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藤田晋(サイバーエージェント社長)さんの資産運用・投資哲学に対するアドバイスは麻雀や経営スタイルと似ている!?




■藤田晋(サイバーエージェント社長)さんの資産運用・投資哲学に対するアドバイスは麻雀や経営スタイルと似ている!?

Mahjong 麻雀

by Yuichiro Haga(画像:Creative Commons)

「お金どうしてるんですか?」嫌がる藤田晋に無理やり資産運用について語らせた

(2018/1/31、R25)

基本的に投資に成功する人というのは、買ったまま忘れてる人か、簡単には売れない人のどっちかだよね。

人は簡単に売れるものを持ってると、ちょっと値動きしただけで売りたくなる衝動に駆られるのよ。でも、そういうときには何も考えないのが一番いい。

自分がちゃんと価値を分かっているものに対して、それがいま安いから買っておこうと思えるタイミングがやって来るので、そこで手を出す。そして忘れる。

サイバーエージェント社長の藤田晋さんの資産運用・投資哲学に対するインタビューを読んでみると、麻雀と経営について語っている内容に近いものがあると感じます。

藤田 晋は、今、麻雀に夢中 サイバーエージェント社長 なぜ藤田 晋は、麻雀を極めようとするのか

(2017/4/14、ウェブゲーテ)

麻雀は運だけでも技術だけでも勝てない。配られる牌は不平等。そこからどうやって勝負していくか。ひとつ挙げるとしたら、重要なのは高い視点から勝負どころを見極めながら、我慢すべきときは我慢し、ここだと思ったら度胸を見せる胆力。

「僕の経営スタイルは麻雀と似てる」–サイバーエージェント藤田社長の”日常” – (page 2)

(2016/5/1、CNET)

僕の経営スタイルは、大半の時間を我慢して、我慢して、たまにスマホシフトで勝負をかけたり、動画事業で勝負をかけたりしているんですが、麻雀もそれに似ています。大半の時間を我慢して、いざという時に勝負できる度胸がないと勝てません。麻雀は4分の1しか上がれないので、結構我慢比べみたいなもので、そういう意味では(余暇にまで)何やってんだよという感じですが(笑)。

配られる牌・カードは平等ではなく、その中で高い視野から勝負どころを見極めて、我慢に我慢を重ねて、勝負時に度胸をみせる考え方です。

「ほぼ日刊イトイ新聞」の「さんまシステム」というコンテンツ(糸井重里さんによるロングインタビュー)の中で明石家さんまさんは次のように語っています。

勝負強い人と、
ただのギャンブル好きが大きく違うのは。
ダメな人は、負けてるときにも
同じ金額をかけていくわけです。
あかんときには、
ここを下げたらいいだけなんですよね。
それだけのことなんですよ。
ところが、ダメなときにカーっとくる人は、
負けるとどんどん増やしていくんですよ。
取り返そうとして。
裏行ってるときは、ぜんぶ裏ついてしまうのに。

そうなんです。
それがね、ギャンブルやって、
ダメになっていく人のほとんどだと思いますよ。
麻雀でも競馬でもなんでもそうですけど、
流れっていうのは、もう見事に、
どうあがいても、どんだけテクニックあっても、
どんな学者がやっても、無理なんですよ。
そういうことをずっと考えてたりするとね‥‥。

世の中の流れと動かせないものがあって、場合によっては必ず負けるという場面が出てきます。

その時にいかに負けを小さくするかを考える必要があるということですよね。

自分が未来にあるもの・サービスに対して価値(適正な値段)を知り、それが上がることがわかっていて、現在の価格が安いからこそ投資をするのが最も良い方法ではないでしょうか。

藤田さんはここで「忘れる」といっているのは、

ドキドキしてるということはギャンブルだから。

という点が重要で、ドキドキして忘れられないというのは、投資ではなくギャンブルだということ。

自分自身はその価格が上がることがわかってきっていればドキドキすることはありえませんよね。

【スヌーピー名言】配られたカードで勝負するっきゃないのさ… それがどういう意味であれを最後に紹介します。

”You play with the cards you’re dealt.. Whatever that means”

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ… それがどういう意味であれ」







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サイバーエージェントが順天堂大学と共同で自律神経のセルフコントロールをサポートする アプリ「CARTE(カルテ)by CyberAgent」の提供を開始~自律神経の状態を把握する独自指標“インナーパワー”を数値化~

(2018/8/21、サイバーエージェント)

自律神経は、内臓器官と血液をコントロールしている神経で、体を緊張させる交感神経と体をゆるめる副交感神経の両方が高いレベルで安定していることが、心と体にとって最も良い状態であるといわれています。「CARTE」では、自律神経の活動量とバランスを掛け合わせた独自の指標を“インナーパワー”として数値化。スマートフォンのバックカメラに60秒間指を当てるだけで、ユーザーの脈拍から心拍変動解析に基づいた自律神経の状態を1~100の数値で算出します。

サイバーエージェントは、順天堂大学との産学共同プロジェクトとして、自律神経研究の第一人者である小林弘幸順天堂大学医学部教授監修による自律神経のセルフコントロールをサポートするアプリ「CARTE(カルテ)by CyberAgent」をリリースしました。

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■まとめ

今後も、解析エンジンとアルゴリズムの改良を行い、測定時間の短縮化を図ると共に、ビッグデータを活用した機械学習を取り入れることで、測定時の心身のコンディションや前後の行動の記録、地域や天気によっての自律神経の状態などを総合的に分析できるようにし、更にセルフコントロールや病気予防に寄与できるサービスを目指して機能拡充を行う予定です。

予防医療が広がることで、自分の健康状態を天気予報を見るようにダッシュボードで見て予測できるような未来になる!?でも取り上げましたが、最近では予防医療・予防医学に関しても注目が集まっています。

在日米国商工会議所(ACCJ:The American Chamber of Commerce in Japan)と欧州ビジネス協会(EBC:European Business Council in Japan)は、持続的な経済成長を促すことを目的に、健康寿命を延ばし病気による経済的負担を軽減するための政策を提言した「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」を共同で発表し、病気の予防や早期発見、早期治療を柱とする「予防型医療」への転換の重要性を訴えています。

ザッカーバーグ夫妻、人類の病気を予防・治療するプロジェクトで30億ドルを投資で紹介したザッカーバーグさんはこのようにコメントしています。

ザッカーバーグは「アメリカでは病気にかかった人々を治療するための支出に比べて、そもそも人々が病気にならないように研究するための支出はわずか50分の1しかない」と述べた。

ザッカーバーグさんのコメントは、病気を発症してからではなく、病気予防に重点を置くという考え方は、東洋医学の「未病」という考え方に近いと思います。

人によっては、健康診断などの検査結果で異常がないにもかかわらず、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、眠れないなどといった体の不調に悩まされた経験もあるのではないでしょうか。

「はっきりとした症状はでていない」「数値には現れないけどなんだか体調がよくない」というときを、未病の考えでいう健康な体から病気の身体へと向かう途中だと考えるとすれば、その途中で起きる「サイン」に着目して、何らかの対処を行なうことが最も効果的な医療になっていくのではないでしょうか。







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