「スマート・シューズ」タグアーカイブ

スマート・シューズへの各社のアプローチの仕方の違い

Smart shoes from Under Armour

by tomemrich(画像:Creative Commons)




■EU Project Runsafer

スマートシューズの開発はどこまで進んでる?

(2014/2/1、GIZMODE)

ドレスデンのフランホーファー光学精密システム研究所(Fraunhofer Institute for Photonic Microsystems)が開発したスマートシューズは、リアルタイムでランニングのスタイルと技術を評価することができる。マイクロコントローラーと無線モジュール、加速度計、GPSセンサー、そしてバッテリーでこのシューズは構成されている。すべてのデータはBluetooth経由でスマートフォンに(そしてポータルウェブサイトにも)届けられ、あなたのランニングをどう直せばいいか、アドヴァイスを受け取ることができる。

おそらく腕に着けるタイプのセンサーでは難しいところを専門領域とするスマート・シューズではないかと思います。

ランニングのときの足の設置の仕方をセンサーで察知し、ランニングスタイルを改善することが出来るのではないでしょうか。

自分ではランニングの仕方をチェックすることは難しく、走り方によっては怪我しやすい走り方もあります。

近年の健康ブームによって、ジョギング・マラソンは一大ムーブメントとなっています。

そうした方にとって、このシューズは需要がありそうですね。

また、これにサポートなどがつくとさらに良さそうです。

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■グーグル

ランニングよりは、全般的な姿勢や習慣、歩き方などが観察対象となる。例えば、ソファからあなたを立ち上がらせようとせかしたりする。

運動のためというよりも、姿勢などをふくめた良い習慣を身につけるためのシューズと言えそうです。

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■アップル

アップルは特許を申請し、2012年7月に米国特許商標庁に登録されたそうです。

新しいシューズを購入するタイミングを理解して、ケガを予防するためのものだ。

かかとにつけたセンサーから靴がどれだけ傷んでいるかを知り、ケガ予防をするというもの。

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■アディダス

すでに数年前にAdizero f50によって、アグレッシヴにサッカー用スマートシューズを製品化した。このモデルは、靴底にSpeed Cell miCoachを組み込むことができる。速度、平均速度、最高速度、走った距離などの活動の要素について情報を集めて、無線でダウンロードして、その後自分の能力を向上させるためのアドヴァイスを受けられる。

靴底につけたセンサーで速度、平均速度、最高速度、走った距離などの情報を収集し、能力向上につなげるというもの。

これはプロの分野で活躍しそうです。

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目の不自由な人のナビになるスマート・シューズ「Le Chal」

Le Chal: GPS Assisted Navigation

by Nadya Peek(画像:Creative Commons)




生きるテクノロジー、スマートシューズが、目の不自由な人のナビに

(2014/3/7、GIZMODE)

ウェアラブルなものがいろいろと出てきていますが、今回紹介するのは、目の不自由な人用に作られた「靴」。

この世界初のスマート・シューズは「Le Chal」、ヒンズー語で「Let’s go」という意味です。作ったのはMITメディアラボのAnirudh Sharmaさんと、Krispian Lawrenceさん。この靴はスマートフォンと連携して、ナビゲーションシステムになるんです。

どのようなシステムなのでしょうか?

専用ナビゲーションアプリの音声認識機能を使ってスマートフォンに行き先を教えると、アプリがGPSを使って現在地からの行き方を計算します。目的地に向かって出発すると、曲がる場所に来たとき、靴の曲がる方向側の部分が振動(たとえば左に曲がるときは、左足の小指側と右足の親指側)します。目的地に近くなるほど、振動が強くなります。

音で知らせるのではなくて、振動で知らせるというもの。

街中は音があって聞こえないことがありますし、イヤホンを着けると今度は反対に大事な音を聞き逃す恐れがあるということで、このスマート・シューズは今後注目される可能性がありそうです。

ただ、このスマート・シューズにも課題があります。

道を歩いているときは障害物とか人にぶつからないようにしなきゃいけないし、交差点では車とか信号とかにも気をつけなきゃいけません。

シューズ自体もしくはメガネにセンサーを着けてそうした障害物や信号、車を察知するようになれば、安心して歩くことが出来そうです。

記事の中では、すでにKinect的なものによる研究が進んでいると紹介されていました。

テクノロジーによって社会が抱えている問題を解決できればいいですね。







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