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【名医のザ太鼓判】認知症と歯の関係(歯の残存本数・歯周病)

健康・美容チェック > 認知症 > 【名医のザ太鼓判】認知症と歯の関係(歯の残存本数・歯周病)|3月4日




2019年3月4日放送の「名医のTHE太鼓判!」は【最新!今なら治せる認知症&老眼】」がテーマです。

それでは、番組予告を参考に予習をしてみたいと思います。

『名医のTHE太鼓判!』3/4(月) 最新☆今なら治せる認知症と老眼スペシャル!!【TBS】

★認知症と歯の関係…新常識!歯と脳は繋がっている

★布川敏和が老眼をなおすレンズを試す

★ダイアモンド☆ユカイが認知症セミナー体験入学!

■出演者 #渡部建(アンジャッシュ) #山瀬まみ #児嶋一哉(アンジャッシュ) #原西孝幸(FUJIWARA) #藤本敏史(FUJIWARA) #浅香唯 #稲村亜美 #ダイアモンド☆ユカイ #高畑淳子 #布川敏和 #モト冬樹

【予習の目次】

■認知症と歯の関係

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by mich225(画像:Creative Commons)

■認知症と歯の残存本数

自分の歯が多く保たれている高齢者は健康寿命長く、要介護日数短い
自分の歯が多く保たれている高齢者は健康寿命長く、要介護日数短い

参考画像:自分の歯が多く保たれている高齢者は健康寿命長く、要介護日数短い (2017/6/28、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

オーラルフレイルを知って健康寿命を延ばそう|自分の歯が多く保たれている人は、健康寿命が長く、要介護期間が短い|東北大学で紹介した東北大学の松山祐輔歯科医師が行なった研究によれば、自分の歯が多く保たれている人は、寿命が長いだけではなく、健康寿命(日常生活に制限のない期間)が長く、要介護でいる期間が短いことがわかったそうです。

歯の健康は体の健康に大きく関係! – 山梨県歯科医師会で紹介されている東北大学が70歳以上の高齢者116名を対象に行なった調査によれば、認知症の疑いがあるグループが9.4本だったのに対して、健康なグループは平均14.9本の歯が残っていたことから、認知症と歯の健康に関連性があることがありそうです。

からだの健康は 歯と歯ぐきから – 8020推進財団で紹介されている「口腔と全身の健康との関係Ⅱ:名古屋大学医学部口腔外科の研究調査」によれば、アルツハイマー型認知症のほうが健康な人より残っている歯の本数が少ないことが分かっています。

【参考リンク】


■認知症と歯周病

歯周病で認知症悪化の仕組み解明|歯周病治療と口腔ケアによるアルツハイマー病発症予防に期待|#名古屋市立大学で紹介した名古屋市立大学大学院医学研究科の道川誠教授と、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの松下健二部長は、松本歯科大学、愛知学院大学、名古屋大学との共同研究によれば、マウスの実験で、歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因となるアミロイドβを増やし、認知機能が低下したことがわかりました。

今後ヒトにおける効果が確認できれば、アルツハイマー病の進行を予防・軽減するために、歯周病の治療や口腔ケアを行なうようになるかもしれません。

歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こすで紹介した日本大学歯学部の落合邦康特任教授が日本歯周病学会で発表したラットによる実験結果によれば、歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性があるそうです。

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら


■よく噛むことが認知症を防ぐ

噛むことの効用 ひみこの歯がいーぜ – 8020推進財団によれば、噛むことによって脳への血流が増加して、大脳辺縁系や海馬(記憶の形成に関わる脳の神経の一部)が活性化することがわかっており、つまり、かむことが認知症予防につながると考えられます。

【参考リンク】







【参考リンク】
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えごま油をクレンジングオイルに|エゴマ油で歯周病予防(南雲吉則先生)|#バイキング

健康・美容チェック > オメガ3 > えごま > 歯周病 > えごま油をクレンジングオイルに|エゴマ油で歯周病予防(南雲吉則先生)|バイキング

2015年9月30日放送のバイキングでは南雲クリニックの南雲吉則先生がエゴマ油の健康法について紹介していました。




【目次】

■エゴマ油とは

青魚に含まれるDHA・EPAやえごまに含まれるαリノレン酸は、オメガ3に分類される脂肪酸で、この脂肪酸は細胞が正しく機能するためには不可欠なものであることがわかってきました。

→ えごま(エゴマ油)の健康効果 について詳しくはこちら

→ オメガ3の効能・効果・食べ物 について詳しくはこちら

【関連記事】




1.エゴマ油をクレンジングオイルに

Beautiful Model Woman with splashes of water in her hands. Beautiful Smiling girl under splash of wa

by Aqua Mechanical(画像:Creative Commons)

エゴマ油をクレンジングオイルとして活用して、肌の毛穴の汚れをとる。

1.小さじ1程度のエゴマ油を肌に塗って、シワに沿って5分間ほどマッサージ

2.タオルで拭き取る

エゴマ油によって、毛穴に溜まった皮脂や汚れをキレイに取り除かれ、黒ずみがなくなるそうです。


→ 肌を綺麗にする方法 について詳しくはこちら

2.エゴマ油で歯周病予防

油汚れ(タバコのヤニなど)が落ち、歯周病予防になるそうです。

歯磨きの後、エゴマ油でマウスウォッシュ。

→ 歯周病とは|歯周病(歯肉炎と歯槽膿漏)の症状・原因 について詳しくはこちら

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら







【関連記事】
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歯周ポケットにひそむ歯周病の原因菌をかき出すには「極細毛の歯ブラシ」と「ヨコ磨き」!

> 健康・美容チェック > 歯周病 > 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) > 【歯周病を予防する歯ブラシの選び方】歯周ポケットの中から汚れをかき出すには「極細毛の歯ブラシ」と「ヨコ磨き」!




■歯周病の原因である「歯垢」

音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】
音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】

参考画像:音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】|YouTubeスクリーンショット

歯周病の原因の一つが、歯と歯茎の間にたまった汚れである「歯垢(しこう)」。

歯垢に含まれる毒素などによって、歯茎などの歯周組織が炎症を起こし、炎症が進むと、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれる隙間ができて、さらに汚れがたまりやすくなってしまい、炎症が進行しやすくなってしまいます。

歯周病になると、歯茎が腫れたり(歯肉が赤く腫れる)、出血したり、口臭が気になったりします。

また、歯周炎になると、歯を支える土台となる歯槽骨が溶けて歯茎が下がってしまい、場合によっては歯を失ってしまう恐れがあるそうです。

<歯周病予防>歯と歯ぐきの境目を磨いて|45歳以上の人で4割以上の方が歯周炎患者で紹介した厚生労働省の調査によれば、45歳以上の人で4割以上の方が歯周炎患者だったそうです。

お口の悩み|口内環境の消費者意識実態調査
お口の悩み|口内環境の消費者意識実態調査

参考画像:口内環境の消費者意識実態調査(2007/10/29、花王ニュースリリース)|スクリーンショット

また、花王の調査でも40代以上の人は歯と歯の隙間の汚れに悩んでいる人が多いそうです。

加齢と口内環境|口内環境の消費者意識実態調査
加齢と口内環境|口内環境の消費者意識実態調査

参考画像:口内環境の消費者意識実態調査(2007/10/29、花王ニュースリリース)|スクリーンショット

ストレスを感じることの多い30代後半から40代にかけて、口内を洗浄する働きがある唾液の分泌量が低下し、口内細菌の増加を招き、歯垢ができて、口がねばついたり、口臭を感じることが増えていくようです。

つまり、多くの方が歯周病に悩んでいるのですが、しっかりとした対処ができていないということがわかります。

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歯周病を予防するには、日々のブラッシングなどで、歯周病の原因となる細菌をできる限り取り除くことが重要です。

【#カンブリア宮殿】予防すれば虫歯ゼロ!(熊谷崇さん・日吉歯科診療所)によれば、しっかりと歯のケア方法ができるようになり、口腔内を清潔にできるようになってからではないと、詰めた歯は4、5年で再感染してしまい、また治療を繰り返すことになるため、初診では応急処置以外の治療を行なわない歯科医院もあるそうです。

大事なのは、しっかりとした歯のケアの仕方を学び、それを実践していくことなのです。

では、どのようにすればよいのでしょうか?




■セルフケア

簡単に言えば、歯と歯茎の隙間・境目に注意しながら、毎日の歯磨きで歯垢をきちんと落とすことなのですが、具体的にはどのような点に注意をすればよいのでしょうか?

ポイントをまとめます。

  • 歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを斜め45度に当てる。
  • すき間に毛先が届くよう小刻みに丁寧に磨く。
  • 歯ブラシの当て方が弱すぎると歯垢が残ってしまうので、痛くない程度の力で磨く。
  • 歯周病予防の基本はブラッシングですが、歯ブラシだけでなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすことが重要。

    ※フロスには、糸状のものや柄が付いたものがありますが、歯と歯の間に挿入してスライドさせながら歯垢を取り除くための道具です。

    ※インタースペース・ブラシとは、歯と歯の間や歯と歯肉の間、奥歯の周り、歯並びが悪いところを清掃するために役立つブラシのことです。

  • 歯周病を防ぐ効能の歯磨き剤を使う。
    歯磨き剤には、歯の表面を硬くコーティングするフッ素入りのものもおすすめ。
  • 歯周ポケットに入りやすい歯ブラシを使う。
  • 歯周病を進行させる因子として喫煙(たばこ)も挙げられているので、禁煙することも重要
  • 症状がない場合でも、年に1回は医療機関で定期検診を受ける。

以前、歯医者さんで歯磨きの仕方のアドバイスを受けたことがあるのですが、自分ではある程度磨けたと思っていても、歯と歯の間や歯と歯茎の境目が磨くことができていないところがたくさんあることに気付かされます。

※また、しっかり磨こうとすると、「しっかり」の意味を間違えて捉えてしまって、力を入れて磨くと歯茎が下がる原因になるそうです。「力を入れなくても磨けるので、歯ブラシの角度と回数に注意しましょう」とアドバイスを受けました。

歯磨きの仕方がわからない方は、ぜひ一度歯医者さんで聞いてみましょう。

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■歯周病を予防する歯ブラシの選び方

歯周病を予防する歯ブラシの選び方としては、歯周ポケットの中の汚れを掻き出すのに極細毛の歯ブラシがよいそうです。

音波振動ハブラシ ドルツ EW-DE55(生産終了)|Panasonic

歯周ポケット内の清掃には極細毛の歯ブラシが有効ですが、手磨きでは細かな動きをすることが難しく歯肉を傷害する可能性があります。音波振動ハブラシなら、「リニア音波振動」による微細な動きと、「極細毛」の相乗効果により歯肉に傷害を与えることなく、ポケット内に潜む歯周病の原因菌を効果的にかき出せます。

PanasonicのHPでコメントしている五味一博 鶴見大学歯学部教授によれば、歯周ポケットから汚れをかき出すには極細毛の歯ブラシがよいのですが、手磨きの場合だと力加減を間違えると歯肉を傷つけてしまう恐れがあるそうです。

音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】
音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】

参考画像:音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55実証テスト 顎模型篇【パナソニック公式】|YouTubeスクリーンショット

音波振動ハブラシドルツの場合、歯科衛生士が推奨する歯周ポケットケアに適したヨコ磨きを再現し、手磨きでは再現しにくい微細で高速な音波振動(毎分約31,000ブラシストロークのリニア音波振動)で、歯肉を傷つけることなく、歯周ポケットをやさしく、しっかりと磨いて、歯垢をかき出してくれるそうです。

極細毛が歯周ポケットに入り込み、ヨコ磨きで歯周ポケットから汚れを掻き出しているように見えます。

歯科衛生士さんが試している動画(現在は公開終了)によれば、最後臼歯部にも毛先が入っているのを実感しているようです。

また、96.5%の衛生士さんが「とてもオススメできる」「どちらかといえばオススメできる」と回答しています。

■感想

今回のブログのために「音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55」を購入してチェックしてみました。

以前電動歯ブラシを使っていましたが、「音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55」は、用途・部位に合わせてブラシを選ぶという考え方が新鮮です。

  • 歯周ポケットや歯と歯茎の間などを中心に磨きたいときには「イオン用密集極細毛ブラシ」
  • 歯面やかみ合わせをしっかり磨きツルツルの歯に仕上げたいときには「イオン用マルチフィットブラシ」
  • 歯間や奥歯の奥、歯並びの悪いところ、矯正器具の周りは「ポイント磨きブラシ」
  • 歯茎をケアするときは「イオン用2wayシリコンブラシ」

充電も早いのも魅力的ですね。

従来のものはフル充電に17時間かかっていたそうですが、ドルツEW-DE55は1時間でフル充電が可能で、急な充電切れの場合も2分間の充電で1回=約2分間磨けます。

また、家族分の替えブラシを用意すれば、家族全員で利用することもできるのではないでしょうか。

ただ、改めて感じるのは、ブラッシングの基本ができていないと、どんなに良い電動歯ブラシであっても、歯周病ケアは難しいということです。

歯垢(プラーク)がつきやすいところである「歯と歯の間」、「歯と歯ぐきの境目」「奥歯のかみ合わせ」「歯並びが凸凹しているところ」などに毛先が届くように工夫して磨くようにしましょう。

【追記(201712/16)】

ドルツEW-DE55は生産終了し、最上位モデルは「EW-DP51」となっています。

パワフルな磨きを実現したW音波振動のドルツ【パナソニック公式】

「EW-DP51」は2つのモーターを搭載し、ヨコ振動にタタキ振動をプラスした「W音波振動」で歯垢除去力が大幅にアップしているそうです。

ヨコ振動は、手磨きではできない毎分約31,000ブラシストロークで歯周ポケットに潜む歯周病の原因菌をかき出し、タタキ振動では毎分約12,000回ブラシストロークで歯間部の汚れに立体的にアプローチし歯垢を強力に除去してくれるそうです。

■プロの歯科医によるケア

Dentist

by Herry Lawford(画像:Creative Commons)

オーラルケアで歯周病予防|予防歯科(セルフケアと歯科医によるケア)によれば、ブラッシングで落とせるプラーク(歯垢)は全体の50%で、フロスやインタースペース・ブラシを正しく使えば70%までは高められるそうですが、それ以上はプロでなければ難しいそうです。

プロの歯科医によるケアはどのようなことをするのでしょうか?

ブラッシングでプラークは落とせますが、実はその下にバイオフィルムと呼ばれる膜が付着しています。

細菌の巣窟であり、プラークをつきやすくするバイオフィルムを除去するために行なうのがPMTC。

「PMTC」(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、日ごろ自分で行なっている歯磨きでは落ちない歯の汚れをプロ(歯医者)が専用機器を使ってクリーニングすることです。

専用のブラシやラバーカップでこすり取っていきます。

そのあとで、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ化物(フッ素)を塗布します。

つまり、車でいう油膜であるバイオフィルムを除去し、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ素を塗るわけですね。

次に、歯周病菌が多く存在する歯肉が作るポケットと呼ばれる溝に、専用の器具を挿入し、先端から薬剤を薄めた液を吹き出し、超音波の振動を作用させることで細菌を洗い流していくという予防処置を週に1回、4週間行なうと歯は驚くほどきれいになるそうです。

やはりここまで聞くと、セルフケアだけでは歯周病予防は難しいようです。

プロの力を借りたほうがより効果的なようですね。

→ 歯周病の症状・原因 について詳しくはこちら

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■まとめ

最近では、歯周病と糖尿病などの生活習慣病の関係に注目が集まっています。

糖尿病と歯周病といわれて、今一つピンと来ていない人もいるかもしれませんが、実は、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いといわれています。

それは、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるからだと考えられます。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。

なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また治りが遅いのでしょうか?

高血糖状態が長く続くと、血液中に体内のタンパク質に糖が結合した糖化たんぱくが増加し、体内に侵入した細菌やウィルスを捕食・消化し、その情報をリンパ球に伝える働きを持つマクロファージを刺激し、ある特定のサイトカイン(細胞同士の情報伝達を担うタンパク質で、過剰に分泌されると、自らの組織が破壊されることがある)の分泌量が増え、歯周病が悪化するのではないかと考えられるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加で紹介した愛知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授によれば、糖尿病と歯周病には5つの共通点があるそうです。

  1. 初期に顕著な自覚症状がない
  2. 罹患率が高い
  3. 生活習慣病
  4. 慢性疾患
  5. 病気の進行のメカニズムが似ている

さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化する、という逆の関係も明らかになってきて、糖尿病を持つ歯周病患者に治療を行うと血糖値が改善したという報告もあるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、歯周病が重症化すると、その細菌と戦おうと「TNF-α」と呼ばれるタンパク質が出されるが、そのTNF-αがインスリンの働きを悪くして、血糖値のコントロールをも悪化させるそうです。

そこで、糖尿病をもつ歯周病患者に歯周治療を行うと、サイトカインの分泌量が減少し、細胞内へのブドウ糖の取り込みが阻害されることが少なくなるので、血糖値のコントロールができるようになると考えられます。

糖尿病の合併症には糖尿病腎症糖尿病網膜症糖尿病神経障害などの合併症がありますが、歯周病も6番目の糖尿病合併症であると認められているそうです。

糖尿病・歯周病ともに予防することが大変重要なので歯周病ケアをやっていきましょう。

→ 歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係 について詳しくはこちら

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 歯周ポケットにひそむ歯周病の原因菌をかき出すには「極細毛の歯ブラシ」と「ヨコ磨き」!

肩こりや歯の痛み、顎関節症の原因になるTCHはスマホの使い過ぎで起きる?|TCHの予防法

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スマホの使い過ぎが健康に様々な影響を与えているというニュースを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

今回の記事で解説を行なっている三重県にある林歯科医院の林尚史院長によれば、スマホの使い過ぎが歯や顔に影響を与えるそうです。

【目次】




■上下の歯を接触させる悪習慣は「TCH(トゥースコンタクトハビット)」

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by M.o.B 68(画像:Creative Commons)

スマホ利用で顎関節症予備軍に?

(2016/6/19、R25スマホ情報局)

「食べ物を咀嚼する瞬間を除き、上下の歯の間には常に2~3mmの空間があり、本来はほとんど接触しないようにできています。睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが歯に悪い、といわれますが、これは上下の歯を長時間強い力で接触させてしまうことが原因なのです。しかし、近年では起きているときにも、歯を噛み合わせている人が出てきています」

上下の歯の間には常に空間があり、本来は接触しないようにできているのですが、最近では寝ているときだけでなく、起きているときにも歯をかみ合わせる人が出てきているそうです。

上下の歯を接触させる悪習慣は「TCH(トゥースコンタクトハビット)」と呼ばれるそうだが、スマホ利用がTCHを引き起こす一因になっている

上下の歯を接触させる習慣のことを「TCH(トゥースコンタクトハビット)」と呼び、スマホの使い過ぎがこのTCHを起こす原因の一つとなっているそうです。

■なぜスマホの使い過ぎがTCHを引き起こしてしまうのか?

なぜスマホの使い過ぎがTCHを引き起こしてしまうのでしょうか?

「何かの作業に集中して、長時間うつむく姿勢になるときは、無意識のうちに奥歯を噛み合わせてしまうため要注意。スマホ操作中もうつむきがちになるので、歯を接触させる状態が続き、TCHになりやすくなるのです」

下あごの骨は、頭蓋骨に対し、筋肉で宙吊りにされた状態になっているため、姿勢や頭の向きに従って、下あごの骨の向きは変化するそうです。

下あごの骨の向きがどう変化するのかは、実際試してみるとわかりやすいので、一度頭を上下してみてください。

すると、頭を上げると歯は離れ、頭を下げる(頭がうつむき気味になる)と上下の歯が合わさりやすくなるのがわかると思います。

頭がうつむき気味になる動きで最も私たちがしている動作といえば、スマホの操作です。

つまり、長時間のスマホ操作をするということは、長時間うつむく姿勢になり、上下の歯を接触させる状態になり、TCHになりやすくなるのです。




■TCHによって、歯にどんな症状が引き起こされるのか?

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by Rupert Taylor-Price(画像:Creative Commons)

林院長によると代表的な症状には、歯の慢性咬合痛(上下の歯を噛みしめたときに痛みが生じる)や過剰な咬合負荷による歯周病の悪化、銀歯や歯の破折などが挙げられるという。

<中略>

「本来は離れている歯同士が接触している状態が長く続くと、顔まわりの筋肉の活動量が上がり、筋肉痛を引き起こしてしまうのです。こういった口腔周囲筋の疲労は、肩こりや頸部の痛み、めまいなどにつながる場合もあり、その症状は筋筋膜痛症候群と呼ばれています。また、同様の理由で、あごの痛みや異常を伴う顎関節症状を引き起こす可能性もあります」

  • 歯の慢性咬合痛(上下の歯を噛みしめたときに痛みが生じる)
  • 過剰な咬合負荷による歯周病の悪化
  • 銀歯や歯の破折
  • 筋筋膜痛症候群(口腔周囲筋の疲労による肩こりや頸部の痛み、めまいなど)
  • あごの痛みや異常を伴う顎関節症

■TCHの予防法

睡眠中の歯ぎしりや噛みしめとは違い、TCHは起きている間に起こるものなので、かみしめているかどうかを意識することで習慣を改めることができるはずです。

■まとめ

スマホ症候群チェックをしてみましょう。

スマホ症候群チェック(スマホを1時間以上使用している方)

1. スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。

2. パソコンを一日5時間以上使っている。

3. 猫背である。

4. 天井を見ようとすると首に痛みや違和感がある。

5. 目が疲れやすく、ドライアイになっている。

*あてはまるものが2個以上ある人は、スマホ症候群になっている可能性が高いです。

当てはまる方はスマホ症候群の可能性がありますので、スマホから定期的に離れるようにしましょう。

パソコン病とは?舌に力が入っていたら要注意!?によれば、パソコンを長時間使用していると、舌が口の中でリラックスできず、緊張してこわばっている状態になり、息を詰めてしまって、十分に呼吸ができていない状態になったり、舌を上あごや下の歯に押し付けてしまう人もいるそうです。

TCHもパソコン病も共通しているのは、筋肉が長時間緊張状態におかれたことによる身体のこわばりが体の各部に悪影響を与えることです。

体に無駄な力が入っていないか時々チェックするようにして、リラックスする習慣を持ってみてはいかがでしょうか?

→ ひどい肩こり解消法(ストレッチ・ツボ・筋膜)・肩こり原因 について詳しくはこちら

→ 顎関節症の症状・原因・マッサージ・治療法 について詳しくはこちら







【関連記事】
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歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

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■歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

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by mich225(画像:Creative Commons)

<医療>歯周病はアルツハイマー病の一因か?

(2017/5/27、毎日新聞)

アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内では、物質輸送に関わるたんぱく質「タウ」が異常に蓄積するが、酪酸を注射したラットは通常のラットに比べ、海馬で平均42%もタウの量が増加していた。

チームは実験結果について、注射した酪酸が血流に乗って脳内に入り込み、さまざまな異常を引き起こしたとみている。歯周病患者では、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間から、健康な人の10~20倍も酪酸が検出されるという。

日本大学歯学部の落合邦康特任教授が日本歯周病学会で発表したラットによる実験結果によれば、歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性があるそうです。

■歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こすメカニズム

アルツハイマー病を発症する要因はまだ完全に解明されていないが、考えられている仮説の一つに、体内での酸化反応が組織や細胞などにさまざまな害を与える「酸化ストレス仮説」がある。チームはこれまでの研究で、歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれると、「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出され、細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまうことを明らかにしている。

1.歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれる

2.「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出される

酪酸を注射したラットは、通常のラットに比べ、全ての部位で平均35~83%も「ヘム」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」の濃度が上昇していることが分かった。

3.細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまう → アルツハイマー病




■まとめ

歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性がある。

今回の記事では、アルツハイマー病を発症する原因となる仮説として歯周病による「酸化ストレス仮説」が挙げられていましたが、仮説の一つには「脳糖尿病仮説」があります。

九州大の生体防御医学研究所によれば、アルツハイマー病患者は、脳内の遺伝子が糖尿病と同じ状態に変化することがわかったそうです。

【参考リンク】

糖尿病患者の半数でアルツハイマーの初期症状を確認で紹介した加古川市内の病院に勤務する医師らの臨床研究によれば、糖尿病の通院患者の半数以上に、「海馬傍回(かいばぼうかい)」と呼ばれる脳の部位が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病の初期症状がみられることがわかったそうです。

インスリンには記憶、学習機能を高める作用もあり、糖尿病でインスリン反応性が低下することが、アルツハイマー病発症につながっている可能性があるようです。

インスリン抵抗性を伴った2 型糖尿病にアルツハイマーのリスク|九大研究によれば、インスリン抵抗性を伴った2型糖尿病の場合、アルツハイマーの発症に関係があるとされるプラークが形成されるリスクが高くなるという研究結果が発表されたそうです。

九州大学の研究によれば、血糖値の異常が認められた患者にはプラークが形成されるリスクが高いという結果がでたそうです。

論文を執筆した九州大学の佐々木健介さんによれば、インスリン抵抗性がプラーク形成の原因と結論するにはさらに研究を進める必要があるものの、糖尿病をコントロールすることによってアルツハイマーを予防できる可能性があるとしています。

【関連記事】

最近の研究では、歯周病は糖尿病の合併症の一つといわれており、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いといわれています。

それは、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるからだと考えられます。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。

なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また治りが遅いのでしょうか?

高血糖状態が長く続くと、血液中に体内のタンパク質に糖が結合した糖化たんぱくが増加し、体内に侵入した細菌やウィルスを捕食・消化し、その情報をリンパ球に伝える働きを持つマクロファージを刺激し、ある特定のサイトカイン(細胞同士の情報伝達を担うタンパク質で、過剰に分泌されると、自らの組織が破壊されることがある)の分泌量が増え、歯周病が悪化するのではないかと考えられるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加で紹介した愛知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授によれば、糖尿病と歯周病には5つの共通点があるそうです。

  1. 初期に顕著な自覚症状がない
  2. 罹患率が高い
  3. 生活習慣病
  4. 慢性疾患
  5. 病気の進行のメカニズムが似ている

糖尿病と歯周病とではアルツハイマー病になるメカニズムが違ったとしても、糖尿病と歯周病には共通点が多いということですから、アルツハイマー病を予防するには、歯周病・糖尿病になる生活習慣を改善することが大事ということが言えそうです。

→ 歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係 について詳しくはこちら

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす