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不幸な結婚生活は女性の健康を損ねる!?

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by fractured-fairytales(画像:Creative Commons)




新事実!不幸な結婚生活は女性の健康損ねる

(2009/3/10、新華通信社)

アメリカの最新の研究により、不幸な結婚生活が女性の健康に及ぼす影響は、男性のそれを上回ることが明らかになった。

アメリカの心身医学協会がシカゴで行った年度総会でアメリカ・ユタ州立大学の研究者が発表した報告によると、不幸な結婚生活は女性の健康を損ねるそうです。

その結果、不幸な結婚生活を送っている夫婦は共にうつ状態にあったが、女性の方が男性よりもその症状が出やすく、メタボや高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなっていたという。

不幸な結婚生活を送っていることによって、うつ状態になるなど心に影響するだけでなく、メタボ高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなるなど身体にも影響していたそうです。

双子の研究などで老化と環境の変化は深い関係があると以前テレビで紹介されていましたが、不幸な結婚生活という環境が健康に影響を与えると考えられるのではないでしょうか。

不幸な結婚生活を贈っている女性は、どういった生活習慣を行うことが多いのかが分かれば、その原因を解明するヒントとなりそうな気がします。

今後は、不幸な結婚生活がどうして健康を損なわせるのかについてが、研究課題となりそうです。







腎臓移植の男性患者のうち1割が手術後に肥満に|新潟大

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by Ben Freedman(画像:Creative Commons)

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腎移植の男性 1割が肥満に

(2009/2/2、読売新聞)

腎臓移植を受けた男性患者のうち1割が、移植手術後に肥満体になったことが、新潟大などの調査でわかった。

肥満を解消しないと、腎機能が悪化して再移植が必要になる場合もあり、研究チームは健康管理の重要性を訴えている。日本臨床腎移植学会で報告した。

<中略> 

メタボリック・シンドロームの腹回り基準(85センチ以上)に引っかかる肥満体の人は、移植前は9%だったが、移植の1年後には20%と倍増した。

国立病院機構千葉東病院の調査でも、04年以降の腎移植161例のうち、移植前にメタボ基準の一つである高脂血症だった患者は25%いたが、移植後は44%まで増加していた。

新潟大などの調査によれば、腎臓移植を受けた男性患者のうち1割が、手術後に肥満になったことがわかったそうです。

腎臓移植を行ったことで体調がよくなり、食欲が回復したため、その食欲を抑えられず肥満になっていることが考えられるそうです。

ご飯がおいしいことは良いことですが、今後の腎臓悪化を避けるためにも、健康管理を行なってくださいね。







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生活習慣病とメタボの診断基準の腹囲「関連強くない」|厚労省研究班

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生活習慣病とメタボ腹「関連強くない」…厚労省研究班

(2009/3/1、読売新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性で90センチ以上あることを必須条件としているのに対し、単に腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分という調査結果を、下方浩史・国立長寿医療センター(愛知県大府市)研究所部長を班長とする厚生労働省研究班がまとめた。

厚生労働省研究班によれば、メタボリックシンドロームの診断基準である腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分であるそうです。

今回の調査結果により、メタボリックシンドロームの診断基準に関して論争が起こりそうです。







掛川で緑茶の臨床試験 メタボリックシンドローム予防に効果があるか

緑茶にメタボ予防・改善効果があるのかを掛川市で臨床試験という記事で取り上げたこの本試験がいよいよ始まるそうです。

掛川で緑茶の臨床試験 飲んで健康との関係探る

(2009/2/22、中日新聞)

全国有数の茶産地・掛川市で21日、緑茶を飲むとメタボリック症候群など生活習慣病の予防に効果があるかどうかを実証する臨床試験「カケガワ・スタディー」が始まった。

お茶の健康効果は動物実験や培養細胞による研究で示されているが、自治体が主体となる臨床試験は国内初という。

結果は8月にまとまる予定。

どういった結果が出るのか、興味深いですね。

【関連リンク】

アスタキサンチンを摂取すると赤血球膜中の濃度が高まる|膜の酸化を抑えアルツハイマー病予防の可能性も|東北大

Japanese New Years Cuisine (Salmon Roe)

by Adam Chamness(画像:Creative Commons)

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アスタキサンチンが赤血球膜に移行 膜の酸化を抑えアルツハイマー病予防の可能性も

(2009/2/18、日経ヘルス)

アスタキサンチンを摂取すると、赤血球膜中の濃度が高まることが東北大学大学院農学研究科の宮澤陽夫教授らの研究でわかった。

宮澤教授の別の研究で、アルツハイマー病の人の赤血球膜では酸化されたリン脂質が多いことがわかっており、アスタキサンチンの摂取により赤血球膜の酸化を防ぎ赤血球の機能を正常に保つことで、アルツハイマー病の予防にも何らかの機能を持つことが期待される。

東北大学大学院農学研究科の宮澤陽夫教授らの研究によれば、アスタキサンチンを摂取すると、赤血球膜中の濃度が高まるそうです。

アスタキサンチンを摂取したことによって、赤血球膜の酸化を防ぎ、赤血球の機能を正常に保つことで、アルツハイマー病の予防にも期待ができるそうです。

今後の研究に注目したいですね。

アスタキサンチンには様々な効果があることが期待されており、研究がすすめられています。

アスタキサンチンはリコピンやβカロテン、ルテインなどと同じ色素成分で、カロテノイドの一種。

自然界では、サケやイクラ、エビ、カニ、オキアミなどに多く含まれる。

強力な抗酸化作用が特徴の一つで、一重項酸素の持つエネルギーを受け取り、安定した三重項酸素にする。

その作用はビタミンCの90倍、ビタミンEの25倍ともいわれる。

また、抗炎症作用やメタボリックシンドロームの改善作用、脳の認知行動能力の向上作用など、幅広い機能があることも知られている。

アスタキサンチンに今後も注目していきたいと思います。

→ アスタキサンチンの健康効果 について詳しくはこちら







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