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by grassrootsgroundswell(画像:Creative Commons)
高額ながん治療薬、英大手スーパーが原価で販売
(2010/5/21、AFPBB)
英大手スーパーマーケットのアスダ(Asda)は20日、がん治療薬を原価で販売すると発表した。
イギリスのスーパーマーケットのAsdaはがん治療薬を原価で販売すると発表したそうです。
がん治療薬を原価で販売するというのには驚きましたが、それにもまして、がん治療薬がスーパーマーケットで販売されているのにも驚きました。
記事によれば、今後は様々ながん治療薬を原価で販売していくそうです。
当面販売されるのは、肺がん治療薬の「イレッサ(Iressa)」。価格は30錠入り1パックが2167.71ポンド(約28万円)だが、一部の大手ドラッグストアでは3250ポンド(約42万円)以上で売られている。
今後は、腎臓がん、肝臓がん、胃がんの薬なども原価で販売していく予定だという。
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by Dominik Syka(画像:Creative Commons)
携帯電話使用による発がん、研究で確認できず=WHO
(2010/5/17、ロイター)
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は16日、携帯電話の使用が脳腫瘍(しゅよう)やがんを引き起こす可能性は確認できないとの研究結果を発表した。
WHOによれば、携帯電話の使用ががんを引き起こす可能性は確認できないとの研究結果を発表したそうです。
ただ、リスクがまったく無いと言い切るのは早すぎるようです。
IARCのクリストファー・ワイルド氏は、ロイターの取材に「(今回の研究の)結果は、携帯電話の使用に関連したリスクがあると結論づけることはできないと認められるものだ。
しかし、リスクがゼロだとするのは時期尚早でもある」と述べた。
同研究が、現在と比べて携帯電話の利用頻度が低かった2000年に開始されていることも留意しておくべき点として挙げている。
また、別の研究者からは、携帯電話使用者のがんリスクが上昇していることを示す事例もあるとし、携帯電話の使用率が大幅に上昇していることから、さらなる研究が必要だとの指摘も出ている。
携帯電話使用で脳腫瘍リスクが増える?によれば、
Interphoneが携帯電話ががんの原因になるかどうかを調べる史上最大規模の研究を進めています。
13カ国の患者から6400もの腫瘍の症例を集めて検証中のもので、2009年初頭には最終結果が出るんですが、その中間報告が、なんとも最悪な結果なのです。
この調査でイスラエル人研究者たちが発見したのは、携帯電話を使う人は使わない人より脳腫瘍ができる確率が50%も高いこと。
という研究結果が出ていましたので、まったく違う結果と言えそうです。
今後もこの研究に注目したいですね。
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by 紫流(画像:Creative Commons)
■犬や猫の高齢化で高額医療費を保障するペット保険の加入急増
犬や猫高齢化で高額医療費 ペット保険の加入急増
(2010/5/13、JCASTニュース)
空前のペットブームを背景に、犬や猫などの医療費を保障するペット保険の加入が伸びている。
保険業法が改正され、ペット保険に対する飼い主の信頼度や認知度が高まったせいもあるようだ。
さらに、ペットも高齢化で脱毛症や白内障、ガンなどの病気にかかるケースが増え、医療費がかさむようになったのも増加の背景にある。
マーケット調査の富士経済によると、ペット保険の2009年の加入件数は、43万4000件で前年比45.1%増えた。
10年末も、24.7%増の54万1000件を見込んでいる。
ペットの寿命が延びたことによって、高齢化による白内障などの目の病気やがんなど様々な病気にかかるペットが増え、そのペットの治療のための医療費が高額になり、ペット保険に加入する人が急増しているそうです。
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by Jouko Karvonen(画像:Creative Commons)
飲酒で、リンパ系腫瘍リスク低下の可能性を示唆
(2010/5/11、医療介護CBニュース)
厚生労働省の研究班は5月10日、飲酒によってリンパ系腫瘍のリスクが低くなる可能性が示されたとする研究結果を発表した。
<中略>
研究班では、飲酒によるリンパ腫抑制作用のメカニズムとしては、「適度なアルコール摂取により免疫反応やインスリン感受性が改善されることなどが知られている」と説明。
その上で、今回の研究では、「かなり摂取量が多いグループでリスクの低下が見られたので、それらとは別のメカニズムが働いているとも考えられる」としている。
厚生労働省の研究班によれば、飲酒によってリンパ系腫瘍のリスクが低くなる可能性が示されたとする研究結果が発表されました。
このような研究結果が出てしまうと、お酒は体に良いとして飲みすぎる人が出る可能性があるので、注意もしています。
また今回の研究結果は、「飲酒のリンパ系腫瘍予防効果を示唆するものですが、大量飲酒は他のがんのリスクを高めることが明らか」と指摘。
大量の飲酒は、他のがんのリスクを高める原因となります。
【関連記事】
日本人のためのがん予防法 – 国立がんセンター がん予防・検診研究センター
飲むなら、節度のある飲酒をする。
(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウィスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度)
食道がんや胃がん、大腸がん、肝臓がん、前立腺がんの発症リスクが高くなるそうです。
また生活習慣病の予防のためには、お酒は日本酒で一日一合までにした方が良いとしています。
生活習慣病を総合的に予防しようと考えた場合、お酒は日本酒換算で一日一合程度までに控えた方がよいと言えるとした。
適量の飲酒というのは難しいと思いますが、健康のためには、ほどほどに楽しむ程度にしましょう。
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by Parker Knight(画像:Creative Commons)
がん検診受診率、「なかなかショッキング」
(2010/4/13、キャリアブレイン)
前年度と比べ「胃がん」は1.6ポイント、「肺がん」は3.8ポイント、「大腸がん」は2.7ポイント、それぞれ低下した。
<中略>
08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率は、「胃がん」が10.2%、「肺がん」が17.8%、「大腸がん」が16.1%、「子宮がん」が19.4%、「乳がん」が14.7%。前年度に比べて受診率が上がったのは「子宮がん」と「乳がん」で、それぞれ0.6ポイント、0.5ポイントの上昇だった。
08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率によれば、胃がん・肺がん・大腸がんなどのがん検診の受診率が低下しているようです。
このほか、公開シンポジウムも行われ、中川座長が「韓国が、がん検診受診率53%を達成した理由-訪問視察報告-」のテーマで発表。
「2年後に50%達成するんだ、がん検診が大事だ、予防医療が大事なんだということを、日本政府にはっきり打ち出していただくことが必要かなという気がしている」と述べた。
記事によれば、韓国ではがん検診受診率53%を達成したそうです。
がん検診の受診率を増やすことを目標にするのであれば、政府ががん検診が大事・予防医療が大事ということを示していかないといけないのかもしれません。
ただ、ここ数年は、日本では、メタボ健診を受けるように薦めてきており、そのために、がん検診ヘの関心が薄れてきているようです。
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メタボ健診やがん検診などをまとめて受診できるようなシステム・仕組みづくりが必要なのかもしれません。
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