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乗馬(ホースセラピー)で子供の肥満解消

girl with horse

by Kars4Kids Car Donation & Educational Programs(画像:Creative Commons)




小児の肥満:乗馬で解消 運動量、エアロビ並み/触れ合いで癒やし、自信も

(2009/9/25、毎日新聞)

不登校や引きこもりなど、主にメンタルケアの面から注目を集める「ホースセラピー」。

関西医科大学付属枚方病院(大阪府枚方市)では、乗馬の運動量に着目し、小児の肥満解消プログラムにホースセラピーを導入する試みを始めた。

乗馬・ホースセラピーによる子供の肥満解消に関する記事です。

記事の中では、太りすぎのため、脂肪肝などが指摘されていた子供が、乗馬と栄養指導により、血液検査の数値が大きく改善しているケースなどを紹介しています。

⇒ 脂肪肝 についてはこちら。

ところで、乗馬によって、どれくらいのカロリーが消費されるのでしょうか。

乗馬による消費カロリーは10分間で約46キロカロリーと、エアロビクスやウオーキングと同程度。

45分間乗馬すれば、約200キロカロリーが消費されるうえ、馬の上でバランスをとることで、自然に酸素消費の多い体幹部の筋肉が鍛えられる。

乗馬でダイエット、注目ですね。

◇小児肥満

小児の肥満判定は、成長による身長・体重の変化が一様ではないため、BMIではなく、身長における標準体重からどの程度離れているかという「肥満度」を用いることが多い。

18歳未満の子どもで肥満度20~29%を軽度肥満、30~49%を中等度肥満、50%以上を高度肥満と分類する。

小児肥満の子どもは統計的に成人しても肥満となり、生活習慣病を発症する可能性が高い。

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子どもの肥満対策、ジャンクフードやソフトドリンクに課税を|米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)

salt & fruit

by Beni Arnold(画像:Creative Commons)




子どもの肥満対策、ジャンクフードなどに課税を=米報告書

(2009/9/2、ロイター)

米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)は1日、子どもの肥満対策に関する報告書を発表し、連邦政府や州政府に対してジャンクフードやソフトドリンクへの課税などを提言した。

子どもの肥満が社会問題となっているアメリカでは、米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)は、政府に対して、子供の肥満対策に関する報告書の中で、ジャンクフードやソフトドリンクに対して課税すべきとの提言を行なったそうです。

その理由の一つとしては、米心臓協会(AHA)がアメリカ国民の食生活にとって砂糖添加物の最大の摂取源はソフトドリンクだと指摘しているように、ソフトドリンクに含まれる砂糖添加物の量の多さが挙げられます。

先週には米心臓協会(AHA)が、米国民の食生活にとって砂糖添加物の最大の摂取源はソフトドリンクだと指摘。

一方、飲料大手ペプシコやコカコーラなどを代表する米飲料業協会(ABA)は、砂糖入り飲料が健康上の特別なリスクになっていないとの見解を示している。

子どもの肥満は糖尿病などの生活習慣病につながります。

糖尿病などの生活習慣病にさせないためにも、しっかりとした対策が必要になります。

また、子どもの健康は、その国の未来に脅威を及ぼしかねません。

よい対策が浮かぶことを望みます。







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つわりのひどい母親から生まれた子供はIQが高い

つわりのひどい母親から生まれた子供はIQが高い

(2009/8/15、アメーバニュース)

最近の研究で、つわりのひどい母親から生まれた子供は、高いIQを示すことがわかった。この研究は、米国の科学雑誌「小児科学雑誌」に掲載されている。

つわりのひどい母親の子供は、そうでない子供よりIQが高い傾向にあったそうです。

つわりがひどいことと子どものIQの高さとの因果関係は分かっていないそうですが、研究を行なった医師チームによれば、次のようなことが考えられるそうです。

研究を行った医師チームによると、つわりの原因となるホルモン、「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」が関係しているのではないかとしている。

血液の中にある「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」の濃度が高いと、つわりがひどくなるのだが、このホルモンは、胎盤を正常に維持する役割があり、胎児の脳の正常な発達に必要である可能性があるという。

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子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策




子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策

(2009/5/27、日経ネット)

肥満が増えている子供の世界で、メタボリック(内臓脂肪)症候群を予防するための取り組みが盛んだ。

自治体などが小学生向けの健康講座や無料健診を用意したり、病院が食事の改善指導に乗り出したり。

子供の肥満は成人後の生活習慣病につながるおそれもあり、関係者は「食事の栄養バランスに気をつけ、運動習慣を身に付けて」と呼び掛けている。

記事によれば、子供のうちからのメタボリックシンドローム対策のために、自治体や病院が対策を始め出したとのことです。

子どもの肥満は増加傾向にあるといわれており、また、子供の糖尿病(生活習慣病の一つ)も増加しているといわれています。

生活習慣病を予防するためにも、早いうちからメタボ対策を行なっていく必要があります。







米4歳児の5人に1人が肥満 人種間で歴然の差|米オハイオ州立大

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by Teresa Qin(画像:Creative Commons)




米4歳児の5人に1人が肥満 人種間で歴然の差

(2009/4/12、CNN)

米国内で4歳の子どもたちのBMI(体格指数)を調べた結果、全体の2割近くが肥満に分類されることが、米オハイオ州立大の疫学研究者らの研究で明らかになった。

米オハイオ州立大の疫学研究者らの研究によれば、アメリカで4歳児のBMIを調べた結果、全体の2割が肥満だったそうです。

アメリカのみならず、世界中で子供の肥満が問題になっています。

もうひとつこの調査結果で分かったことが、4歳児までの時点でも人種間で肥満率に差が生まれているということなのだそうです。

人種別では、先住民系の31・2%、中南米系の22%、黒人の20・8%、白人の15・9%、アジア系の12・8%が、それぞれ肥満に該当したという。

「この年齢までに人種間でこれほど大きな差が出るとは驚きだ」と、アンダーソン氏は語る。

人種間でこれほどの差が生まれるのは、食事などの生活習慣や文化的・社会的背景も関係しているようです。

米国では子どもの肥満をめぐり、学童の運動不足や、学校の自動販売機などで簡単に手に入る甘い清涼飲料、菓子などが原因として指摘されてきた。

だが今回の研究では、肥満の問題は子どもたちが学齢に達する前から始まっていることが明らかになった。

<中略>

ハーバード医大小児科のマイケル・リッチ准教授も「肥満には文化、社会的背景がある。

たとえば、スラムに暮らす子どもたちは外が危険なので家の中で過ごすことが多く、近所で生鮮食品が手に入らないため、家族の食事も不健康になりがちだ」と指摘。

そのうえで、幼いうちに家庭での生活や食事を見直す必要があると話している。

4歳児の時点で肥満であるということは、学校に入ってから肥満になっている子供が増えているのではなく、学校に入る以前から肥満であり、学校に入ってからの環境が問題ではないということです。

文化的・社会的背景から家で過ごすことが多い子どもたちがおり、そうした子供たちが肥満になりやすいのかもしれません。

子どもの肥満は健康にとってどのような影響をもたらすのでしょうか。

スタンフォード大医学部で肥満問題の研究を率いるトム・ロビンソン博士は、「4歳という早い時期に肥満が始まっているのは憂慮すべき事態。

小児糖尿病や心臓病、体重を支えきれないことによる筋骨格疾患につながる危険性が高い。

また、子ども時代の体重が重いほど、大人になって肥満が続く確率も高くなる」と警告。

さらに「人種ごとの生物学的な要因ももちろん考えられるが、肥満の大きな原因は生活様式などの環境にあることが分かっている」と話す。

 

子どもの肥満はのちの糖尿病などの生活習慣病になるリスクを高くします。

安心して生活できるように改善し、家庭内での食事を見直すことが、子供の肥満を減らすうえで重要になりそうです。