■長時間座っていることは、どのくらい健康に悪いのか?
by John M(画像:Creative Commons)
話題のApple Watchには、「スタンド」という椅子から立ち上がった頻度を測る機能がついています。
これは、
一日のうちのある時間だけアクティブでも、長い時間座っていると、それ自体が健康上のリスクをもたらします。
という考え方が基になっているようです。
これまでにも長時間座ることは健康に良くないということについて取り上げてきましたが、Appleもそのことを意識しているようです。
【関連記事】
今回紹介する記事では、長時間座ることの健康への影響について紹介されています。
(2015/5/21、ギズモード)
[vimeo]https://vimeo.com/127425586[/vimeo]
Is sitting damaging our health?|VIMEO
人間は座るとすぐに、脂肪を分解する酵素が90%減少、インスリン値は下がり善玉コレステロールも減少。一方で血圧はあがります。脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなるとも。さらに、肥満、糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍に。さらにさらに、乳がんも長時間座っていることが悪影響を与えてるといいます。
長時間座ることの健康への影響についてまとめてみます。
- 脂肪を分解する酵素が90%減少
- インスリン値は下がる
- 善玉コレステロール減少
- 血圧は上がる(高血圧)
- 脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなる
- 肥満、糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍になる
- 乳がんにも悪影響を与える
長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、座っているときは、体の代謝に必要な仕組みがストップされているそうです。
普段からよく歩く人達に歩く量を減らしてもらう実験を行うと、糖分や脂肪の代謝機能が低下し、体脂肪率が増加したそうです。
生活習慣を改善したい人やダイエットしたいという人で長時間椅子に座るような習慣を持っている人は、まず立つ習慣を増やすようにしましょう。