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ポビドンヨードのうがい薬で新型コロナの重症化抑制と大阪府が発表




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参考画像:イソジンうがい薬|スクリーンショット

少しでも新型コロナウイルスになりたくない私たちにとって気になるニュースであることは間違いありません。

ただ大事なのはポビドンヨードを含むうがい薬でできるのは唾液中のウイルスが減るということであり、なぜ重症化抑制効果があるのかはわかりませんが、一つ可能性があるとしたら、アンジオテンシン変換酵素(ACE)2という受容体は呼吸器や鼻腔、口腔、腸管など全身の臓器の細胞に存在しており、ウイルスが細胞の受容体とぴったり合うと侵入・増殖し、炎症が起きると、嗅覚や味覚の異常、血管の内皮細胞に血栓ができて脳梗塞が起きるケースが考えられるといわれています。

つまり、口腔内をポビドンヨードを含むうがい薬でうがいをすることで、ウイルスと細胞の受容体が合うことを予防することにつながるのではないか、という仮説が立てられるわけです。

また、以前YouTubeで公開されて現在は削除されている「日本感染症学会学術講演会 COVID-19シンポジウム」(2020/4/18)のスライドによれば、唾液が感染源の可能性があり、上気道のウイルス排出量は重症度ではなく年齢に依存(高年齢ほどウイルス量は多い)、症状が出る2日ほど前から直後にかけて、感染者の上気道で増殖するウイルス量が最も多くなるということから、唾液に何らかの予防をすることによって、感染拡大予防ができるのではないかという推測もできます。







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水うがいで風邪4割減|うがいの習慣は日本独特?|なぜ水道水によるうがいの方が効果的なのか?|おすすめうがい方法

Cool water

by Marc Wellekötter(画像:Creative Commons)




■うがいは日本独特の習慣

(1)水うがいで風邪4割減

(2008/11/26、読売新聞)

風邪をひいた時などに赤くはれて痛むことの多い「のど」。

のどの粘膜についた病原体が悪さをするためだが、私たちは、小さい時から「風邪予防には、うがい、手洗い」と指導されてきた。

でも、「うがいは日本独特らしい」と京都大学保健管理センター所長(教授)の川村孝さんは語る。

米、英、カナダ、韓国などの公衆衛生研究者に聞いたところ、うがいの習慣はないという。

英語の「gargle」は口を清めるだけの意味が強い。

私たちは子供のころから、風邪を予防するためにも、うがい・手洗いをするように言われてきました。

しかし、この「うがい」は実は日本独特のものらしいのです。

■水うがいで風邪4割減

水うがいで風邪発症が4割減少世界初の無作為化試験で実証 |川西市上下水道局

多変量解析で群間のばらつきをそろえると、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて 40%低下することになる。一方ヨード液うがいでは 12%の低下にとどまり、統計学的にも意味のある抑制効果は認められなかった。

水道水のうがいだけで風邪が4割も減少し、水道水のうがいのほうがヨード液(うがい薬)を利用するよりも効果が出たそうです。

■なぜ水道水によるうがいのほうが効果的?

なぜ、水道水によるうがいのほうが効果的なのでしょうか。

水うがいで風邪発症が4割減少世界初の無作為化試験で実証 |川西市上下水道局

水の乱流によってウィルスそのものか、埃の中にあってウィルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質が洗い流されること、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられる。またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する細菌叢を壊して風邪ウィルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性が考えられる。

うがいによって、風邪のウイルスや埃の中にあってウィルスにかかりやすくするプロテアーゼがのどの粘膜にとりつくのを防いだり、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられるそうです。

なぜヨード液には風邪の予防効果が得られなかったのでしょうか?

川村さんは、「うがいは、風邪のウイルスがのどの粘膜に取りつき、感染するのを防ぐ。しかし、ヨード液は、殺菌効果が強すぎ、外部へのバリアになる常在菌まで駆逐したせいではないか。薬を使っても回数や時間を減らせば結果は違うだろう」とみる。

ヨード液を使ったうがいの場合は、常在菌まで駆逐してしまい、外部へのバリアがなくなる恐れがあるそうです。

そのため、水うがいのほうが効果的だと考えられるそうです。

■おすすめのうがい方法

川村さんお勧めのうがい法は〈1〉水道水で〈2〉まず口をすすいで口内の汚れを取る〈3〉ガラガラうがいを1回5秒以上、数回行う――。

大事なのは習慣にしてこまめに続けることだ。

風邪を予防するためにも、以下のうがい方法をやってみましょう。

1. 水道水で
2. まずは口をすすいで行内の汚れをとり、
3. ガラガラうがいを1回5秒以上
4. これを数回行う。

うがいの習慣をつけて、かぜを予防しましょう。







明治、うがい薬「イソジン」ブランドについてムンディファーマ社との提携解消 国内販売は塩野義製薬に

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参考画像:イソジンうがい薬|スクリーンショット




うがい薬「イソジン」ブランド、明治が手放す 国内販売は塩野義に

(2015/12/9、itmedia)

明治グループのMeiji Seika ファルマは12月9日、うがい薬「イソジン」ブランドについて、オランダMundipharmaとの提携を解消すると発表した。Mundipharmaが自社による販売に乗り出すためで、今後一般用医薬品(OTC)の国内販売は塩野義製薬が行う。明治は新たに自社ブランド品「明治うがい薬」を発売する。

昔から馴染みのあるうがい薬の「イソジン」がオランダの会社のものだったとは知りませんでした。

今後は、塩野義製薬が一般用医薬品(OTC)の国内販売を行ない、明治は自社ブランド品を発売するそうです。

【追記(2016/12/9)】