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ユニ・チャームが出資する中国で一億回再生される育児動画メディア「Babily(ベイビリー、贝贝粒)」に注目!

参考画像:Babily (貝貝粒)|スクリーンショット




■ユニ・チャームが出資する中国で一億回再生される育児動画メディア「Babily(ベイビリー、贝贝粒)」に注目!

ユニ・チャームとBCG Digital Venturesが出資する(※1)育児動画メディア「Babily」が中国で合計200万ユーザーを突破

(2017/11/8、ワンドット株式会社)

ワンドットが中国にて展開する育児動画メディア「Babily(ベイビリー、中国名”贝贝粒”)」のユーザー数が2017年11月5日時点で200万人を突破したそうです。

Babily (貝貝粒)」はどんなメディアなのでしょうか?

プレスリリースによれば、「Babily (貝貝粒)」は、「子育てに関わる全ての人を笑顔に。」をコンセプトに、育児ノウハウ、離乳食のレシピ、手作りグッズの作り方、育児用品や知育玩具の紹介、子連れでのお出かけ先情報などを、スマホでも見やすい1分動画で制作・配信している育児動画メディアなのだそうです。

「Babily (贝贝粒)」は、2017年2月に中国の微博(ウェイボー)で本格的にサービスを開始し、InstagramFacebook微博(Weibo)秒拍美拍といったソーシャルメディアや動画プラットフォームで展開しているそうです。

中国のベビー・マタニティ市場は40兆円市場とも言われており、「2016中国母婴产品消费趋势报告」21世紀経済研究院、京東調べによれば、一人っ子政策の撤廃等により今後も15%以上の高い成長が予測されているそうです。

スマートフォンの普及によりスマホ動画市場も急拡大していて、eMarketer調べによれば、スマホ動画ユーザーは2017年に4.3億人を超えており、また近年の急速な経済発展に伴い、育児観や子育て方法も大きく変化しており、日本や海外の育児ノウハウを含む多様な育児情報へのニーズが拡大しているそうです。

健康に最も関心を持っているのは「プレママ・新ママ」!?で紹介した日本総合研究所 総合研究部門 社会・産業デザイン事業部 ヘルスケアイノベーショングループ ディレクターの木下輝彦さんが健康増進ビジネスのターゲットとしてあげたのは、「プレママ・新ママ(20~30歳代を中心とする、妊娠中または出産後まもない女性)」です。

健康に関連する仕事をしている肌感としても、確かに20~30歳代の妊娠中または出産後まもない女性は健康(特に子どもの健康)・教育に対して関心が高いと思っていました。

ただ、気になるのは、自身の健康ではなく、お子さんの健康となると、あまりにも心配になりすぎて過剰に反応・行動してしまうお母さんも多いことです。

情報を提供するメディアにはアクセルとブレーキの絶妙なバランスをとることが求められそうです。







Amazon、STEMおもちゃの定期購入サービスを開始|世界の教育は「遊びながら学ぶ」という方向に進んでいる!?

boys, making planes

by woodleywonderworks(画像:Creative Commons)




■Amazon、STEMおもちゃの定期購入サービスを開始|世界の教育は「遊びながら学ぶ」という方向に進んでいる!?

以前に子供のおもちゃからヒントを得て、様々な医療ツールを開発しているManu Prakash(マヌ・プラカシュ)さんの研究チームを紹介しました。

マヌ・プラカシュさんは、世界的な健康問題を解決するのに役立つことを目指すだけでなく、子供たちの科学教育にも役立てたいと考えているようですが、Amazonは、“STEM” [Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)]の分野に絞った教育おもちゃの定期購入サービスを始めるそうです。

Amazon、科学おもちゃの定期購入サービスを開始

(2017/1/25、TechCrunch)

今日(米国時間1/24)Amazonは、親たちに向けた新しい定期購入サービス、STEM Clubを公開した。月々19.99ドルで、毎月自宅に教育玩具が送られてくる。

STEM教育には注目が集まっています。

President Obama on the Importance of STEM Education

こうしたおもちゃと触れて遊んでいるうちに、自然と学べているというのが理想だと感じたのですが、もしかすると、子供における教育の形というのは今後こうなっていくのかもしれません。

猪子寿之の〈人類を前に進めたい〉第6回「もう一つの“体育”で、『身体的知』(身体を固定しない“知性”)を鍛えたい」

(2016/3/1、ほぼ日刊惑星開発委員会)

これまでの学校や知的な訓練って、身体を固定して、もっと具体的に言えば椅子に座って働かせる知性なんだと思うんだよ。

<中略>

「図書室は静かに」というじゃない。この言葉に象徴されるように、従来の知性というのは、まさに美術館でパースペクティブのある絵画を見るときのように身体を固定して、他者も意識していなくて、インプットの情報量がほとんどない中で大脳をフル回転させる知性なんだよね。そもそも文章や記号というもの自体が、情報量としてはバイト数のほとんどないものだしね。でもさ、一方でたとえば、「IQよりも社会性のほうが社会的成功には関連性がある」みたいな主張の論文なんかがあるんだよ。
 それって、「社会性」がバズワードになっているだけで、要は椅子に座っていなくて、図書館みたいな特殊な状況ではない――外部からのインプット情報が極めて多くて、目も耳も感覚を全て使っているような――状態での、人間の能力のことなんじゃないかな。

「チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地」は未来の教育の形!?で今回体験してみて感じたのは、『身体的知』の話です。

『移動する知性』|「アイデアと移動距離は比例する」(高城剛)をダニエル・ゴールマンと猪子寿之を参考に考えてみる。では、自分なりに猪子寿之さんの考え方を次のように解釈しました。

従来の知性というのは、身体を固定して働かせる知性が重視されていましたが、その状態というのは、自分自身が固定されていた状態で、相手も意識していない状態のため、インプットされる情報量が限られています。

『身体的知』(身体を固定しない知性)というのは、自ら移動しながら(身体が固定されておらず)、相手を意識した状態であるため、そこには五感をフルに働かせたことでおびただしい量のデータのインプットが得られます。

今回体験した「チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地」ではこの考えを実際のモノとして表現したもののように感じました。

ものがどのようにしたら変化をするのか、お互いがどのように影響しあうのかなどを遊ぶように体験する中で自然と学んでいくことができる、アートでありながら、いろんなことを学ぶことができる新しい形の教育のように感じました。

世界の教育は「遊びながら学ぶ」という方向に進んでいるのかもしれません。







P.S.

今の教育では「問題児」として扱われがちな注意欠如障害を持つ子供の中には、大人になって成功しているケースが多々あります。

フォーカス(著:ダニエル・ゴールマン)

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創造的なひらめきが浮かぶ直前、マインド・ワンダリングに関係する脳の領域が活発になることがわかっている。そして、興味深いことに、注意欠如障害を持つ人たちの脳を調べてみると、この部分が非常に活発なのである。注意欠如障害を持つ成人の場合、そうでない人に比べて独創的思考のレベルが高く、実際に創造的な成果を達成するケースも多い。ヴァージン・グループを築き上げた実業家リチャード・ブランソンは、自らを注意欠如障害を持ちながらも成功した例であると公表している。

アメリカ疾病予防管理センターの統計では、子どもの10パーセント近くに多動性に関連した何らかの障害がみられるという。成人になると、多動性は消失し、注意欠如障害が残る。成人の4パーセント前後がこうした障害を持つと思われる。レンガの新しい用途を見つける、というような創造的課題を与えられると、注意欠如障害を持つ人たちは、集中力が続かないにもかかわらず(あるいは、集中力が続かないからこそ、というべきかもしれない)、優れた結果を出す。

※マインド・ワンダリング(心の徘徊)とは精神活動の対象から注意がそれて徘徊する心の動きのこと。

多動性を持つ人の中には、創造的なひらめきを持ち、様々な分野で成功した人が多いです。

多動性がある人のことを障害があるというが、なぜ人間には多動性という性質が遺伝されているのでしょうか。

それは、本来人間は移動する生き物=移動する知性だからなのではないでしょうか。

つまり、そもそも人間は移動する知性なのだから、「多動性」という性質を持っていて当然なのです。




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