日本人の大腸がんの「コリバクチン」問題/なぜ1965年以降に増えたのか?/10歳未満の変異/腸活で予防できるの?




日本人の大腸がんの主要な原因の一つに、腸内細菌のコリバクチン毒素が関与していることが明らかに!というニュースを聞いて驚いた方も多いですよね。

このニュースを受けて、Xの投稿の中には「腸活をしよう」という結論を出しているアカウントがありました。

私がこの研究で気になっているのは1)1965年以降出生での増加、2)40歳未満での高頻度、3)10歳未満での変異獲得の可能性です。

これが腸活のような食習慣の改善によって予防ができるのかどうか、また1965年前後で何が変わったのかについて考えてみたいと思います。

1. 食習慣改善・腸内環境を変えることで予防できるか?

今回の研究を参考にすれば、すでに変異が刷り込まれた成人では「腸活だけで完全に予防できる」とは言えず、むしろ次世代や幼少期への介入が重要になる可能性が高い、というのが現在の見解に近いです。

解析から「最初の10年以内に刷り込まれ、その後は暴露が止まっている」ケースが多いと推定されています。

つまり、幼少期に「発がんの頭出し」が起き、数十年後に他の要因が加わってがん化するイメージです。

成人になってから腸内細菌を変えても、すでにDNAに刻まれた変異は消えないため、過去の暴露によるリスクをゼロにはできない可能性が高いです。

しかし、決して腸活を否定しているわけではありませんし、むしろ推奨される一般的な健康習慣といえます。

食物繊維を増やす、発酵食品を取るなどは、炎症を抑えたり、他の発がん経路(例:フソバクテリウム関連)を弱めたりする点で有益だと考えます。

マウス実験では、食物繊維(特に可溶性)がpks+大腸菌(コリバクチンという毒素を産生する一部の大腸菌)の増殖やコリバクチンによるDNA損傷を抑える例も報告されています。

マウス実験などで低繊維・高脂肪食だと逆に悪化しやすい、というデータもあります。

ただし、すでに変異を持っている人では「進行を遅らせる・他のヒットを減らす」程度の効果にとどまる可能性が高いです。

つまり、腸活は全体的な大腸がんリスクを下げるためには役立つ可能性があっても、この研究特有のコリバクチン経路に対して過剰に期待しすぎるのは注意が必要です。

やはり本命となるのは「早期介入」でしょう。

研究チームも「ピロリ菌のように検出・除菌で予防できる可能性」に言及しています。

将来的には、乳幼児期のpks+大腸菌の保有チェックや、選択的除去、ワクチン、母子感染の抑制などが現実的なターゲットになるかもしれません。

成人向けの便検査によるリスク評価も期待されています。

この研究特有のコリバクチン経路に対して言えば、現時点では、定期健診を受けて生活習慣の改善を続けるのが現実的な対応だと考えます。

2. 1965年前後で何が変わったのか?

考えられる主な可能性を挙げてみます。

〇抗生物質使用の急増

1960年代〜70年代、日本では国民皆保険の定着や抗生物質の普及で、使用量が大幅に増えました(クロラムフェニコールやテトラサイクリン系などが特に増加)。

抗生物質は腸内細菌叢を撹乱し、pks+大腸菌のような特定の株が定着しやすくなる可能性があります。

幼少期の抗生物質暴露が後のマイクロバイオームに長期影響を与えることは、他の研究でも知られています。

谷内田教授自身も「日本で60〜70年代に抗生物質の使用が急増したことが腸内細菌に影響を及ぼしたとする仮説は考えられる」とコメントしています。

〇食生活の急速な変化

戦後の高度経済成長期に、食物繊維摂取量が急激に減少し(1940年代後半の約30g/日から1965年頃には約16g/日へ)、赤身肉・脂質・加工食品の増加、和食中心からのシフトが起き、腸内環境が「pks+大腸菌が優位になりやすい」方向に変わった可能性があります。

繊維不足は炎症を促し、コリバクチンの作用を強めるとの実験データもあります。

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業によれば、私たちの食習慣は次のように変化しています。

【1960年の食事】

  • コメの割合が多く、おかずの種類・量が少ない
  • 75年に比べると栄養バランスに劣る

【1975年の食事】

  • 1975年の食事は、果実類、海藻類、魚介類が豊富で、卵や豆類、砂糖なども使われていた。
  • 肉ではなく魚介類からタンパク質や脂質を主に摂取している
  • ワカメやヒジキなどの海藻を多く食べており、食物繊維が豊富にとれていた

【1990年の食事】

  • 乳製品やイモ類が豊富だが、パン食が増えた
  • カロリーの摂取過多

【2005年の食事】

  • コメが少なく、肉類、油脂類が多いのと、丼ものやパスタなどの単品メニューが目立ってきた
  • 油分の取り過ぎ

〇出生・育児環境の変化

出産様式(帝王切開の増加)、母乳哺育率の変動、衛生環境の向上(いわゆる「衛生仮説」的な要素)により、新生児期の腸内細菌定着パターンが変わった可能性があります。

pks+大腸菌は母子垂直感染や早期の環境暴露で乳児に高頻度に定着することが知られており(生後数ヶ月〜2歳でピーク)、この時期の変化が後の変異増加につながったかもしれません。

〇その他の複合要因

都市化・生活様式の変化、畜産での抗生物質使用増加による食品経由の影響、環境中の微生物組成の変化など。これらが単独ではなく、複合的に作用した可能性が高いです。

■ポイント

興味深いのは、pks+大腸菌自体は「正常な乳児マイクロバイオームの一部」としてかなり高頻度に検出される点です。

全員ががんになるわけではなく、「定着のしやすさ・暴露の量・持続期間・宿主側の要因(炎症など)」が鍵になっていると思われます。

1965年頃を境に、これらのバランスが日本人集団で変わった、というのが現在の有力な仮説の一つです。

■まとめ

1)腸活は全体的な腸の健康や他のリスク低減には有効ですが、この研究が示す「幼少期の刷り込み」を考えると、成人後の腸活だけでコリバクチン関連リスクを完全に打ち消すのは難しい可能性が高いです。次世代への影響を考えると、乳幼児期のマイクロバイオームケアや抗生物質の慎重な使用がより重要になるかもしれません。

2)1965年前後は、抗生物質ブームと食の欧米化が重なった転換点で、腸内細菌叢全体が大きく揺らいだ時代だった可能性があります。

研究はまだ進行中で、因果関係の最終的な解明や具体的な予防法は今後の課題です。

【関連記事】

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日本人の大腸がんの主要な原因の一つに、腸内細菌のコリバクチン毒素が関与していることが明らかに!




日本人大腸がんの主要な原因は “腸内細菌”だった ―若年発症大腸がんでは70%に毒素産生腸内細菌による変異痕跡を発見―(2026年8月10日、東京大学医科学研究所)

Nature Genetics誌に掲載された東京大学医科学研究所などの研究によれば、日本人の大腸がんの主要な原因の一つが「腸内細菌」であることが明らかになりました。

日本人の大腸がん患者の約半数(44.8%)で、特殊な大腸菌が出す毒素「コリバクチン」がDNAを傷つけた痕跡(変異シグネチャー)が見つかりました。

特に40歳未満の若年発症大腸がんでは約70%にこの痕跡がありました。

これまで「食生活の欧米化」が主な原因と考えられていましたが、細菌毒素によるDNA損傷を直接証明した点が新しいです。

この変異は1965年以降に生まれた世代で増えていました。

将来的には、胃がんのピロリ菌のように、この菌の検出・除菌で大腸がんを予防できる可能性が期待されます。

■背景

大腸がんは日本で罹患数1位・死亡数2位のメジャーながんです。

原因は「食生活の欧米化」と言われてきましたが、なぜ日本で特に多いのか、分子レベルの仕組みは不明でした。

一部の大腸菌(pks+大腸菌)は「コリバクチン」という毒素を作り、大腸の細胞のDNAを傷つけることが知られていました。

この傷は特徴的な「傷跡(変異シグネチャー)」としてゲノムに残ります。

過去の国際研究でも日本人症例で高頻度でしたが、症例数が少なく確証が弱かったことから、今回200例の大規模全ゲノム解析で調べました。

■わかったこと

〇日本人の大腸がんの約半数でコリバクチン関連の変異シグネチャーが確認されました。

〇大腸がんの発生に重要な遺伝子(ドライバー遺伝子(発がんの重要な遺伝子);APC、BRAF、TP53など)にもコリバクチンによる変異が見つかりました。

特にAPCは発がんの最初期に異常が起こる遺伝子なので、「最初のきっかけ」から関与している可能性が高いと考えられます。

〇コリバクチン関連の変異は、10歳未満という幼い時期にすでに獲得されている可能性があります。幼少期からの腸内細菌との長期的な関わりが、数十年後の大腸がんにつながるかもしれません。

〇1965年以降生まれの世代で増加 → 最近増えている若年大腸がんとの関連が示唆されます。

■まとめ

この研究によれば、大腸がんは遺伝や生活習慣だけでなく、幼少期からの腸内細菌とのかかわりによって起こる可能性があり、一部の大腸がんは、コリバクチン産生大腸菌によるDNA損傷が原因である可能性が生まれました。

将来的にはコリバクチン産生大腸菌の検出・除菌による新たな予防法の発見が期待されます。

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【参考文献】

■感想

最近、日本人の大腸がんが増えていること、日本の大腸がん患者の一部に腸内細菌のコリバクチン毒素が関係している可能性があること、若年層の大腸がんが増えていることがニュースで話題になっていましたが、これらが一つにつながるなんて驚きでした。

【関連記事】

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水筒にハイター(塩素系漂白剤)を使うのがダメな理由とは?/茶渋がついたとき・変色したときは?/ザラザラしたものや水滴の跡がついたときは?/赤いサビがついたときは?




SNSを見ていると、義母が「水筒をハイターで洗っておいたわよ」「これで水筒がダメになった」という投稿があって、水筒にハイターはだめだということを知らなかったので、改めて調べてみました。

水筒にハイター(塩素系漂白剤)を使うのがダメといわれる理由は、ステンレスの表面にある保護膜(酸化皮膜)を塩素が壊し、サビや穴あき、保温不良を引き起こすため、なのだそうです。

ちなみに、サーモスによれば、日常のお手入れは「食器用中性洗剤」、茶渋がついたとき・変色したときは「酸素系漂白剤」、ザラザラしたものや水滴の跡がついたときは「クエン酸」、斑点状に赤いさびがついたときは「食酢」とアドバイスしており、塩素系漂白剤は、⾦属本体には絶対に使用しないでください。さびや保温不良の原因になるので、推奨していませんでした。

知らないことがまだまだたくさんあるなーと思うと同時に、ちゃんと取扱説明書は読まないといけませんね。







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「全然食べてないのに痩せない!」の原因は代謝の異常ではなく、実際の摂取カロリーが申告より多く、運動量を過大評価していたことだった!




「全然食べてないのに痩せない!」という方いますよね。

この場合、1)代謝が特別に落ちている、2)実際食べた量(カロリー)を少なく見積もっている、の2つが考えられます。

今回紹介する論文では、その2つのどちらの説明が正しいかを調べた研究です。

■実験

食事抵抗性(例:1日1200kcal未満の食事制限をしているのに体重が減らない)があるグループとないグループに分けて、実際の総エネルギー消費量と摂取量を測定しました。

■結果

〇食事抵抗性グループの総エネルギー消費量・安静時代謝量は予測値の±5%以内で正常だった(低代謝ではなかった)

〇食事抵抗性があるグループの人は実際の食品摂取量を平均で約47%(±16%)過小申告し(自己申告約1028kcal/日に対し、実際は約2081kcal/日程度)、身体活動量を平均で約51%(±75%)過大申告していました。

■まとめ

「低カロリー食を摂っているのに痩せない」という訴えの主な原因は、代謝の異常ではなく、実際の摂取カロリーが申告よりかなり多いことと、運動量を過大評価していることだとわかりました。

【関連記事】

  • Lichtman SW, Pisarska K, Berman ER, Pestone M, Dowling H, Offenbacher E, Weisel H, Heshka S, Matthews DE, Heymsfield SB. Discrepancy between self-reported and actual caloric intake and exercise in obese subjects. N Engl J Med. 1992 Dec 31;327(27):1893-8. doi: 10.1056/NEJM199212313272701. PMID: 1454084.

■【補足】【家庭料理の視点から】

女性の8割超が「がんの罹患率」を現実の数字よりも低く予想している!|早期発見のためガン検診を受けよう!【リスク認知のバイアス】によれば、がんに罹患する日本人は何人に1人くらいだと思うか聞いたところ、「2人に1人くらい」と正しい回答をした割合は13.2%と、大多数の人が現実の罹患率よりも低く予想している傾向となっています。

私たちは高齢化に伴う健康や金融リスクを低く見積もりがち!?|英エコノミスト「リアリティ・チェック:健康・経済プラン・QOLが映し出す未来像と現実のギャップ」によれば、人びとは高齢化に伴う健康や金融リスクを低く見積もっているようです。

つまり、人は健康に対するリスクを低く見積もり、また自身の行う行動に対して過大評価する傾向があるのではないでしょうか?

またダイエットには食べ物より飲み物を見直す方がいい?で紹介したジョンズ・ホプキンス大学などによる研究によれば、食べ物(固形物)によるカロリー摂取よりも飲み物(液体)によるカロリー摂取の方が体重に与える影響は大きいそうです。

私たちは食べ物のカロリーは意識しても飲み物のカロリーに対しては意識が低く、実は飲み物からカロリーを摂取している可能性があります。

今回の研究ではすべての摂取カロリーを調べていると思いますが、実際の私たちの生活では見えていないカロリー摂取があって、それが「食べてないのに痩せない」の原因だったりするかもしれません。

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【無理して1日2L飲む前に】美肌やむくみ改善には「ただ水を飲む」より「筋トレ」が理にかなっている科学的理由




「美容や健康のために、毎日無理してでも水を2リットル飲まなくちゃ…」

そう思って、喉が渇いていないのに必死に水を飲んでいませんか?

なかやまきんに君の発言をきっかけに、「水分補給と筋肉量の本当の関係」について調べてみました。

結論から言うと、「一律で大量の水を飲むこと」よりも「筋トレをして体内の水分貯蔵庫(筋肉)を増やすこと」の方が、生理学的にずっと理にかなっています。

1. 「1日2リットル」を一律で飲む必要はない

まず、「全員が毎日2リットルの水を飲むべき」という説には十分な科学的根拠がありません。

〇食事からも大量の水分を摂取している

お米、野菜、果物、スープなどの毎日の食事から、私たちは必要な水分の約20〜30%(約500〜800ml)を自然に摂っています。

〇水分必要量(水回転量)には大きな個人差がある

体格、活動量、気温・湿度などによって、1日に必要な水分の量は1〜6リットル以上と大きくばらつきます。

〇必要量を超えた分は尿として排出される

体内の水分バランスは腎臓やホルモン(抗利尿ホルモンなど)によって厳密に調整されています。

必要量を超えて飲んだ水は腸で吸収された後、血液を経て腎臓で処理され、尿として排出されます。

喉が渇いていないのに無理して飲んでも、トイレが近くなるだけで特別な美容・健康効果が得られるわけではありません。

水分補給は「喉が渇く直前〜渇いたタイミングで少しずつ飲む」のが最も自然で効果的です。

ちなみに、実際に「1日3リットルの水を飲んでみた」という人の中には、「体中から『コポォ!』という音が鳴り続けている」といった声も上がっています。

これは消化管内に水分が多くなりすぎて、腸の蠕動運動や液体の移動音(グル音・ボーボリミ)が強くなっている可能性が考えられます。

腸は水をかなり効率よく吸収できますが、短時間に大量に飲むと、一時的に消化管内に水が溜まりやすくなります。

その結果、腸の中で液体が動く音が大きくなったり、お腹がチャポチャポ・コポコポ鳴ったりします。

さらに、吸収された余分な水分は血液に入り、腎臓で処理されて尿として出されます。

水分過剰になると尿量が増え、体全体の水分の流れが活発になるため、こうした音を感じやすくなる人もいます。

無理に大量の水を摂ると、こうした不快な症状が出ることもあるのです。

2. 筋肉は身体の中で最大の「水の貯蔵庫」

では、「飲んだ水分をしっかり体に留め、代謝や美肌に活かす」にはどうすればよいのでしょうか?

その鍵を握るのが「骨格筋(筋肉)」です。

※骨格筋は総体水分量(TBW)の大きな割合を占める主要な貯蔵庫

【筋肉と水分の深い関係】

〇筋肉の約75〜76%は水分

骨格筋は体の中で最も水分を多く含む組織です(脂肪組織の水分量はわずか10〜20%程度)。

そのため、筋肉量が多い人ほど体全体の水分保持能力(タンクの容量)が高くなります。

〇グリコーゲンが水を引き連れて貯蔵される

筋肉内にエネルギーとして蓄えられる「グリコーゲン」は、1gあたり約3gの水と結合して蓄えられます。

〇クレアチンや成分の働き

筋肉内にクレアチンなどの栄養素が取り込まれると、浸透圧の働きで水分が筋肉細胞内に引き込まれます。

3. 論文が証明する「筋トレで体内の水分保持力が高まる」事実

「筋トレをすると体内の水分がどう変化するのか」については、数々の研究論文で実証されています。

〇細胞内水分(ICW)の有意な増加

16週間のレジスタンストレーニング(筋トレ)介入研究では、筋肉量の増加に伴い、総体水分量(TBW)が約+7.5〜7.6%増大。

特に細胞内水分(ICW)が男性で+8.2%、女性で+11.0%増加したことが報告されています。

「パンプアップ」と水分シフト

筋トレ直後に筋肉が膨らむ現象(パンプ)も、血液中の水分が活動した筋肉細胞内へ一時的にシフトすることで起こります。(長期的なICW増加とは区別)

このように、筋トレによって筋肉の体積が増えると、ただ水分を通過させるのではなく、細胞内にしっかり水分を保持できる身体へと変化していきます。

4. 結論:水を飲んで「綺麗になりたい」なら、まず筋トレをしよう!

「水をたくさん飲んで肌の潤いを保ちたい」「むくみを改善したい」「代謝を上げたい」と考えている方は、アプローチの順番を見直してみましょう。

× 表面的なアプローチ:喉が渇いていないのに無理して水をガブガブ飲む(結局、吸収されずに排泄されるだけ)

〇 根本的なアプローチ:筋トレをして筋肉量を増やし、「水分を適切に蓄え・活用できる体」を作る

どれだけ良い水をたくさん流し込んでも、受け止める「タンク(筋肉)」が小さければ溢れて出てしまうだけです。

「無理して1日2L飲む」のは今すぐやめて、自分の体のサイン(喉の渇き)に従って水分を摂りつつ、筋トレで「水分の貯蔵庫」を育てることから始めてみませんか?

■まとめ

一律2L神話に惑わされない:食事由来の水分もあるため、喉の渇きに合わせて飲むのが正解。

筋肉は身体の水分タンク:筋肉の約75〜76%は水分であり、筋肉が増えるほど体に水分を蓄えやすくなる。

筋トレで細胞内水分がアップ:研究でも筋トレによって細胞内の水分保持量(ICW)が増加することが証明されている。

「水を飲む」より「筋肉を増やす」:根本的なアプローチの一つとしては、水を無理に飲むことではなく、水分を活かせる体をつくる筋トレが有効。

【参考文献】

【参考情報】







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