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血糖値を下げるグルット4活性術で糖尿病対策|#たけしの家庭の医学

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【目次】

■血糖値を下げるグルット4活性術で糖尿病対策

2011年8月16日放送のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学では、血糖値を簡単に下げる新たな方法を紹介しました。

  • 一生で6トンの糖を消費する。
  • 体内に取り込まれた糖分は血液で全身に運ばれ、身体の栄養源として使われる。
  • 血液中の糖分濃度を血糖値とよぶ。
  • 健康な人の場合、空腹時血糖値100以下。126以上の場合は糖尿病
  • 増えてしまった血糖値を減らすには?
    インスリンを使わずに「グルット4」で糖を取り込む。
  • 血糖値を下げる方法
    1.食事制限
    2.有酸素運動

■グルット4とは

真田樹義教授(立命館大学)

  • 身体で糖を蓄える場所は3つある。
    1.肝臓 2.血液 3.筋肉(骨格筋)
  • 身体の糖の約8割は筋肉で蓄える。
  • 成長期の20代まで筋肉は増え、筋肉量は一旦維持されるが、30代後半辺りから加齢と共に減っていく。
  • 筋肉量が減ると、糖の保管場所が減る⇒血液に流れ込み、血糖値が上がる

小田原雅人教授(東京医科大学)

グルット4(GLUT4)は糖の保管に関わっている。

グルット4は筋肉の中にあるたんぱく質で、筋肉内に血液中の糖を取り込むという作用を持つ。

グルット4を活性化させるには、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが必要。

有酸素運動や筋トレといった筋肉の収縮を伴う運動をすることによって、インスリンなしで直接グルット4が活性化される。

※筋トレは短時間で効く!また、インスリンを節約することができる。

グルット4が糖を取り込み血糖値が下がる。




●筋トレの効果

1.筋肉の刺激によって直接グルット4が活性化する

2.筋肉量が増えることでグルット4も増加する

つまり、筋トレは血糖値を下げるには一石二鳥!

●グルット4を活性化する筋トレの方法

  1. 壁などを使い、背中・肩をつけて立つ
  2. 肘を直角に曲げ、両腕をあげる。(=基本姿勢)
  3. その姿勢から自分があげられるところまで両腕をあげる。
  4. そして、元の位置まで戻す。

※食後1時間以内に5分間行う。

※普段使わない筋肉を刺激し、グルット4が活性化する。

■筋トレをせずに筋肉量を維持する方法をピンク・レディー未唯mieさんから学ぶ

  • できるだけ食事における脂肪の量は少なめで、炭水化物・たんぱく質をバランスよく取ることが重要
    鶏肉や赤身肉にはたんぱく質が豊富で、しかも脂肪が少ないためカロリーも抑えられる。
  • 歩幅を広げて早く歩く
    歩幅を広げることで筋肉がたくさん使われ筋肉量が維持できる。
    同時に筋肉に刺激を与えるので、グルット4が活性化する
  • 日頃から意識して姿勢を良くする
    腰や背骨を支える筋肉は姿勢を意識すれば鍛えられる。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病の運動療法 について詳しくはこちら







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