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「マスク熱中症」に注意!新型コロナ対策と熱中症対策両方を一緒にやる必要がある!

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■「マスク熱中症」に注意!新型コロナ対策と熱中症対策両方を一緒にやる必要がある!

「新しい生活様式」の実践例とは?行動変容を促す仕組みが欠かせない!|新型コロナ専門家会議
「新しい生活様式」の実践例とは?行動変容を促す仕組みが欠かせない!|新型コロナ専門家会議

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“マスク熱中症”にご注意!熱こもり思わぬ体温上昇(2020/5/11)によれば、マスクをつけることによる体温上昇が心配されています。

熱中症で死亡した人の9割が屋内|65歳以上の高齢者やエアコン不使用のケースが多い!によれば、エアコンがない人やエアコンがあるのに発見時には使っていなかった人に熱中症でなくなったケースが多いようです。

熱中症は自宅での発症が最も多い!熱中症になったらどう対処したらよいか?で紹介した独立行政法人・国立環境研究所によれば、熱中症で緊急搬送された人のうち、自宅での発症が最も多かったそうです。

また、室内での死亡例を見ると、エアコンが作動していなかったケースが目立つため、室温28度、湿度70%を超えたらエアコンを使ったほうがいいようです。

ただ、今回はコロナ対策と熱中症対策を同時にやる必要があります。

熱中症対策でエアコンをつけることが推奨されていますが、ほとんどのエアコンでは換気ができないため、新型コロナ対策のため屋内・室内の換気をするためには何らかの対策を行なう必要があります。

家やマンションについている24時間換気システム(換気口)を正しく使ったり、対角線上にある2つの窓を開けることで空気の通り道を作り、また1時間に5分の換気を2回する、屋外で距離がとれる場合はマスクを外すなどをして熱中症対策と新型コロナ対策を同時に行っていきましょう!

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理化学研究所によるせきなどの飛沫がどう広がるのかを予測した研究とCDCによるエアコンの気流で飛沫が流れて感染したのではないかという事例(飛まつが風下に流れて、隣のテーブルの家族に感染し、さらに、強い空気の流れで壁に反射して最も風上のテーブルの家族にも感染が広がったとみられると結論)をみると、エアコンによる室内の冷却と同時に換気も行わないと、熱中対策と新型コロナウイルス対策の両立は難しいように感じます。

また、理化学研究所の研究では、机をはさんで人が対面している場合では、頭の高さより高い仕切りであれば飛まつがせき止められることや時速80キロの電車が窓を開けて走行した場合でも満員電車の状態であれば、頭上での空気は動いても、足元の空気の流れが止まってしまうため、十分な換気ができないこともわかりました。

このことから、マスクをせずに対面で座る場合には頭の高さより高い仕切りが必要ですし、電車内には換気が十分にできる空間が必要なため、乗車制限が必要なのではないでしょうか?

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