。
ちなみに、オードリーファン(ラジオ)の人ならご存じのお方です。
プリンセス・マーケティング 「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則(著:谷本 理恵子)

ジェンダーで分けるのはどうかなと思ってしまう人もいると思いますが、この考え方を知っておくのと知らないとでは、あなた自身が何か物を売るときのカードの切り方が変わるそんな本です。
Spotify――新しいコンテンツ王国の誕生(著:スベン・カールソン, ヨーナス・レイヨンフーフブッド, 池上 明子)

Spotifyを使っている人は多くても、Spotifyのことを知っている人は少ないでしょう。
Spotifyが音楽業界とどんな交渉を行なって今を作り上げたのか、スマホシフト(モバイルシフト)がもたらした影響とはを知りたい人にはお勧めの本。
YouTube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術(著:白武ときお)

ネットに散らばった日本のYouTuberの歴史とお笑い第7世代の記事を集めているところは「今」を知りたい人にはすごく助かる本です。
藤子・F・不二雄の発想術

マンガでわかる YouTuber養成講座 世界一のRyan’s Worldのノウハウ公開!
