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体質改善SP(ひざ痛・メタボ・花粉症・病気になりやすい)|たけしのみんなの医学

Doctor

by Jeff Eaton(画像:Creative Commons)




2011年1月4日放送のたけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学は体質改善SPでした。

【追記】

ひざ痛体質】

ひざ痛体質改善のために紹介されたのは、「太極拳ゆったり体操」。

体操の開発者である安村誠司先生(福島県立医科大学医学部 教授)によると、すり減った軟骨のまわりの筋肉を増やすことで関節の動きが安定し、ひざ痛は軽減することができるといいます。

主なひざ周りの筋肉とは、「大腿四頭筋」、「ハムストリングス」など4つ。

太極拳ゆったり体操は、これらの筋肉を効果的に鍛え、関節にかかる負担を減らしていると考えられるのです。

メタボ体質】

メタボ体質改善のために紹介されたのは、「脈拍を100に保つウォーキング」。

内臓脂肪のスペシャリスト 佐藤祐造先生(愛知学院大学 教授)によれば、この脈拍を100に保つウォーキングには、内臓脂肪を劇的に減らす効果があるというのです。

1分間の脈拍が100程度の運動をすると、内臓脂肪から脂肪が血液に溶けだし、筋肉でエネルギーとして使われていきます。

つまり脂肪が最も効率的に使われる脈拍が100なのです。

ちなみに、脈拍を上げ過ぎると、逆に脂肪が使われなくなってしまいます。

※60歳以上であれば1分間の脈拍100。59歳以下であれば脈拍120が最も脂肪を効率良く燃焼できます。

脈拍を意識したウォーキング法として、番組では、「坂道ウォーキング」を提案していました。

普通の速さで歩いても、坂道だと自然と脈拍がアップするそうです。

花粉症体質】

花粉症体質改善のために紹介されたのは、「舌下免疫療法」と「ポリフェノールたっぷりのレンコン」。

●舌下免疫療法

大久保公裕先生(日本医科大学耳鼻咽喉科 主任教授)によると、画期的な治療法とは、「舌下免疫療法」と呼ばれるもの。

スギ花粉を抽出して作った花粉エキスをパンに含ませて口に入れ、体内に花粉を吸収し、身体を慣らしていく治療法です。
通常、鼻から花粉が入ると、免疫細胞はこれを外敵と判断。IgE抗体を作り、花粉に対する拒絶反応を引き起こします。ところが同じ花粉でも、舌下から吸収すると免疫細胞は強い拒絶反応を起こしません。

「舌下免疫療法」は、この性質を利用したもの。口から継続的に花粉エキスを取り入れ、免疫細胞を花粉に慣れさせていくと、鼻から花粉が入ってきても、IgE抗体の働きを抑制する物質が出て、拒絶反応が起きなくなるのです。

●ポリフェノールたっぷりのレンコン

今から7年前、日本免疫学会で、1つの研究結果が発表されました。

それによると、ある食物で、花粉症患者のなんと6割に、症状の改善が認められたというのです!

この発表をした和合治久先生(埼玉医科大学 保健医療学部教授)の実験によると、花粉症患者23人にレンコンのエキスを毎日3ヶ月間飲んでもらったところ、6割の方の症状が緩和し、IgE抗体の値も減少。

レンコン独特のポリフェノールによって、花粉へのアレルギー反応が抑えられたと考えられるのです。

量にして1日たった40グラム=2切れだけでよいそうです。

ただし、ポリフェノールたっぷりのレンコンの調理法には注意が必要なのだそうです。

ポリフェノールの専門家 近藤和雄教授(御茶ノ水女子大学)によると、レンコンのポリフェノールは、皮の近くに集中しているので、皮を剥ぐと、多くが失われてしまうといいます。

さらに、ポリフェノールは、水溶性のため、アク抜きをするだけで水に溶け出し、定番の煮物では、かなりの量が煮汁の中に流れてしまうと考えられます。

花粉症体質改善のためには、「皮ごと」それも「アク抜きなし」で食べる方がベターなのです。

【関連記事】

病気になりやすい体質】

病気になりやすい体質改善のために紹介されたのは、「リンパマッサージ」。

リンパ研究の第一人者である大橋俊夫先生(信州大学医学部 教授)によると、このリンパ球の数が、なんとリンパマッサージによって増えることが動物実験によって明らかになってきたといいます。

つまり、人間でもリンパマッサージでリンパ液の流れが良くなることで免疫力がアップし、ひいてはガンをはじめ様々な病になりにくい体質に変えてくれる可能性があるのです。

美容のためとしてリンパマッサージを行っていると耳にしますが、元々は医療で行われており、美容で行われているものとは別物なのだそうです。







Yahoo!テレビの番組予告によれば、

ひざ痛体質】

今、話題のご当地体操!その中に、ひざ痛を解消できる体操があった!! 中国四千年の秘儀を取り入れた“ひざ痛改善体操”とは?

メタボ体質】

1週間でウエストが7cmも減少した!食べるのを我慢せずにやせられる“夢のメタボ体質改善法”

花粉症体質】

花粉症患者の8割が症状改善!その画期的な最新治療法とは? さらに花粉症の症状を抑えられる“奇跡の食材”を発見!奥薗壽子さんの「特製レシピ」を大公開!

病気になりやすい体質】

あるマッサージによって免疫力がアップすることが判明!あなたも病気になりにくい体質をつくれるかもしれません!

が取り上げられるそうです。

気になる項目・症状がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

メタボと腹囲は無関係?|体重が増加すれば、内臓脂肪症候群の診断基準となる検査値は悪化する傾向




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by mahmoud99725(画像:Creative Commons)

<メタボ>腹囲とやはり無関係? 男性も裏づけ…新潟の病院

(2010/7/20、毎日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準となる血圧などの検査値の多くは、日本人男性の場合、腹囲(腹部肥満の有無)に関係なく体重が増えれば悪化する傾向が強いことが、立川メディカルセンター(新潟県長岡市)の調査で分かった。

3月には厚生労働省研究班の大規模調査で、女性の腹囲と循環器疾患発症の関連性が低いとの傾向も明らかになり、腹囲を必須とする現在の特定健診のあり方も問われそうだ。

今月号の米糖尿病学会誌「ダイアベティス・ケア」に発表した。

立川メディカルセンターの調査によれば、日本人男性の場合、腹部肥満の有無に関係なく、体重が増加すれば、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準となる検査値(血圧、血糖値)は悪化することがわかったそうです。

日本のメタボ診断基準が腹囲を必須とするのは、腹部に蓄積する内臓脂肪が心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患を引き起こす主因との考え方に基づいてきたからだ。

ところが、日本人の循環器疾患発症の傾向を調べた解析によると、内臓脂肪の蓄積だけではなく、血糖値など一部の血液検査値の悪化や食生活によっても危険性が高まる。

このため、腹囲を必須とする現在の特定健診は、やせていて循環器疾患の危険性のある人を見落とす恐れがあると指摘されてきた。

この調査によって、腹囲基準を必須とする特定健診への影響があるかもしれません。

【関連キーワード】







働く女性の3割以上、自分は「メタボ」 民間調査

Women At Work

by FaceMePLS(画像:Creative Commons)




働く女性の3割以上、自分は「メタボ」 民間調査

(2010/3/30、日本経済新聞)

ナガセビューティケァが行った働く女性のメタボリック(内臓脂肪)症候群と生活習慣についての意識調査によれば、働く女性の3割以上が自分をメタボリックシンドロームだと感じているようです。

また、20代では25.6%、50代では47.2%と年を重ねるごとに自分をメタボだと判断している人が多くなるようです。







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ダイエットする目的とは|年代別でダイエットする目的は違っている!?

Times Square, NYC

by MK Feeney(画像:Creative Commons)




20代以下がダイエットする目的とは

(2010/3/31、アメーバニュース)

減量の目的についてたずねたところ、1位は「健康の維持のため」(91%)、2位は「体型の維持のため」(85%)、3位は「体の動きを軽くするため/体重過多による関節や筋肉への負担の低減のため」(80%)、「ウエストや太ももなどの部分やせ/スタイルを良くするため」(80%)となった。

以下、「メタボの予防・改善のため」、「健康診断の数値が気になるから」、「年齢よりも若く見られたいから」、「性格・生活を変えたいから」、「異性にモテたいから」、「結婚式や同窓会などのイベントのため」と続いている。

ダイエットの目的は、

1位 健康維持のため

2位 体型維持のため

3位 体の動きを軽くするため

スタイルを良くするため/ウエストや太ももの部分やせ

となったそうです。

この記事では、年代別のダイエットする目的も紹介されていたのですが、こちらの回答のほうがより本当の目的が出ているような気がします。

この結果をさらに年代別で見ていくと、女性の40代以下では、「ウエストや太ももなどの部分やせ/スタイルを良くするため」が9割以上を占めた。

また、女性50代以上、男性40代以上では、「メタボの予防・改善のため」、「健康診断の数値が気になるから」が高かった。

男女20代以下の回答では「性格・生活を変えたいから」、「異性にモテたいから」が4~6割を占めた。

40代以下の女性の9割は、「ウエストや太ももなどの部分やせ/スタイルを良くするため」、美容目的でダイエットをするそうです。

また、女性50代以上、男性40代以上では、「メタボの予防・改善のため」、「健康診断の数値が気になるから」と健康のためにダイエットをするそうです。

そして、20代以下の男女は「性格・生活を変えたいから」、「異性にモテたいから」が4から6割を占めたそうです。

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メタボリックシンドロームだとかかる医療費5割増し

Beit Issie Shapiro No.045

by U.S. Embassy Tel Aviv(画像:Creative Commons)




メタボさん、かかる医療費5割増し 425万人健診調査

(2010/3/10、朝日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)だと、かかる医療費は1.6倍――。

中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会が10日、こんな分析結果をまとめた。

血圧や腹囲の数値が高いメタボ予備群でも、いずれも正常値の人より医療費が高かった。

<中略>

メタボの男性1人当たりの外来の医療費(薬代を含む)は平均11万2705円で、該当しない人(7万9619円)の1.4倍かかった。

女性のメタボ該当者は、該当しない人の1.6倍の13万9390円に上った。

入院医療費でも、メタボ男性が1.3倍、メタボ女性が1.5倍かかるという結果になった。

メタボになると、かかる医療費が5割増しになるそうです。

以前ブログ記事で知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学を取り上げたのですが、糖尿病高血圧脂質異常症高脂血症)・動脈硬化などになると、治療が必要となり、医療費が増えます。

また、こうした生活習慣病になると、同時にさまざまな合併症になることもあり、さらに医療費が高額になる可能性が高くなります。

生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。

また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。