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BMI値が低い人ほど骨粗しょう症になりやすい!?|カルシウムと骨粗鬆症の関係

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■誤った栄養知識を持っている人が多い

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by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)

ローカロリーな食生活こそ不健康の始まり?【独女通信】

(2009/5/28、独女通信)

実は「ダイエットのための食生活」が「健康のためにいい食生活」と勘違いしている人がとても多いのだという。

ダノン健康・栄養普及協会が2009年3月に全国の20代から50代の女性722人を対象に「現代女性の栄養知識調査」を実施した結果、「誤った栄養知識を持っている人が多い」ということがわかった。

記事によれば、誤った栄養に関する知識を持っている人が多かったそうです。

ダイエットのために低カロリーの食事が様々なメディアで紹介されていますが、その食事がビタミンやミネラルなどの栄養バランスが崩れた食事だった場合、体調を崩す恐れがあります。

栄養に関する知識を身につけていく必要があるようです。

■骨粗しょう症のリスクは若い人もある!

記事の中では、栄養バランスについて、カルシウムと骨粗鬆症の関係を例にあげて、紹介しています。

「骨粗しょう症は若いうちは関係ない」と思いこんでいる人も非常に多いそうだが、骨粗しょう症の危険性が若い人にも十分にある。

それはカロリーを気にするあまり冒頭のような食事の摂り方をして、栄養不足を招いていることが原因だ。

特に調査によると肥満度の判定方法の一つにBMI値が低い人ほど3食きちんと食べなかったりするため、骨粗しょう症になりやすいという。

血中のカルシウム濃度は一定で、不足し始めると骨のカルシウムから補填をするようになる。

すると、血中のカルシウムが不足すればするほど骨のカルシウムも減っていき、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていくのだ。

若い女性であっても、骨粗しょう症を予防するために、カルシウムが必要なのだそうです。

■カルシウムチェック

簡易版カルシウムチェック表がチェックしてみましょう。

簡易版カルシウムチェック表(監修:女子栄養大学教授 上西一弘氏)

1・□牛乳をあまり飲まない
2・□ヨーグルトをあまり食べない
3・□チーズをあまり食べない
4・□納豆をあまり食べない
5・□豆腐、大豆製品はあまり食べない
6・□ほうれん草、小松菜などの野菜をあまり食べない
7・□しらす、ししゃもなどの小魚はあまり食べない
8・□朝食を抜くことが多い
9・□ダイエットをしている

チェック数:
0-2個 適量摂取できている
3-4個 不足気味
5-6個 不足
7-9個 大きく不足

カルシウムの多い食品

●牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品

●納豆・豆腐などの大豆製品

●ほうれん草、小松菜などの野菜

●しらす、ししゃもなどの小魚

●ごま

■まとめ

カルシウムチェックでカルシウム不足の方は骨粗しょう症のリスクが高いので、カルシウムを含む食品を積極的にとっていきましょう。

→ 骨粗しょう症 について詳しくはこちら

→ カルシウム について詳しくはこちら







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【生活習慣病】人間ドック受診者の9割が「異常あり」|最も異常の割合が多かったのは「高コレステロール」




■【生活習慣病】人間ドック受診者の9割が「異常あり」|最も異常の割合が多かったのは「高コレステロール」

First Baptist Church 269

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

生活習慣病、人間ドック受診者の9割が「異常あり」

(2010/8/19、日本経済新聞)

日本人間ドック学会の調査によれば、人間ドック受診者の9割で異常が見つかったそうです。

具体的な項目を見てみます。

コレステロール肥満、耐糖能異常、高血圧の4項目で割合が上昇していたそうです。

男性では、肝機能異常の割合が高く、女性では、高コレステロールの割合が高かったそうです。

今回過去最多となる90.5%の人で異常が見つかった理由としては、受診者の高齢化に加え、経済不況などで生活習慣が悪化しているのではないかと指摘しています。

ただ、項目別に見ると、改善が見られる点もあり、一概に健康状態が悪化しているわけではないようです。

しかし、集計を始めた1984年から20ポイント以上悪化してきていることから、次第に日本人の健康状態が悪くなってきているようです。

■肥満、耐糖能異常、高血圧、高コレステロール、高中性脂肪、肝機能異常の生活習慣病の危険因子と考えられる6項目の異常は年々増加傾向にある

【追記(2017/6/28)】

参考画像:2015 年 「人間ドックの現況」|日本人間ドック学会|スクリーンショット

2015 年 「人間ドックの現況」 – 日本人間ドック学会によれば、肥満、耐糖能異常、高血圧、高コレステロール、高中性脂肪、肝機能異常の生活習慣病の危険因子と考えられる6項目の異常は年々増加傾向を示しています。







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なぜメッシはケガしなくなったのか?|若いころの食生活を反省し、食生活の改善がパフォーマンスの向上につながっていることを実感




なぜメッシはケガしなくなったのか?

MESSI

by Miquel C.(画像:Creative Commons)

NUMBER (MARCH 2009、p23)で健康管理に関する興味深い情報がありましたので、ご紹介します。

世界でもサッカー選手のトップに挙げる人も多いバルセロナのメッシ選手ですが、これまで、何度も筋肉系の故障をしていました。

しかし、今シーズンはこれまでのところその怪我がなく、調整法に成功しています。

なぜ今シーズン、メッシ選手は怪我しなくなったのでしょうか。

それは、チームによるメッシの体質を改善するための特別プログラムにあるそうです。

  1. 魚・野菜・果物を多く摂ること
  2. 練習後、クラブハウスで昼食をとること(チームによる食事の管理)
  3. フィジオテラピスト(理学療法士)によるマッサージや疲労度を測る定期的な検査を受けること

このほかにも、バルセロナでは、グアルディオラ監督のチームマネジメントに従い、チームの選手の怪我予防のためにさまざまことを行なっています。

  • ストレッチを入念に行う
  • 食事管理
  • 出場するメンバーのローテーションを組んで、疲労とケガのリスクを避けると同時にモチベーション維持に役立つ。

こうしたことが、メッシのけがを予防するだけでなく、チームの好調さを維持している要因となっているようです。

メッシといういかにすばらしい選手であっても、怪我がちでは監督が起用しづらくなり、チームに貢献するのは難しくなります。

健康管理やコンディショニングがいかに重要なのかが分かる情報でした。

■若いころの食生活を反省し、食生活の改善がパフォーマンスの向上につながっていることを実感

【追記(2018/3/20)】

“若気の至り”を反省…メッシ「23歳までの食生活はひどかった」

(2018/3/20、ゲキサカ)

過去の自身の食生活についてメッシは、「昔は体に悪いものばかり食べていたよ。23歳ぐらいまで僕はチョコレート、アルファフォール(中南米のお菓子)、炭酸飲料とか食べていた。でも今は食生活を改善したんだ。吐き気については変化がはっきりと分かった」と反省し、食生活改善が現状のパフォーマンスにつながっていると説明した。

1987年生まれのメッシ選手の23歳ころとなると、メッシの体質を改善するプログラムが行なわれている時期(2009年)よりも後になり、まだ2009年当時には、コンディショニングの重要性についてはあまり理解していなかったということになるかもしれません。







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乳がん検診を受けない理由とは?|「診療時間中に行くことが困難だから」「マンモグラフィは痛そうだから」「自分が乳がんになると考えたことがなかったから」

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■乳がん検診を受けない理由とは?|「診療時間中に行くことが困難だから」「マンモグラフィは痛そうだから」「自分が乳がんになると考えたことがなかったから」

Madigan's Breast Imaging Services offer one-of-a-kind care setting

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

乳がん検診に対する意識調査、検診を受けない理由は「診療時間中に行けない」など

(2008/12/3、マイライフ手帳@ニュース)

アストラゼネカは、乳がん検診に対する意識を聞き取りしたところ、30代~50代の女性では乳がん検診を「受けた」もしくは「受けたい」と全体の約9割が検診に肯定的な考えを持っていることがわかった。

記事によると、乳がん検診を受けたいと考えている人は多いようです。

では、なぜ乳がん検診を受診しないのでしょうか。

受診しない理由の第1位は「診療時間中に行くことが困難だから」があげられ、30代~50代の女性は仕事や家事、育児などに追われ自身の健康に割く時間をとりにくい現状が反映された。

また第2位には「マンモグラフィは痛そうだから」、第3位には「自分が乳がんになると考えたことがなかったから」があげられており、罹患のリスクと受診によるベネフィットなど、乳がんについてさらなる情報伝達が必要であることもわかった。

第2位には「マンモグラフィは痛そうだから」については、GEヘルスケア・ジャパン(GEヘルスケア)が、世界200人以上のエンジニア、デザイナーおよびエルゴノミスト(人間工学の専門家)を投入し、患者からみて怖くないデザイン・患者の痛みや不快感を軽減する形状になることを目指して、乳房用X線診断装置(マンモグラフィ「Senographe Pristina」を開発したように、少しずつマンモグラフィの装置を改善することで悩みが少なくなってくると思います。

また、乳がんの発症を抑える遺伝子「NRK」を発見|ヒトの診断・治療への応用に期待|東京工業大学尿の代謝物で乳がん・大腸がんを識別する世界初の技術開発スマートブラ「WONDER BRA」が乳がんを発見する方法とその課題とは?血液1滴でがんの早期診断|2015年夏、乳がんと大腸がんの早期診断の試みを始めるなどの技術が開発されているそうですので、将来的にはマンモグラフィを使わずに乳がん検診ができるようになるかもしれません。

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「診療時間中に行くことが困難だから」というのは、仕事や家事、育児に追われているために、自分の健康のことを考える時間がないのでしょう。

そのためにも、企業であれば、乳がん検診を義務化して、その時間を作るなどの対策が必要です。

また、育児中の女性の場合は、検診の間、子供を預かってもらえるように家族のサポートを得られるようにすることや検診施設で預かってもらえるようにするなどの対応をしていく必要があると思います。

身体に違和感を感じなければ、乳がん検診を受ける必要性がないと思っている人もいるかもしれません。

女性が気軽に乳がん検診を受けることができる検診の仕組み作りとその検診のメリットを訴え続けることが重要だと思います。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら

→ 乳がん検診を受診しなかった理由第一位「金銭的な負担が気になるため」!費用はどれくらいかかるの? について詳しくはこちら







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「クレジットカード情報で健康状態を予想するシステム」がアメリカで始まっている!?




■「クレジットカード情報で健康状態を予想するシステム」がアメリカで始まっている!?

Credit Card

by Ed Ivanushkin(画像:Creative Commons)

米国で使われつつある「クレカ情報で健康状態を予想するシステム」

(2014/7/16、ギズモード)

病院の中には、消費者データ(クレジットカードを使ったショッピング情報やお店のポイント情報など)を大量に購入し、独自のアルゴリズムにあてはめて発病リスクのある人を割り出している所があります。BloombergBusinessweekによれば、ノースカロライナ州のCarolinas HealthCare Systemがこのプロジェクトを進めており、200万人ものメンバーの健康状態を調査しています。

<中略>

医療ネットワークの分析やリサーチを手がけるMichael Dulinさんは、「ビッグデータと予測モデルを使用し、相対的な健康状態を導き出します。それを個人レヴェルにまで落とし込むことで各々のリスクを仮説立てていくのです」と仕組みについて語っています。

以前、Googleが検索データでインフルエンザの流行を予測していましたが、病院の中には、消費者の購買データと予測モデルを使用して健康状態を予測するというやり方が始まっているようです。

【関連記事】

■買い物パターンの変化によって父親よりも前に高校生の娘が妊娠していることを知ることができる!?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)では、買い物パターンの変化と健康状態に関する2つのケースが紹介されています。

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一つ目は、買い物パターンから父親よりも前に娘の妊娠がわかったケースです。

ある男性が店に訪れ、広告を手に怒ってきた。
「高校生の娘のもとに、赤ん坊の服やベビーカーの広告が入っているが、妊娠を薦めているのか?」
数日後、店はもう一度謝罪をしたが、その父親は決まりが悪そうにこういった。
「私は気づいていなかったが、この家では重大なことが起こっていた」

もう一つは、妊娠した女性の買い物パターンがどのように変化したのかというケースです。

妊娠した女性には、かなり予測しやすい買い物パターンが有る。例えば、ローション。
妊婦は妊娠14から15週目頃から大量の無香料ローションを買うようになる。
最初の20週間、ビタミン、カルシウム、マグネシウム、鉄などのサプリメントを購入する女性が多い。
突然無香料の石鹸とコットンボールを買い始め、さらにローションやマグネシウムや鉄を買った2~3ヶ月後に、除菌用ハンドジェルや、驚くほどの枚数のタオルを買うのは、予定日が近づいているサインだ。
データを処理する中で、25の商品を特定し、それらを同時に分析すれば、女性の子宮の中をのぞくことができるともいえる。妊婦が買おうと思う前に時期にあった商品のクーポンを送ることができる。

妊娠した女性は香りに敏感になることから無香料のものを買い始め、自身と赤ちゃんの健康を考えてサプリメントを購入し、予定日が近づくと大量のタオルを購入するといった行動パターンになりやすいことから、買い物パターンにより妊娠した女性の出産予定日のサインを気づくことにより、妊婦がほしいと思う前にその商品のお知らせをすることができるそうです。

こうしたやり方が広まれば、自分が知らない間に、病院やスーパーからあなたの健康状態はこうだと予測されるのでこうしたほうが良いというアドバイスや広告が送られてくるようになるかもしれません。

■まとめ

アメリカでは、クレジットカードでの購入データから健康状態が予測するシステムが始まっているそうです。

つまり、このことは、買い物パターンによって健康状態が決まる可能性があるともいえるのではないでしょうか。

「#Noom」|人工知能(AI)と専門コーチが行動変容をサポートするヘルスケアアプリ|特定保健指導プログラムも開始によれば、私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。

自分の買い物パターンを客観的にチェックし、改善すべきところを改善すれば、健康になれる、そんなシステムもできるとよさそうですね。







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