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個人は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」ことを求め、ブランドやコミュニティは「なりたい自分になる」ことを後押ししたり、「あるがままの自分で生きられる居場所」を提供する




個人は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」ことを求め、ブランドやコミュニティは「なりたい自分になる」ことを後押ししたり、「あるがままの自分で生きられる居場所」を提供する
個人は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」ことを求め、ブランドやコミュニティは「なりたい自分になる」ことを後押ししたり、「あるがままの自分で生きられる居場所」を提供する

unitednations|unsplash

ずっと考え続けているテーマが「ありのままの自分」と「なりたい自分」のこと、そしてブランドとファンコミュニティのこと。

これは別々の話ではなく、一つの話につながっていきます。

それは「帰属意識」、別の言い方をすると「つながり」です。

人々のアテンションを惹きつけるものには関心が集まっていきます。
アテンションを惹きつける方法としては、商品自体の価値だけではなく、体験を与えることが何かを考える必要があるでしょう。
その体験の中には世界観や思想、カルチャーなどが含まれると思っています。

https://twitter.com/hakuraidou/status/1079978255178903553

これには帰属意識というか、つながりが関係します。
”belonging”には「所有物」と「帰属する」という意味があります。
属するということは、自分が誰かとつながっているということであり、自分が存在しているということでもあります。
そのことが精神的に安心感をもたらしてくれるのです。

https://twitter.com/hakuraidou/status/1079978754020012034

“グローバリゼーションによって世界が狭くなり、情報を即座にシェアすることができ、スピーディな技術が存在し、世界のどこにいても仕事をすることができる。とはいえ、こうしたことは、必ずしも帰属意識を生み出さない。”
kinfolk japan edition volume nineより

https://twitter.com/hakuraidou/status/1079979480624422912

“関係性や様々な情報、多様な意見をもたらすが、そこから繋がりが生まれることはない。感情的に、精神的に、心理的に、仲間である場に満ちた安心感を得られるような、絆を生み出すことはない。”
Kinfolk japan edition volume nineより

https://twitter.com/hakuraidou/status/1079979872036868096

私たちはテクノロジーによって情報を即座にシェアできるようになり、そしてグローバリゼーションによって世界が狭くなるように感じています。

しかし、どこかで自分が誰かとつながっているという精神的に仲間と一緒にいる安心感が得られるような場を求めていると思いませんか?

そう私たちはつながりを求めているのです。

それがコミュニティであり、ブランドなんです。

ブランドとは、売り手側のあるモノ・サービスをほかのモノ・サービスとを区別することができるものです。

これを消費者側から考えると、購入・利用すること=つながりを持つことで、何(どんな考え方)を大事にしているのかを示すアイデンティティを作り上げるものとも言えるのではないでしょうか?

https://twitter.com/hakuraidou/status/1079980340133879814

デジタル化によって便利な世界が生み出されたとしても、ありのままの自分を受け入れてもらえない環境であったり、なりたい自分になろうと思ってもできなかったり、つながりたい人とつながっていなかったりすれば、それはどんなに便利であっても生き辛い世界です。

現代の問題は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」こと。都市にはそのあるがままの自分で生きられる居場所がある。人が集まるからこそできることだろう。都市の価値はそこにある。その空間がオンラインに移って行けるのかどうか?

https://twitter.com/4050health/status/1291156152143798279

「西の魔女が死んだ」にはこんな文章があります。

「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」

今いる環境が自分が望まない環境であることを知ったら、生きる場所を変えていいということを伝えています。

つまり、自分の心が落ち着く場所で生きていいということです。

私たち個人は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」ことを求め、ブランドやコミュニティは「なりたい自分になる」ことを後押ししたり、「あるがままの自分で生きられる居場所」を提供するのです。

今個人、ブランド、コミュニティで起きていることは全てこのことに集約されるのです。

なぜ今ニュースレターに注目が集まっているのか?ニュースレターとメルマガにどんな違いがあるのか?ブランドが顧客とどんな関係を築いていきたいかにつながっていく。

【ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考える】ファンコミュニティとの関わり方を模索するブランド

動乱の時代には「サバイバル」がキーワードとなり、民藝的なモノの価値が見直され、コミュニティを軸とした小さな経済圏が生まれ、経済圏同士が交易を行なう「豪族」が生まれる!

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ミラティブ、常時接続時代のライブ配信 × アバターによる「配信者のためのSNS」として成長中!

柏木由紀さんのようにすっぴんを見せて目の下のクマ、ニキビ跡、毛穴、シミを公開するのは難しいことだけど、ありのままのリアルを伝えることが共感を呼び、応援する人が増えていく

EPIC GAMESが持つフォートナイトとHOUSEPARTYの共通点は「ライブ体験の共有」!

ヴィーガンの人気YOUTUBER「RAWVANA」、魚を食べていた動画が発覚し炎上!

【100人の熱心なファン】これからのビジネスはファン(≒ファンダム)に対してどうすべきかを理解している人が強い時代になる!

「ありのままの自分」と「なりたい自分」を等価に扱うのがこれからの時代のテーマ

「C CHANNEL」アプリサービス終了→「動画×EC×SNS×インフルエンサー」

【ウィズコロナの時代】周りの人たちの成功を応援しあって、お互いを引き上げ合う考え方が大事になる!

#ミレニアルNOTE から「発見」したこと|ミレニアルズが書いた消費体験・テクノロジー(アプリ)との関わり方に関するNOTEまとめ

「個人の可能性」はメガトレンド?

「ポスト・プラットフォームの時代」を「便利レイヤーと意味レイヤー」「IDとIP」「自由の意味合い」で読み解く!

【追記(2021/7/12)】

これまで個人は「なりたい自分になる」もしくは「あるがままの自分で生きられる居場所を作る」ことを求め、ブランドやコミュニティは「なりたい自分になる」ことを後押ししたり、「あるがままの自分で生きられる居場所」を提供するについて考えてきましたが、その一つの答えが出たような気がします。

それが「推しに恥じない自分になる」です。

「推しに恥じない自分になる」には、「なりたい自分」と「あるがままの自分」の両方が含まれています。

先日ダイエットする方法として、推しの力を活用することで行動変容することにより健康的なライフスタイルを手に入れたという記事を見かけましたが、「推し」こそが今の時代のキーワードなのかもしれません。







【100人の熱心なファン】これからのビジネスはファン(≒ファンダム)に対してどうすべきかを理解している人が強い時代になる!




これからのビジネスはファン(≒ファンダム)に対してどうすべきかを理解している人が強い時代になる!
これからのビジネスはファン(≒ファンダム)に対してどうすべきかを理解している人が強い時代になる!

Hanny Naibaho|unsplash

■ビジネス系YouTuberが続々とYouTubeメンバーシップによる有料化・課金化に移行

ビジネス系YouTuberが続々とYouTubeメンバーシップによる有料化・課金化に移行しています。

ただ、YouTubeクリエイターアカデミーでチャンネルメンバーシップについて調べてみたところ、SNSでファンとのつながりを持ちたい人向けで、得意不得意があるんじゃないのだろうかと感じました。

■アイドルとファン

最近アイドルの方がファンへの楽しませ方、ファンへの対応について語っている番組や動画を見たのですが、それを見てもやはり得意・不得意はあると感じます。

■「個人がメディア化」→「個人が経済圏を形成」する時代

■「1,000 True Fans(千人の忠実なファン)」→「100 True Fans」

■Epic GamesとApple/Googleとの関係をファンビジネスの視点から見る

■ワークマンの「アンバサダー・マーケティング」戦略

ワークマンの「アンバサダー・マーケティング」は、「インフルエンサー・マーケティング」とは異なり、芸能人や有名人にアンバサダーになってもらうのではなく、製品を愛用して自発的にネットで情報発信している人にアンバサダーになってもらう戦略。

アンバサダーには、製品情報の優先開示や公式HP、SNSからのリンクや紹介によって、露出を増やし、ページビューやフォロワー、再生回数を増加させるメリットがあります。

■クリスプサラダワークスのミッション

クリスプサラダワークスのミッションは「熱狂的なファンをつくる」であり、「お客さまのことを知ることこそが顧客体験の向上につながる」と考えることから、デジタルシフトを積極的に進め、6万人以上のアプリユーザー、50万件以上の購買データの蓄積を活用し、お客さまとの全てのタッチポイントを強化し、熱狂的なファンを作る取り組みを進めています。

■まとめ

今のYouTubeの流れを「広告」→「課金」と見るのではなくて、ファン(ファンコミュニティ)ビジネスへの移行と捉えるとよいのではないでしょうか?

視聴者が動画を見る
→ファンになる
→広告収益をコンテンツに再投資
→ますますファンになる
→ファンになるように周りを誘う→視聴回数・チャンネル登録者・広告収益が増える
→ファンを楽しませるためにさらにチャンネルに再投資する

このように見ると、まるでYouTubeチャンネル自体が一つの株式会社であり、再投資することで株式の価値を高めることによって、影響力も将来的価値も高まる形になっているわけですね。

濃いファンの作り方はYouTubeの中だけにとどまるのではなく、より深いコミュニケーションのやり取りが大事なんじゃないでしょうか?

(例)COHINA

COHINAでは、お客さん≒ファンとの距離感を縮める方法として「ライブ配信」を行ない、名前を呼んだり、みんなで作り上げているという空気感を作ることを大事にしているそうです。

このように考えると、ビジネスの成功方法は一つではなく、個人・会社の数だけあるようになっていくんじゃないでしょうか?







P.S.

ただ逆に見ると、ファンを楽しませることが苦手な人やコミュニティ運営が苦手な人は急速に価値を落としていく可能性がありますね。

なぜ今ニュースレターに注目が集まっているのか?ニュースレターとメルマガにどんな違いがあるのか?ブランドが顧客とどんな関係を築いていきたいかにつながっていく。




なぜ今ニュースレターに注目が集まっているのか?ニュースレターとメルマガにどんな違いがあるのか?ブランドが顧客とどんな関係を築いていきたいかにつながっていく。
なぜ今ニュースレターに注目が集まっているのか?ニュースレターとメルマガにどんな違いがあるのか?ブランドが顧客とどんな関係を築いていきたいかにつながっていく。

マキシムイリヤホフ|unsplash

【ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考える】ファンコミュニティとの関わり方を模索するブランドでは、全てのブランドがSNSでオープンなコミュニケーションをする必要はなく、クローズドで密なコミュニケーションをすることで熱量の高いファンとの関係を築くことができるという考えを模索しているのではないかと書きましたが、ニュースレターもそのうちの一つなのではないでしょうか?

つまり、そのブランドが顧客/ファンとのどのような関係を構築していきたいかを考えて、顧客との直接的なコミュニケーションを望む場合に「ニュースレター」をツールとして選択しているというわけです。

あなたが作り上げるブランドはファン/顧客とどのような関係を築いていきたいと考えているのかを一度考えて見ましょう。







【参考】

  • 《Quartz》 再び脚光の集まるニュースレターの革新

【ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考える】ファンコミュニティとの関わり方を模索するブランド




ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考えるファンコミュニティとの関わり方
ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考えるファンコミュニティとの関わり方

dole777|unsplash

ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖が話題になっています。

SNS全盛の時代においてなぜ閉鎖という選択をしたのでしょうか?

記事を読むといろんな意見があったのですが、例えば、SNSを離れることによりファンとの関係性を探っているのではないか、公式アカウントがなくとも非公式のファンアカウントやブランドを愛用するインフルエンサーなど発信をしたい人は十分にいるから、テクノロジーから離れ自分だけの時間を持つことが本当のラグジュアリーだから、オープンではなくクローズドなコミュニティだからこそ熱量の高いファンとのコミュニケーションができるから、などの意見がありました。

ここで浮かんだのはクリエイティブディレクターという仕事がコミュニティデザインまでを含めたものだということ。

全てのブランドがSNSでオープンなコミュニケーションをする必要はなく、クローズドで密なコミュニケーションをすることで熱量の高いファンとの関係を築くことができるという考えを模索しているのかもしれません。

今はファンとの関係がキーワードになりつつあると感じます。

2020年は企業やインフルエンサーがファンとの関わり方を見直した一年だったように感じます。

特に新型コロナを契機にアーティストの場合はリアルでライブをすることができなくなりましたし、近年の傾向でEC系ブランドがリアルのお客さんとのつながりを求めてお店/ポップアップを出店したりしていましたが、今後どのように新しいファンとの関わり方を築いていくのかをみんなが考えていましたよね。

その中で、最も大事になったのがファンとのつながりをつなぐ存在のSNSだったのだと思います。

クリエイティブディレクターとしては、ブランドとファンとをつなぐコミュニティをどう作り上げていくのかを模索しているのでしょう。