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2020年9月6日放送の「がっちりマンデー」では「儲かるたんぱく質」を取り上げます。
■ナチュラルローソンのアスレチックフード
持ち歩けるお手軽プロテイン(2019/6/25、ナチュラルローソンブログ)
- 「超鰹力 しょうゆ味・しょうが味」(国産の鰹を使ったスティックタイプのかつお)
- ボイルドエッグ(たまごの殻をむく手間いらずのゆで卵)
- エッグホワイト(卵白プロテインを配合したプロテインバー)
- プロフィットSASAMI(国産の鶏ささみをジューシーに焼き上げたプロフィットササミ)
●株式会社ストロングハートの『ストロング・バー(Strong Bar)』
本格派アスリート向けの国産プロテインバー『ストロング・バー(Strong Bar)』を発売開始によれば、原材料は8つだけ(加水分解ミルクプロテイン、食物繊維(イヌリン)、有機アガベシロップ、大豆パフ、バージンココナッツオイル、ココアパウダー、アーモンド、塩)、20gのたんぱく質と10gの食物繊維を含み、またアガペシロップを使うことで砂糖0g。
■『ザバス MILK PROTEIN』ヒットの秘訣は前の商品の失敗にあった!
手軽&おいしく高たんぱく質を取れる!ザバス が大好評のワケ|日経トレンディ
詳しくは記事を呼んでいただくことにして、簡単にまとめると、2015年に発売した『(ザバス)ミルク グレープフルーツ風味』という商品があり、この商品がヒットしなかったことが『(ザバス)MILK PROTEIN』のヒットにつながっているということ。
『(ザバス)ミルク グレープフルーツ風味』がヒットしなかった理由は、メインターゲットに手軽に飲めるプロテインとして、運動習慣がないユーザーとしていて、そのときにはまだタイミングが早すぎていました。
ただこの商品は運動習慣のあるユーザー(スポーツジムや学校の近くのコンビニでよく売れる)には支持されていたことから、ターゲットをスポーツに興味がある層に絞り、パッケージをプロテイン飲料であることをアピールしたり、スポーツジムでサンプルを配るなどを行ない、時代の空気も筋トレブームや低糖質・高たんぱくダイエットによりプロテインが注目されるようになって売上が伸びていったそうです。
たんぱく質には独特の香りが強いという弱点があり、アスリートがオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの酸味のあるもので飲みやすくしていたというアイデアを参考。
トレハロースでなめらかさを調整するというプリンづくりのノウハウを活かし、滑らかにできるなら液体にもできるということでできたのがミルクプロテイン。
チーズでできるホエイを材料にしている牛乳メーカーならではの商品。
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■焼肉フェイクミート「カルビ1.0」と「ハラミ1.0」
世界初となる焼肉フェイクミート「カルビ1.0」と「ハラミ1.0」を同時リリース【ネクストミーツ株式会社】
(2020/8/5、ネクストミーツ株式会社)
代替肉開発スタートアップ「ネクストミーツ株式会社」が開発したのは、世界で初めてとなる焼肉用フェイクミート(代替肉)です。
植物性タンパク質(大豆)を原料としたプラントベース食品で、一般的な焼肉と比べると脂質が半分以下で、タンパク質は約2倍、添加物を使用せず肉そっくりに作られています。
代替肉の弱点は「歯ごたえのなさ」。
そこで、小麦粉を使わずに作っているそうです。
カルビには荒削りの大豆、ハラミには粉末の大豆を使用して特徴を出しているそうです。
参考画像:世界初となる焼肉フェイクミート「カルビ1.0」と「ハラミ1.0」を同時リリース【ネクストミーツ株式会社】(2020/8/5、ネクストミーツ株式会社)
■バグモのコオロギ粉
コオロギは動物性たんぱく質のため、アミノ酸バランスがよく、旨味成分も豊富。
エサのコストは7分の1で、ひと月半で出荷できるのがメリット。
今後コオロギだしパックを開発中。
昆虫食が世界の食糧危機と高齢者のフレイル対策の救世主になる!?
【補足】PBMブランド「The Vegetarian Butcher」
3つの日本初!未来型ハンバーガーショップ&プラントベース専門の肉屋OPEN!
(2020/8/18、株式会社ベジタリアンブッチャージャパン)
お店で提供される商品は全て当ブランドのプラントベースドミートを使用しております。環境負荷が少ないプラントベースドミートを普及させ、食肉消費を減らすことで環境問題の改善に繋げます。
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■培養肉
■まとめ
筋トレブームや低糖質・高たんぱくダイエットにより「たんぱく質」が注目されていますね。
もう一つ注目されているのは将来の食糧不足の問題や環境問題との関係。
「フードテック革命」によれば、
すでに世界の国土の約45%、利用可能な水の25%が畜産に利用している状況です。にもかかわらず、国連は2050年までに肉の消費量が70%増加すると予測しています。
人口が増大する中、これ以上肉の生産量を増やすことが難しいのであれば、植物肉・代替肉といった代替プロテインでまかなうしかないというのが大きなポイントです。
また、自らの親世代が安い加工食品に頼る生活から糖尿病などの生活習慣病を抱える様子を見て、自分たちはそうなりたくないということから、健康に気を使う層が現れ、ヴィーガンやベジタリアンへの関心が高まっているのですが、動物プロテイン中心の食事には簡単にはシフトできないため、植物肉・代替肉に注目が集まっています。
つまり、健康への意識や環境問題、食糧問題を考える中で、どのようにして「たんぱく質」を摂取するのかは大きな課題になっているんですね。
この問題を解決する企業には大きなビジネスチャンスがありますね!
豆乳の素 150g 648円
「畑のお肉」とも呼ばれる大豆には、必須アミノ酸をバランスよく含む良質のたんぱく質の他、 大豆レシチンや大豆サポニン、大豆イソフラボンなど大豆特有の栄養素が含まれています。
国産大豆を独自の製法で粉末にしました。
大豆特有のにおいが少なく、ドリンクに混ぜて、お飲み物として、またはお料理にも最適です。
■大豆ミート