大谷翔平も感動「素晴らしいなと思う瞬間だった」 困難乗り越えてフリーマンが戦列復帰 観客総立ちで拍手と声援 敵軍選手も粋な計らい(2024/8/6、デイリースポーツ)によれば、息子マキシマス(3歳)がギランバレー症候群を発症し、その看病のため8試合を欠場したロサンゼルス・ドジャースのフリーマン選手の復帰戦での味方・相手チームからの応援・拍手が話題になっています。
■ギラン・バレー症候群とは?
#仰天ニュース
ギランバレー症候群とは、主に筋肉を動かす運動神経が攻撃され、手足に力が入らなくなったり、腱反射がなくなる、免疫にかかわる神経疾患。生の鶏肉のカンピロバクターなどの食中毒が原因で起こることがある。https://t.co/00MUQrPltv— ばあちゃんの料理教室【70代おばあちゃんの旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) October 9, 2018
ギラン・バレー症候群は、運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気です。
人口10万人あたり年間約1~2人がかかるといわれる難病です。
難病情報センターのホームページによると、風邪をひいた後などに発症することが多い病気で、手足が動かせなくなるほか、顔面の筋肉にも力が入らなくなって、呂律が回らなくなったり食事が困難になったりすることがあるそうです。
重篤副作用疾患別対応マニュアル ギラン・バレー症候群(急性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー、急性炎症性脱髄性多発根神経炎) によれば、ギラン・バレー症候群は、一般的には細菌・ウイルスなどによる上気道の感染や下痢などの感染があり、1~3週後に両足に「力が入らない(筋力低下)」や「しびれる(異常感覚)」などの症状が現れます。
筋力の低下は急速に上方へ進行し、足全体や腕にもおよび、歩行時につまずく、階段を昇れない(運動まひ)に至ることがあります。
さらに、顔の筋肉がまひする、食べ物が飲み込みにくい、声が出にくい、物が二重に見える、呼吸が苦しいなどの症状も起こることもあります。
これらの症状はピークに達するまでは急速に悪化し、時には人工呼吸器が必要となることもあります。
症状が軽い場合は自然に回復することもありますが、多くの場合は入院により適切な治療(免疫グロブリン静注療法や血液浄化療法など)を必要とします。
ドジャース・フリーマン内野手が復帰会見…「ギラン・バレー症候群」発症した三男が一時は自発呼吸できなくなっていたことを明かし涙(2024/8/6、スポーツ報知)で紹介されているフリーマン選手の会見によれば、全身まひを起こして病院の集中治療室に入っていたときには、マックス君は自分の力で呼吸ができず、人工呼吸器をつけていたそうなので、かなり危険な状態だったことがわかります。
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