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メタボ市場、1兆6613億円 対策商品2けた増

Fitness Center

by Cantur City Hotel(画像:Creative Commons)




メタボ市場、1兆6613億円 対策商品2けた増 富士経済08年予測

(2008/9/30、FujiSankei Business i. )

■「特保」成長 外食・中食に波及へ

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への関心が高まるなか、ダイエット食品などメタボ対策に効果がある市場も大きく拡大する見通しであることが富士経済(東京都中央区)の調べで明らかになった。

外食・中食を含む食品や一般用医薬品など、調査した対策商品の市場規模は2007年の約1兆4000億円から、08年には前年比18・7%増の約1兆6613億円と大幅に増加するとの予測だ。各商品ともそろって2けた増を達成する見込みなど、全商品の成長性が高いのも特徴。健康志向が一段と高まっていることを示すものともいえそうだ。

各対策商品の08年出荷額見込みをみると、食品が19・1%増の1兆4580億円、外食・中食が33・1%増の209億円、一般用医薬品が15・0%増の284億円、衣類やフィットネスクラブなどのその他が13・7%増の1540億円。

メタボ市場が大きく拡大しているようです。

富士経済の予測によれば、外食・中食を含む食品や一般用医薬品など、メタボ対策商品の市場規模は2007年の約1兆4000億円から、08年には前年比18・7%増の約1兆6613億円と大幅に増加するそうです。

そのメタボ市場も幅広く、食品や健康食品、健康機器類だけにとどまらず、外食のメニューや医薬品、衣類、ゲームソフト、DVD、フィットネスクラブと多種多様な商品・サービスにまで広がっています。

このほかにも特定保健指導に伴う健康管理サービスなども成長することが見込まれますので、今後もますますメタボ市場は拡大しそうです。

記事から人気の商品・サービスをまとめてみました。

食品

特定保健用食品、サプリメント、コーヒー、茶系飲料、食用油

外食・中食

ファミリーレストラン・産業給食・ホテルなどのメタボ対策メニュー

一般医薬品

肥満防止剤、血清高コレステロール改善薬

その他

衣類、健康機器、ソフト(Wii Fit)、DVD(ビリーズブートキャンプ)、フィットネスクラブ







ナルトビエイにメタボ改善効果|脂肪肝やコレステロール濃度を改善する作用|佐賀大

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「漁の敵」ナルトビエイにメタボ改善効果 佐賀大発見

(2008/9/8、朝日新聞)

有明海の高級二枚貝タイラギやアサリを食い荒らし、沿岸4県が駆除しているナルトビエイに、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を改善する成分が含まれていることが、佐賀大農学部の柳田晃良教授(食品栄養化学)の研究でわかった。

<中略>

柳田教授は5年ほど前、県の水産機関の研究員からナルトビエイの食害について聞き、「何か有効利用できないか」と相談を受けた。ナルトビエイはたんぱく質が多く、成分にどのような機能があるか研究を始めた。その結果、脂肪肝コレステロール濃度を改善する作用があることを発見したという。

佐賀大農学部の柳田晃良教授の研究によれば、タイラギやアサリを食い荒らし「漁の敵」ともいわれるナルトビエイにメタボリックシンドロームを予防・改善する作用があることが確認できたそうです。

肥満糖尿病のモデルラットにナルトビエイのペプチドが含まれたエサを3週間与えてやる実験をしたところ、肝臓の脂肪とコレステロールの量が2割ほど減ることを確認し、メタボリック症候群を予防、改善する作用があることが確認できたそうです。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







【参考リンク】

メタボ改善の救世主「ナルトビエイ由来ペプチド調製品|PDF

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肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

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肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

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成人女性のメタボ発症リスク、「小6」時の食習慣が影響

Kate and Alice bouncing

by Richard Leeming(画像:Creative Commons)

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成人女性のメタボ発症リスク、「小6」時の食習慣が影響

(2008/9/10、日刊工業新聞)

小学校6年時の食習慣が成人女性のメタボ発症に強い影響―。労働者健康福祉機構が運営する全国の労災病院内に設置する九つの勤労者予防医療センターが、メタボ患者400人と健常者399人を対象に調査した。

それによると小学校6年生の時に肥満であった人のメタボ発症リスクはそうでなかった人に比べ、男性が2・8倍、女性10・1倍と、特に女性のリスクが高いことが初めて分かった。

小学校6年生の時、肥満だった人は、メタボ発症リスクがそうでなかった人に比べて高いことがわかったそうです。

また、特に女性のリスクが高いことがわかったそうです。

成人になってメタボになる人は、小学校の頃の食習慣が影響しているかもしれません。

子供のころ(小学校)から、食生活の改善が重要になりそうです。

また、「男女とも小学校の時に決まったスポーツをしていた人の発症リスクが高いほか、男性では体育が好きだった人の発症リスクが高いことも判明した」そうです。

なぜ小学校の時に決まったスポーツをやっていた人や、男性で体育が好きだった人の発症リスクが高いのか、その理由はよくわかりません。

その関連性についてぜひ知りたいですね。

【関連記事】







メタボ対策効果?人間ドック、「健康な人」初の上昇|日本人間ドック学会

First Baptist Church 853

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

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メタボ対策:効果? 「健康な人」初の増加--昨年の人間ドック受診者

(2008/9/9、毎日新聞)

昨年、全国で人間ドックを受診した人のうち、「異常なし」(A判定)と「軽度異常だが現在心配がない」(B判定)を合わせた「健康な人」の割合が、24年に及ぶ調査で初めて前年(06年)を上回った。日本人間ドック学会が8日、発表した。

日本人間ドック学会によれば、メタボ対策やメタボ健診の効果からか人間ドックで受診した人のうち、「健康な人」の割合が初めて前年を上回ったそうです。

詳しく記事を読んでみると、さらに興味深いことを発見。

年代別では、30代以下が同1.9ポイント増の24.5%、40代も同0.5ポイント増の12.5%を記録したのに対して、50代と60代以上は同0.1~0.2ポイント減っていたそうです。

この結果だけをみると、30代、40代が健康に気をつけ始めたのに対して、50代、60代は30代、40代に比べて、それほど健康に気をつけ始めていないということが考えられます。

メタボ健診の対象年齢は40歳から74歳までを対象にしているため、50代、60代の人もその対象年齢に含まれています。

しかし、30代、40代に比べて、50代、60代の人のメタボ健診による健康意識は高まっていないようです。

ただし、このような結果になったのは、もともと50代、60代の健康意識が高いために、メタボ健診がはじまったからといって、健康意識にそれほどの変更がないということもあるかもしれません。

もし、これまでも50代、60代の健康な人の割合が低く、健康意識を高める必要があるのであれば、今後は、50代、60代に対してのPRが必要なのかもしれません。







メタボ:腹囲が必須条件から外れる

メタボの腹囲基準が国際的に統一され、必須条件から外れるそうです。

メタボ:腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(2008/8/20、毎日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れることが分かった。年内にも暫定基準が公表され、今後、世界のメタボ診断や治療・研究は、統一基準に基づいて行われる。一方、日本が今年度から始めた特定健診・保健指導(メタボ健診)では、腹囲測定が必須でシンボル的存在。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになる。

メタボの診断基準が国際的に統一されたことで、今後は、世界的にも統一された基準を基にメタボ診断やメタボに関する治療・研究がおこなわれるようです。

世界には複数のメタボ診断基準が存在し、混乱していたようです。

同じ基準でなければ、共同でのメタボ治療に関する研究も難しいことがあるからでしょう。

しかし、日本は世界に先駆けてメタボ健診をスタートさせました。

ぜひリーダーシップをもってメタボリック研究を進めていってもらいたいものです。